2018/09/11 Tue
サツマイモの花
時々通る道端のサツマイモの畑に、9月5日にめったに見たことのない花がちらほら咲いていました。花の大きさは、ヒルガオをひとまわり小さくしたくらいです。下はしぼんだ花です。


ネットで調べてみたら、日本イモ類研究会のブログにQ&Aがあり、開花の条件が列記されていました。
・干ばつ気味の年には咲くことがある。
・赤土でマルチを使い、施肥料は少なく、雨も少ないような条件では、ツルの伸長が遅れて咲くことがある。
・病気にかかったり、イモをネズミなどにかじられた場合にも咲くことがある。
とありました。
また、種苗会社のブログに、NHKの「子ども科学電話相談」の植物担当でおなじみの甲南大学の田中教授が、「サツマイモの花が咲くためには、暖かい長い夜が必要だ。だから、九州南部や沖縄などではよく咲くようだ」などと解説してありました。
サツマイモは、アサガオと同じヒルガオ科なので、同じように夜暗いうちから開きはじめるのかと思い、久しぶりに徹夜で見張ってみました。サツマイモのツボミのついた茎を切って、水差しでの時刻の経過でのツボミの変化の画像を、時間を追って並べてみます。(動きのない深夜の画像は省略しました)結局、ツボミが開き始めたのは、朝の7時ころからでした。
花のついたツルの先

朝4時撮影 7時 7時30分

8時 8時30分 8時45分

9時 9時30分 10時

開花 10時30分頃

それから、新しい品種をつくるためには、交配のための花が必要です。そこで、アサガオを台木にして、接ぎ木をするのだそうです。そして、台木に長い夜を感じさせることで、接ぎ木したサツマイモに、花を咲かせる物質が送り込まれ開花を確実にさせるのだそうです。(田中教授)
いろいろ工夫がされているのですね。
久留米のG




ネットで調べてみたら、日本イモ類研究会のブログにQ&Aがあり、開花の条件が列記されていました。
・干ばつ気味の年には咲くことがある。
・赤土でマルチを使い、施肥料は少なく、雨も少ないような条件では、ツルの伸長が遅れて咲くことがある。
・病気にかかったり、イモをネズミなどにかじられた場合にも咲くことがある。
とありました。
また、種苗会社のブログに、NHKの「子ども科学電話相談」の植物担当でおなじみの甲南大学の田中教授が、「サツマイモの花が咲くためには、暖かい長い夜が必要だ。だから、九州南部や沖縄などではよく咲くようだ」などと解説してありました。
サツマイモは、アサガオと同じヒルガオ科なので、同じように夜暗いうちから開きはじめるのかと思い、久しぶりに徹夜で見張ってみました。サツマイモのツボミのついた茎を切って、水差しでの時刻の経過でのツボミの変化の画像を、時間を追って並べてみます。(動きのない深夜の画像は省略しました)結局、ツボミが開き始めたのは、朝の7時ころからでした。
花のついたツルの先

朝4時撮影 7時 7時30分



8時 8時30分 8時45分



9時 9時30分 10時



開花 10時30分頃


それから、新しい品種をつくるためには、交配のための花が必要です。そこで、アサガオを台木にして、接ぎ木をするのだそうです。そして、台木に長い夜を感じさせることで、接ぎ木したサツマイモに、花を咲かせる物質が送り込まれ開花を確実にさせるのだそうです。(田中教授)
いろいろ工夫がされているのですね。
久留米のG