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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
ナシケンモンが羽化
昨年11月6日三国で、アカメガシワにとまっていたナシケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)の幼虫を持ち帰りました。
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飼育容器の中ですぐに繭を作り、冬を越して3月17日に羽化しました。

この種名は、蛾の前翅に剣状の斑紋があり、幼虫が梨の葉を食べる(加害)ことに由来しているそうです。

幼虫は、様々な植物の葉を餌にするようで、三国でもあちこちの植物の葉にとまっているのが見られました。そして、ヤガの仲間では珍しく毛虫型の幼虫です。また、ケムシの色彩には変化が多いようです。

3月17日の朝、飼育容器を覗いたら、地味な色の蛾が羽化していました。羽化後に、食草で作られたマユをあけてみると、中には少し縮れた蛹殻がありました。
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蛾の斑紋をよく見ても、剣状はよくわかりませんでした。黒っぽい顔面と大きな複眼が、異様な感じでした。
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久留米のG
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
私も行ってきました。
昨日の午前中、まだそんなに気温が上がらないうちに、私も西の田をうろつきました。管理人さんが仰るように、春~という感じでした。管理人さん、三国詣でありがとうございます。
私は久々に南から北まで歩きました。以前は、ここを歩いて、レクセンターの中を歩いて、津古三沢の森まで行けたのですが、西の田だけで、打ち止めとしました。

キュウリグサの花は本当に可愛い、クルリンとなった未熟な蕾も好きなんです。
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キリウジガガンボというのでしょうか? 同じものがとても多く見られました。なんでも蛹の期間は3日出そうで、すぐに羽化にいたるのですね。
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タチツボスミレでしょうか? 小さな花を咲かせていました。
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思わず笑ってしまったのですが、交尾中のビロードツリアブです。↓の部分に小さな虫がいますね。ひょかひょか歩いてアブの方へ。と、アブが左前脚でじゃまっけだ!とばかり蹴ったのです。でもあたりませんでした。小さな虫はそのままアブの身体の下へ。脚が何本もあって、嫌だったのか、方向を変え、アブの右側に現れました。ただこれだけですが、こういう虫たちのニアミスって、私は楽しいです。
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ルリシジミもクサイチゴの花で吸蜜です。
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コジイの蕾ももう現れました。枝を触っていて、越冬中のアカコブコブゾウムシに気が付きました。近いところに3匹もいました。
冬芽に擬態していたのかもしれません。 昼過ぎ、20度近くなったようですが、彼らは動き始めたでしょうか?コジイの枝が伸びる頃には産卵するのでしょうかね。
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このゾウムシはドングリから羽化するとのページがありました。https://soyokaze2jp.blogspot.com/2017/05/blog-post_23.html
産卵は夏頃のようですね。

代表M




自然観察全般 | コメント(0) |permalink
三国行ってきました
ちょっと行ってきました。晴れてはいましたが白く霞んでいて空を見上げるとハレーション付きで眩しく感じました。
飛行機でも「この感じの距離でもこんなに見えにくいの?」と思うほどでこういう日は遠くを飛ぶタカなんかはかなかな。
ということで三国に行って久々の小鳥遊(タカナシ)でした。
ってトビは高いところを飛んだか。まあヨカことにしときましょう。
夏戻ってくる鳥がいないかなーとも思ってましたが、ツバメだけでした。
それに対して、アトリ、カシラダカ、アオジ、シロハラ、ツグミあたりはまだ見られます。
鳥の写真はありませーん。撮れんかったす。

代わりに、暖かくなったなー という写真を並べときます。
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○管理人M
自然観察全般 | コメント(0) |permalink
早ッ、お見事!
小郡市、小郡小学校のグランドの隅に、大きなクスノキがあります。同校のブログに、「この樹は、明治17年から子どもたちの元気な姿を見守っています。」とあり、135歳をすでに過ぎて健在だとわかりました。
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3月17日、樹全体が黄色っぽくく変化しているのに気づきました。常緑樹であるクスノキの葉が、春に入れ替わる事は知っていましたが、こんなに早く、しかも樹全体が一斉に変化しているのを見たのは初めてでした。
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クスノキの葉は、丸裸にならず緩やかに新旧交代をしています。枝先の新芽が開いた黄緑色の新葉と、紅葉して落ちてゆく古い葉、そして紅葉せず残る濃緑の葉とが一緒に青空の下、春風に揺れていました。しばらく、家内と一緒に見とれていました。
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グランドの電車側の道沿いには、ソメイヨシノがもうすぐ咲きはじめようと蕾をふくらませていました。
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久留米のG
植物 | コメント(0) |permalink
春でございます
ひさびさにひとつ行ってみます。
立春からもうひと月経ちましたんで初春から中春へ移ったことになりますね。
まだ全般的にそれほど暖かい感じもしないかもしれませんが、野生はちゃんと春に移っているようです。
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とってもわかりやすいところでアゲハチョウです。早くも飛んでいました(大分県)。
この地域が特別暖かいというわけでもないと思いますが、気が早い個体だったのでしょう。
毎年3月中にはだいたい初アゲハを見るのですが、初が写真に撮れることも滅多にないことで幸運でした。
いかにも羽化したてといった美しさです。

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で、こちらはテングチョウ。これは昨秋から頑張っているものと思われます。
タテハチョウの仲間は成虫のまま越冬するのが多いので真冬でも日当たりの陽気の時などに姿が見られます。
このテングチョウはしっかり翅が欠けてます。こういうクサビ形の「傷跡」は嘴の細い鳥に襲われた可能性が高いとよく言われます。今回の場合、左右対称にきれいにクサビが入っていますから、翅を閉じた状態で欠けたと思われます。真相やいかに。

ついでに
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明暗コントラスト模様が美しいツチグリ(暖かい時期が本番)、水も滴るウミネコなんぞ。

もうそろそろツバメも南国から戻ってきます。
ますます春めいてくることでしょう。
三国へうろつきに行かねば。
〇管理人M
自然観察全般 | コメント(0) |permalink
ネコヤナギ
2月24日三国の影堤の西側で、ネコヤナギの独特な花穂を見つけました。ネコヤナギは、雌雄異株の落葉低木で、主に水際で少し増水すると水に浸かるような場所に生育するそうです。
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ネコヤナギ

春先に葉の展開に先立って、花芽が冬の間かぶっていた茶色い帽子(芽鱗)脱ぎ、ふさふさで銀色の穂状花序を出します。それは、しばらくすると陽の当たる方からふくらんできて、絹毛の間から白い花糸が伸び、その先には赤い袋のかぶった葯が見えます。この花序には花びらはなく、赤い葯袋はすぐ離脱して黄色い花粉を出し始めます。
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茶色い芽鱗     赤い葯と黄色い花粉

ここのネコヤナギは、雄株でした。一枝失敬して、分解してみました。花穂を縦に割ってみたら、毛に隠れて赤っぽい苞がずらっと並んでいました。
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花穂の断面

その一つをピンセットで取り出してみたら、苞は上半分くらいが黒く、その下は帯紅色で砲弾のように尖り、毛が密生し雄しべが突き出ていました。雄しべの基部には黄色で線形の蜜を分泌する腺体があるそうですが、よくわかりませんでした。
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苞と葯

葉芽は、花芽に比べて小さく、花粉を出し終わったころからゆっくり展開するようです。
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葉芽

標準和名がネコヤナギとなったのは明治以降で、江戸時代まではカワヤナギと呼ばれていたそうです。

久留米のG

植物 | コメント(0) |permalink
3月2日の観察会
雨と雨の間の1日でした。朝からもやっているなと思ったらPM2.5が結構高くて、私は途中で失礼しました。今回も初参加の方が。口コミでいらしたとのこと、嬉しいことです。

N田さんから画像をいただきましたので、ほんの少しご紹介。

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西の疎林にはアトリたち。お馴染みの野鳥です。♂はすでにくっきりした色合いになっていました。
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今回は、ヨシノボリの溝沿いを東方向に進むことに。刈り取られたコガマ、穂が風で幹にくっついていました。くっついた時に、ボワンボワンボワンと種が弾けた様子がわかりますね。
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アラカシの葉が斑に。気がついたのは、初参加のSさんでした。裏返すと、3mm程のキジラミがあちこちの葉に。きっとこの吸汁のせいでしょう。ファーブルで皆さんにキジラミ見ていただいたのですが、カブトガニに似てるねえ、とか、面白い顔だね、と好評でした。
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この観察会も140回以上となりました。会を重ねるにつれ、思い出が増えていきます。
参加された皆さん、画像をいただいたお二人、ありがとうございました。そして、○○さん、お元気で。

代表M


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