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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
三国定番 2つ
1日の観察会もありがとうございました。
とにかく暖かく、気持ちよくてフラフラしてました。

その前日の1/31に四王寺山を歩いてきたのですが、三国観察会の定番生き物のひとつ、ニホンアカガエルを見ました。
真冬に山辺の水溜りや池、田んぼなどに卵を産みますが、そういうシーンに出会いました。
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実は最初はササッと隠れるモノがいて、波紋が目に入りました。双眼鏡で見回しても見つけられません。
小さな池の端に見慣れた卵塊がありました。そういう季節だったと思い出してラッキーと喜んで、そのままとりあえず他のものを見ていたのですが、何か変な音が時々聞こえ再び池の中を注目していたら、どうもカエルの声みたい。
ニホンアカガエルの鳴き声
代表Mさんに録音を聞いていただきましたが「ニホンアカガエルはそんな感じ」ということだし、いろんな状況からも多分そうだということにしています。
三国の「アカガエルの水溜り」にいっぱい卵あったなーと思い出してしまいます。
もう造成されてしまって消えてしまいましたね~。

んでもうひとつ。1日の観察会のあと、天拝湖へフラッと行ってみましたところ、こんなんいました。
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肉眼ではこんな感じ。
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一見何か生き物がいるような感じがしませんが、実は小さいけどしっかり6羽佇んでいます。(黄色の丸はハクセキレイ)
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背景への溶け込み方が抜群でいかにも保護色ですね。

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数年前に三国観察会にいらっしゃった方はピンとくるかもしれません。
イカルチドリです。毎年のように三国観察地で繁殖していました。
その場所は「イカルチドリの広場」と会で呼んでいた、砂と小石、草少々のグラウンドですが、この場所も完全に消えました。
現在資料館の建物がその上に建っています。
この鳥は福岡県では一応帳面上では絶滅危惧II類に指定されています。
見つけにくい、コチドリとかなり似ているといった要素を別にしても数が少なく、砂礫地に無造作に卵をポンと産んで育てる性質があります。
福岡県が「絶滅を危惧して保護したい」としながらその繁殖地ズバリを同じ福岡県が壊して建物を建てたわけです。
もちろん計画段階で他の生物リストなどとともにそういった事実は文書で伝えていました。
歴史資料館というものは大切な施設だとは思いますが、何の手立てもなくこういう結果になっているのですから不思議です。何らかの合理的な説明もありませんでした。
「一方では保護を謳い、一方では棲家を簡単に奪う」
こういったことが全国津々浦々で今もドンドン続いているわけです。
明らかな矛盾ですが、紛れもない現実です。

私も人間の端くれですから、自分が住む場所も欲しいし、ある程度の商業施設や人間生活のための環境を何ら否定するものではありませんが、実際に何ら保護したり気を配ったりする気がないなら、環境保護が重要であるかのような偽装をやめたら良いと思うわけです。そんな偽装やウソのために、何重にも搾取された税金が使われるのが我慢でけまへん。
もし「そうでない」とでも言うのなら、役人や政治屋、権力者はもう少し能力や技量をつけてちょっとでも論理的に考えてみる練習をして欲しいと思うわけです。
そういったことさえできないとしたら運営側を担ってはならないのです。
そういう長年の彼らの作為、不作為のために偽装やウソが当然になってしまった。
環境を好んで壊してきたことそのものもさることながら、自分の銭のために社会モラルを貶め、社会リスクを大きく膨らませてしまっていることにまず良心の呵責を感じて欲しいと心から願うのでした。
「自分のせいじゃない」と現実から逃げ回るのももう終りにして、個人でもできることをすぐに始めて欲しい。

○管理人M
自然観察全般 | コメント(1) |permalink
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Comment

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管理人様 観察会もありがとうございました。
イカルチドリ、「いるはずだ」と思って探すと見つかるんだけれど、気をつけていなければスルーしてしまいますもんね。お見事。

環境の件、御意! 御意! 御意!
2014/02/03 Mon| URL | 代表M [ edit ]
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