三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
武蔵鐙だ!
久留米市の高良大社の近くの林縁で、ひと際大きくつやのある葉が目に留まりました。そばに行ってその大きな葉と、変わった花を撮ってきました。
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この植物は、関東以西に分布する、マムシグサと同じサトイモ科テンナンショウ属のムサシアブミだとわかりました。それは、先月末、鹿児島市の城山での虫こぶ勉強会の折に目にして、参加されていた鹿児島昆虫同好会のM田さんに名前を習ったばかりでした。
これは、南方系の植物で沿岸地域の湿った林内に生育するとされていますが、海から遠いこの地にもあったのです。

短い偽茎からひとつの花序と、斜上する2本の葉柄の先に3枚の小葉が出ます。花序は、マムシグサと違い葉よりも低い位置に着きます。

小葉の大きさがわかるように、白っぽい鉛筆(19cm)をのせてみました。
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そばに去年の果実の、枯れて子実がはずれたものが落ちていて、小さな苗が点在していました。もう何年か、この地で生育し続けていたのでしょう。
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冬には地上部は枯れるようなので、小芋を1個頂こうかと思っています。

久留米のG
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Comment

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ほんとにアブミですよねー
花の形が。
仕事で西日本あちこち山辺も行きますが、本当にどこにでもあります。九州や西日本で普通に見られる野生の生き物で「武蔵」といった東日本の地名が付いたものはあんまりないと思いますんで、そういう意味で珍しいかと。西日本や琉球の地名はよくついてますが。
10年くらい前に粕屋方面で小学校の授業をやった時に5年生の男児がマムシグサ(同じテンナンショウ)の実を食って言葉が喋れなくなったのを思い出しました。弱めでも毒性がありますもんね。
その男児はガキ大将だったようで、オオゴトにはならないとわかる頃、担任の女性の先生が「いいお灸だ」とばかり喋れない男児の手をとりつつとても嬉しそうだったのが印象的でした。
2018/04/30 Mon| URL | 管理人M [ edit ]
コメントをありがとうございます
管理人様のようにあちこちお出かけだと、そこここでご覧だと思います。
わたしの行動範囲では、めずらしいものでした。
ネット検索すると、「武蔵」は、その昔あぶみの主産地が武蔵の国だったことからついた、と出ていました。
そのオナゴ先生は、今でもマムシグサの実を見るたびに思い出しているでしょうね。
2018/04/30 Mon| URL | 久留米のG [ edit ]
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