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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
5月29日午前中
というふうに日付で書きたくなるくらいいろんなもんを見たのでございます。
三国とは直接関係ないんですが、アップしてみます。
その日は早朝5時から鳥のお仕事で島根県のとある山の中におりました。
と言っても市街地から近い標高も300m以下ですから、いわゆる山岳地帯のようなところではありませんが。
で、仕事上の打合せ通り8時から歩いて時々藪を掻き分けながら登って尾根の上の平らな場所へ。
8:30から11時までそこにいたのですが、まず大き目の鳥がヌーッと。
1805hachikumam1874_852.jpg
ハチクマです。先週佐賀ではまだ結構渡って行ってましたんで、これが渡りの途中なのか、この辺りで夏を過ごすものかはわかりません。写真を拡大すると眼(虹彩)が黒っぽいのがわかりますが、これは♂です。
ほんの数秒のできごとでした。

ハチクマは島根では何ら珍しいことはありませんが、序章ということでございやして。
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10mほど先の地面で何かが動いているのに気付きました。
1805monsuzumebachi1880_916.jpg
モンスズメバチが朝の始業点検のように複眼や触覚を入念に手入れしていました。
これも何ら珍しいハチでもありませんが、開けた地面でこんなことやるのを知りませんでした。

「へ~、そんなんなんかー」などと頭の中の生態メモに書き込んでいると、その左奥を何か黒いものが!
タヌキです。すぐに何かくわえているのに気が付いて写真写真。
1805tanuki_kaeru1892_935.jpg 1805tanuki_kaeru1892_935tr.jpg
おー、でっかいカエルくわえとる。トノサマガエルかな~。脚しか見えませんからわかりませんが、そんな気がする。
左の森から出てきて右の茂みへ消えました。これまたほんの数秒のできごと。
右の茂みの奥に子タヌキがいたのかもしれません。

興奮冷めやらぬうちに、今度はタヌキが出たところの少し手前のオオバヤシャブシの低い枝から何か白いものがチラチラして落ちました。「大き目の蛾か?」と思い、落ちたあたりへ近づいてみると、
1805enagaj1894_1010.jpg
おっと、蛾じゃなくて鳥だった。エナガのヒナです。一応羽ばたいて落ちたんですね。
もっと近づくと、まるでヨタカのように固まって置き物になりました。
1805enagaj1904_1015.jpg
生まれて初めて降りた地面じゃないかなー。
食われずに成長できるんでしょうか。
尾羽の間に枯草の茎が挟まってるのが何とも。

「いろんなことが起こるなー」と思いつつ、予定していた11時が近づきましたんで、尾根を降りようとしたところ、こそっと水溜まりがあるのを発見。直径10mくらいの小さいものです。水面の上の木の枝に白い塊がいくつも。
モリアオガエルの卵塊がありました。福岡にはいないカエルですが、島根県にはいっぱいいます。
1805moriaogaeru_sanran1943.jpg
卵塊の上部は木の葉がヘタのように絡みます。広葉樹の場合ですけど。これもオオバヤシャブシ。
と思ったら、ありゃ、これは葉っぱじゃなくて…
カエルやんか。
上の写真ですぐに気が付いた方は眼力ありますわ。
実際にはもっと暗くて遠目で、実は私は最初気付かずに卵塊中心に写真撮ったんですよ。
1805moriaogaerus_sanran1942tr.jpg
拡大したら凄いでしょう?真ん中の大きいのがお母ちゃんで、周りにしがみ付いているのがお父ちゃんたち。
これの他にも現在進行形のがもうひとつありました。
私は産卵自体は夜中だとばかり思いこんでました。日中でもやるんですね。
これまでもさんざん卵塊は見ていたのですが、産卵シーンは初めてで驚きました。
これまではただ気が付かんかっただけかもしれません。

ね、たった3時間のうちにこれだけいろんなことがあったんです。
写真はないけどイノシシ10頭ほどの団体(複数ファミリー?)にも会ったし、ヤマドリは後ろの森の中で何度も母衣打ちしてたし。
いずれもそう珍しくない種ばかりですが、「いろんなことが起きた」という感じです。
こういう日が稀にあるのでございます。

〇管理人M
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