三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
ツクシタツナミソウの花
5月24日高良山から耳納スカイラインを車で走っていたら、道端に紫の花の群落を見つけました。
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降りてよく見ると、三国の田んぼのあぜに咲いていたタツナミソウに似た花でした。
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サンプルとして1株持ち帰り図鑑で種の検索をし、写真を撮り、三国の田んぼの明るい場所に咲いていたものと比べてみました。
上が三国のもの、下がスカイラインのものです。
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タツナミソウとの見た目の違いは、
①葉は、長三角状卵形で葉肋に沿って色が薄く抜けている
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②花は、やや濃い紫 ③全体がずんぐりと直立して、脇からも花が上がっている などでした。
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このタツナミソウの種の確定がなかなかできず、「九州の花図鑑」の作画・解説をなさった益村聖先生宅をお尋ねしてようやく「ツクシタツナミソウ」だと判明しました。益村先生ありがとうございました。

高良大社では、6月1日に川渡り祭(へこかきまつり)があるので、事前に神社への道の草刈があったようで、5月27日に行ったらこのタツナミソウも刈り取られ、一番下の葉が所々残って紫の花はそこらに散らばっていました。
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この時期、ここいらの道端の花には大きな災難ですね。

久留米のG
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庭のテントウムシ
管理人さんの雄大な空の記事から、またちまちましたもので、すみません。

テントウムシも成虫が多くなってきましたね。庭のテントウムシです。同じ種であっても、斑紋は個体差があって、なかなか面白いでしょう?
庭のテントウムシ
左上からナナホシテントウ、ナミテントウいろいろ、シロジュシホシテントウ紅型、
ダンダラテントウ(ハート型もいました。)、キイロテントウ、ヒメカメノコテントウ

庭のコナラでは、甘露の雨が降るくらい、アブラムシが大発生しています。そのおかげでテントウムシもいっぱいです。
キイロテントウはアラカシについてる菌を食べてくれています。「キイロテントウは益虫」と書いてあるページが多いのですが、でも、菌食の昆虫は、菌をばら撒く役もしているんじゃないかと思うので、本当にそうかな? とぼんやり考えています。

でこちらはテントウムシとは正反対の地味~な小さなゾウムシ、クロフヒゲナガゾウムシです。
クロフヒゲナガゾウムシ-19
結構すばやいのですが、なんとか撮れました。庭では何度か見たことがあります。身体の模様からすると、朽木なんかにいるんじゃないかなと想像します。たまたま下草に止まってくれたので、目だったのですが、すぐに落ち葉の上におりてしまい、わからなくなりました。
なんといっても、一押しはこの強そうなお顔です。
クロフヒゲナガゾウムシ-20

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
予定通りのハチクマ
ハチクマまだ渡ってますよー。
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霧の朝でしたが付近から塒発ちしたハチクマが谷内を匍匐前進するように列をなして飛んでいました。近いところを通過する時だけ見える幻想的なパターン。写真ではこのくらいが限界ですが。
昼も晴れてはいましたが、やっぱり少しガスがあってクッキリ写真は難しい状況でした。
でも今シーズンここまで遠いのばかりでシャッターさえ切ってませんでしたんで、良かったです。
サシバもアカハラダカもツミも渡っていましたよー。ハイタカも終盤ですがまだ見られるかもです。

ついでにこんなのも
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クズノチビタマムシ。こちらは2mmくらいの小さいやつ。写真はクズの上ではありませんが、すぐ飛んでクズに行ったのでした。

○管理人M
野鳥 | コメント(1) |permalink
初夏のあれこれ
まだ日によって寒さを感じたり、暑いなーと思ったりですが、確実に夏に向かってますねー。
そんな季節の生き物たちの様子を少々。

虫の姿もよく見かけるようになりました。よく飛んでます。
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クマバチ(写真は♂)は縄張りを守ろうと飛び、ホソヒラタアブはドローンみたいに滑らかに水平移動し、アサギマダラは東へ東へ海を渡るのでありました。

飛ぶと言えばトビ(笑)。
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繁殖の時期ですが、このトビはどうなんでしょう?それにしても羽がボロボロでスカスカ。
やっぱりデカいです。
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渡っている鳥もまだ多くいます。写真↑左は猛スピードで空を滑って渡って行くサシバ(多分去年生まれ)。
九州や西日本ではすでに渡ってきて営巣しているものも多くいますが、一方でまだ渡っているのもいるのが面白いところです。
より寒い地方で繁殖するものや繁殖はまだやらない若いものが遅い時期に渡るのかなと思います。
海上もいろんな鳥が移動しています。(写真↑中はクロサギ)
鳥の写真が少ないんで鳥の形の雲で賑わせ。

その他昆虫を。
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↑左からキタテハ、ジャコウアゲハ、キアシナガバチ
今年はジャコウアゲハ当たり年(少なくとも西九州では)みたいです。

最後にラミーカミキリ。カラムシでポツポツ見られるようになりました。
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やっぱり私は昔の台湾映画「幽幻道士」のキョンシーを思い出します。
似てますよね。

○管理人M
自然観察全般 | コメント(4) |permalink
チャイロチョッキリ
庭のマテバシイに見慣れない食痕ができています。
見慣れない食痕-1 見慣れない食痕-2

そういえば、数日前から姿をちらっと見せている赤い甲虫がいます。そっとマクロコンデジを近づけると、パッと飛んで姿をくらまし画像を撮らせてくれません。そこで、望遠で撮ってやっと姿が確認できました。

ハムシかなんかと思っていたら、あれれ、口吻が長い。ゾウムシ? オトシブミ? いろいろ見ても見つかりません。そうだ、チョッキリかも、と検索かけるとわかりました。チャイロチョッキリというようです。
見慣れない甲虫-3 見慣れない甲虫-4

赤いのに何で、茶色? どうも標本にすると茶色くなるという記載があちこちに。このことで茶色となったのかもしれません。せっかく名前をつけるなら、生きている姿でつけて欲しいものです。

ホストはクリだそうで、でも何でマテバシイなんでしょう。庭にはもっと葉の薄いコナラもアラカシもあるのですが。でも、ネットに、クリにいなくなって今度はマテバシイに来ていたという記載がありましたので、マテバシイも好きなんでしょうね。

追加で記載します。
マテバシイを調べていて、ブナ科のクリ亜科に、クリ属とともにマテバシイ属があることを知りました。コナラは、ブナ科のコナラ亜科に、つまり、マテバシイはクリに近いということですね。虫はそれをちゃんと知っているということ、「なるほど」です。

庭から80mほどのところに栗林があります。そこで行ってみました。やはりいました。少なくとも3頭。クリにも同じような食痕がついていました。
チャイロチョッキリ-7 クリの食痕-5
産卵痕を見たかったのですが、見つかりませんでした。幼虫は葉潜りかもしれないというサイトも。見てみたいものです。

ところで、夕方庭をうろうろしていて、ふとズボンを見ると、うわあ、赤い虫が・・・・・くっついて脚をバタバタさせています。産卵管から粘液が糸のようにのびて、その中に丸い粒々が。卵のようです。いったい何で私のズボンにくっついてしまったのか・・・。翅に窪み、つまりどこかで私の足と何かではさんでしまって、その時に卵が出てしまったということのようです。気づかなかったとはいえ、可愛そうなことを。すごく後ろめたい気分です。もう駄目かもしれませんが、そっとマテバシイの葉にのせておきました。 
ズボンにくっついていた-8

庭に来ているものに♀がいたということは、マテバシイにも産卵するんでしょうか。
皆さんのそばの栗林やマテバシイにもいるかもしれませんよ。

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
小さな花なのに
蕾だけかなと思ったら、目立たない花が咲いていました。さっそく、ヒメマルカツオブシムシが来ていました。
目立たない花-1 ヒメマルカツオブシムシ-2 
このカツオブシムシは、家の中でも発生していて、小さいので遠目には茶色にしか見えないのですが、本当はこんな模様です。

こんな場所には、やはり潜んでいますね。カニグモの仲間のようです。コハナグモ?でしょうか。
カニグモの仲間-3 コハナグモ-4

葉っぱにはイヌビワハマキモドキ、まわりにイヌビワは沢山生えています。 ゴンズイの花でした。
イヌビワハマキモドキ-5 ゴンズイ-6

日差しがあれば、もっといろんなものたちで賑やかだったことでしょう。
それにしても、どうして・・・・  この植物の、はじけた実と種のインパクトの強さは、ピカイチです。 なんとも不思議です。
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イヌビワシギゾウムシ
桜のトンネルの登り始めてすぐのイヌビワにイヌビワシギゾウムシが産卵のための穴を開けていました。もう1匹いたのですが、すぐに逃げてしまいました。これは♂だったのかもしれません。
イヌビワシギゾウムシ

時間があまりなかったのですが、とりあえず動画をとることに。するとすぐに産卵を始めました。あら、もう終わり? でも、また口吻をつっこんでいます。
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ハイイロチョッキリは穴を埋め戻していたのでそういうことかと思ったのですが、後で調べると、なんども産卵管を中に入れては、穴をあけ、を繰り返して最後に少し時間をかけて産卵するとのこと。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-a1ac.html
これでいいかな?と試していたのでしょうね。

ところで、その場では気づかなかったのですが、手前の花嚢の側面に数箇所何か刺されたような痕がありますね。これ、ひょっとしたら、シギゾウムシが餌をとるために、花嚢の横から口吻をつっこんだんではないでしょうか? 手前は食料、奥は、産卵用ということかも。

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
宝満山のヒキガエル-04-オタマジャクシに変化!!
宝満山の麓にある池で産卵するヒキガエルの記録、第4報です。
今回は、オタマジャクシの身体に変化が現れた事を報告します。

5月7日(日) 岸辺でオタマジャクシがギュウギュウ詰めなのは、
前回と同じ状態でした。
が、よく見ると、シッポの根本にヒゲの様な物が付いている。
どうも、足の様です。
もうすぐ、可愛いちびカエルが見れそうです。

観察は続きます。
kunio
両生類(カエル) | コメント(1) |permalink
5月6日の観察会
予報は雨、ただ、傘がなくても過ごせる程度の通り雨でした。ちょっとだけ観察会の様子を。

今日はちびっ子たちも参加です。さっそく、「はい、どうぞ」とM木さんからサクランボ。我が家の庭のものは、ヒヨドリさんの口の中に入ってしまったようで、全然ありませんでした。M木さん、ごちそうさまでした。 
5月6日の観察会-1
何がいるかな? 好奇心旺盛なこどもたちです。ここでの目撃は少ないのですが、大きなアメンボ(オオアメンボ?)がいました。
何がいるかな-3
人工湿地のコガマ池、もうジャンボタニシのピンクの卵がくっついていました。
ジャンボタニシの卵-4 

スイバの茎につかまっていたヒメアシナガコガネです。樹木の花にいるのを見かけますが、スイバでは初めてでした。
ヒメアシナガコガネ-5

この時期のみに現れるホソオビヒゲナガの♂です。立派な触角で♀を探すのでしょうね。このガの生態は良くわかっていないらしいのですが、別種が落ち葉で育つとあったので、これもそうなのかもしれません。いつも見かけるのは落ち葉のある林の縁です。
ホソオビヒゲナガ-6

散歩道に落ちてたスズメバチ、死骸でした。これから巣をつくるべく越冬から目覚めて飛び始めたばかりの女王、何があったのでしょうね。スズメバチは死骸であっても絶対に触ってはいけません。死骸であっても毒針は健在です。
スズメバチ女王-7  5月6日の観察会-8

今回は里に出ました。
里-9
コジイの花もそろそろ終わりの色合い、下を歩くと、雨のようにパラパラ花が落ちてきました。
参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M

観察会 | コメント(0) |permalink
ヒクイナの声
詳細は書きませんが、いつかどこかのヒクイナの声です。
緋水鶏の声
いわゆる典型的な鳥の鳴き声とは違うかもしれませんね。
こちらが音声の波形です。4-5秒に1回刻むように鳴いていたのがわかります。
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なかなか趣のある声ですね~。

○管理人M
野鳥 | コメント(1) |permalink
気まぐれ野鳥写真集
今年は連休に少しお休みができてますー。ありがたや。
5/6観察会も行けるようになりました!
ということで、4月20日頃に左隣の県で撮った写真を少しアップいたします。
あんまり脈絡もありませんが、どれを単品で取っても全部繋がってますということで、ひとつ。

まずはサギの仲間。白いのは全部「白鷺」でしょうけど、三国あたりでも普通に、あるいは時々見られる白いサギは「ダイサギ」「チュウサギ」「コサギ」それから「アマサギ」の冬羽くらいでしょうか。
最初は見分けるのが難しいところもありますが、よく見続けているとだいたいわかるようになるもんです。
1704chusagi7312.jpg 1704daisagi7305.jpg
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上段左からチュウサギ、ダイサギ、
そして下段が白サギではありませんがゴイサギの「子ども」です。
同じ日に同じ場所で撮りました。田んぼや川の近くですね。
ダイサギ、チュウサギは代掻き中の水田や休耕地で過ごしていました。いずれも繁殖期らしい鮮やかな色になっています。
ここにありませんが、コサギも眼と嘴の間が赤くなったのがいました。
ゴイサギはどこからか飛んできて、ゆっくりと歩いて高架道路の下にはいって休憩でした。

その他もう少しありますんで「続きを読む」をクリックしてのんびり眺めてくださーい!
○管理人M


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身近な所に キジ
いつも通る田園の中の道、畑の方から「ケーン、ケーン」とキジの鳴き声。
あれ~!?キジの声だ。もしかして、キジがいるかも?
と、静かに、抜き足差し足で、畑のあぜ道を行く。
すると、グリーンピースの茂った畑で、何か動くものがありました。
キジのオスでした。たくみに、作物の中に身を隠して、採餌してます。
ここで、キジを見たのは初めてです。
しかも、すぐ横には巨大スーパーがあります。
意外と、キジは人間が気が付かないけど、身近な所にいるようです。
kunio

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