2012/04/18 Wed
新緑の中で
サクラが散ったと思ったら、新緑の季節。シロハラやツグミもまだ何羽もいますが、夏鳥のキビタキもきれいな声を響かせています。ホオジロの囀りもいいですね。キジのケンケーン・ドドドド。そして、コジュケイの叫ぶような声。カワラヒワやシジュウカラはすでに若鳥がでていますが、キジやコジュケイはこれから産卵するのでしょうかね?
さて、こちらはクスの新芽です。赤くって、様々な色があってきれいです。
となりのコナラには、ナラメリンゴフシというナラメリンゴタマバチよって作られた大きな虫こぶがありました。
緑色のオナガコバチの仲間が何匹もついています。このブログの3月31日の春という記事で紹介したものと同種です。このコバチはMKさんに同定していただいたのですが、Torymus ringofushi という名前だそうです。 右の画像の、黒い←の先にあるのが、産卵管の鞘です。赤い←の先の少し湾曲している細いものが産卵管です。産み終わって産卵管を抜いている所かもしれません。上から2番目のハチは産卵管を根元まで押し込んでいます。虫こぶの中深くにいる大きくなった幼虫か蛹に卵を産みつけているのでしょう。
それにしても長い産卵管を出し入れするのは大変に見えますね。スラリとした脚を伸ばしているところは動物のキリンを連想させてくれました。どうやら、この状態は産卵管を突き立てたばかりのようです。
地面から1mくらいの高さのコナラの新葉を見て、カメムシだけど、ダニみたいとカメラを近づけました。
いえ、ダニそのものでした。ギョギョー! 8mmくらい横幅がありそうです。びっくりです。私の体温に反射したのか、脚をもぞもぞ開き始めました。
こんなでかいマダニは初めてです。ネットの画像検索ではタカサゴキララマダニというのに、良く似ていました。
もし、これがそのものであった場合、イノシシにはこれが一番ついているとか。長崎大学の文献には、1500個以上卵を産んだという記述が見られました。イノシシだけでなく犬、猫、野鳥、ペットなどにもつくそうで、別の記述にはズボンの上から噛み付かれたというものまで。
やっぱり野歩きの時は、いつもの備え。長袖、長ズボン、長靴、首タオル、帽子、そして、マダニと似た色でない明るい服を着ること、そういったことが大事ですね。
代表M
さて、こちらはクスの新芽です。赤くって、様々な色があってきれいです。
となりのコナラには、ナラメリンゴフシというナラメリンゴタマバチよって作られた大きな虫こぶがありました。
緑色のオナガコバチの仲間が何匹もついています。このブログの3月31日の春という記事で紹介したものと同種です。このコバチはMKさんに同定していただいたのですが、Torymus ringofushi という名前だそうです。 右の画像の、黒い←の先にあるのが、産卵管の鞘です。赤い←の先の少し湾曲している細いものが産卵管です。産み終わって産卵管を抜いている所かもしれません。上から2番目のハチは産卵管を根元まで押し込んでいます。虫こぶの中深くにいる大きくなった幼虫か蛹に卵を産みつけているのでしょう。
それにしても長い産卵管を出し入れするのは大変に見えますね。スラリとした脚を伸ばしているところは動物のキリンを連想させてくれました。どうやら、この状態は産卵管を突き立てたばかりのようです。
地面から1mくらいの高さのコナラの新葉を見て、カメムシだけど、ダニみたいとカメラを近づけました。
いえ、ダニそのものでした。ギョギョー! 8mmくらい横幅がありそうです。びっくりです。私の体温に反射したのか、脚をもぞもぞ開き始めました。
こんなでかいマダニは初めてです。ネットの画像検索ではタカサゴキララマダニというのに、良く似ていました。
もし、これがそのものであった場合、イノシシにはこれが一番ついているとか。長崎大学の文献には、1500個以上卵を産んだという記述が見られました。イノシシだけでなく犬、猫、野鳥、ペットなどにもつくそうで、別の記述にはズボンの上から噛み付かれたというものまで。
やっぱり野歩きの時は、いつもの備え。長袖、長ズボン、長靴、首タオル、帽子、そして、マダニと似た色でない明るい服を着ること、そういったことが大事ですね。
代表M