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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
小雨の三国
ひどい雨が続き、種々の警報が立て続けに発令されて驚きました。その雨も、一息ついたようなので29日の午後に、出かけてみました。

この前、ツヤアオカメムシを餌にしていたヨコヅナカメムシの幼虫が、今日は衣替え(脱皮)を始めていました。
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田んぼの方に出る道沿いには、赤くきれいなキノコが単生で立っていました。少しへこんだ傘には雨がたまっています。
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それから桜のトンネルへひとっとび、道沿いに増えたイヌビワの葉裏には、イシガケチョウの蛹が下がっていました。
丘への登り口近くの栗の木からは、沢山の栗のイガが落下してますが、ほとんどがイガだけです。でも、草むらを探したらやや小粒の栗の実が数個見つかりました。
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そして、イヌビワの小径へ行き、丘に向かっていくとクズの葉の上に変な取り合わせの動物を見つけました。小さなムカデが小さなカタツムリを抱えているのか、カタツムリに取り付かれているのか・・・・?何なのでしょうか、どなたか教えてください。
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丘の上では、私の背よりより低いセイタカアワダチソウが群生し、花を咲かせようとしています。
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歩いていると、ツマグロヒョウモンの♀が、私の動きに驚いたのか草の上に現れました。
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丘から桜のトンネルへの道には、ヤブランがさわやかな薄紫の群立つ花穂を見せてくれていました。

久留米のG
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小雨の九歴
雨が小降りになったので、九歴に寄ってみました。昨日からの雨で、芝生の間の通路が川のように。
九歴-12
もう少し明るくなったらオオシオカラトンボなどが産卵しそうな感じです。

エゾビタキとかコサメビタキとかきていないかなと思ったのですが、会えませんでした。コゲラのペアとシジュウカラ3が一緒二いたので、混群かと思ったら、シジュウカラはさっさとコゲラを置いて行ってしまいました。シジュウカラがくわえているもの、クモの巣の卵嚢でしょうか、それともクモでしょうか?
コゲラ-4 シジュウカラ-5

セイタカアワダチソウが咲き始めていましたが、蕾についていたのは、ウワバの仲間の幼虫のようでした。
幼虫-7

コナラの切り株にはキノコがびっしり。こんな風にだれる前に見てみたかったと思いました。ナメクジが1匹、キノコを食べていたようです。 立ち枯れの木のカワラタケのようなものの上にもキノコムシの仲間なのか甲虫が1匹のっかっていました。
切り株のキノコ-8 キノコムシ-9

ふと目についた小さな花、アキニレです。これまで何度この季節に通っていたでしょうか?秋に花が咲くからアキニレなのですが、この小さな花には気がつきませんでした。
アキニレ花-10 アキニレの花-1 アキニレ花-13
こちらでは、子房が膨らんでいます。こうやって実ができるんですね。
アキニレ子房が膨らむ-3

代表M

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柄が傘よりも大きく、”キノコデラックスとコキノコデラックス”みたいなキノコ
角先生にこのキノコ(9月23日記事の最後の写真のキノコ)の画像同定をお願いするにあたり、24日再度現地にて、すぐ隣のキノコなども撮影をしてきました。
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以下が先生の同定結果です。
「九歴のキノコは、傘の裏のひだがたくさんの小さな穴からなる管孔となっており、イグチの仲間のキノコです。その中でも傘や柄の色合い、特に柄の基部に至る網目模様からおそらくヤマドリタケモドキと思われます。分布域や環境などから考えてみても、筑後地方ではヤマドリタケは分布していないと思われるので、ヤマドリタケモドキが最も可能性が高いと思います。詳細は、ネットにたくさん出ていますので、調べてみてください。市内では、高良台で見られます。コナラやアカマツ林内で菌根をつくる菌根菌だったと思います。
キノコの柄が太くなっていますが、イグチの仲間ではしばしば見られます。特徴である柄の網目模様は明瞭なので、ヒポミケス菌(タケリタケ)のようなキノコ寄生菌によるものではないと思っていますが、キノコの柄が太くなる理由は私もよく知りません。調べてみてください。」

昨日見てかなり傷んできているようだったので、持ち帰り分解してみました。小さな傘がくっついてますが、早い時期に2本が合体して成長したので、柄が特に太いキノコになったのではないかと思い始めてます。
冷蔵してみて、観察会の日に見られる状態であれば持参します。
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最後にヤマドリタケモドキの解説を少し入れておきます。
「ヤマドリタケモドキ」
イグチ科イグチ属
 夏から秋にコナラやミズナラなどの広葉樹林やシラビソ林などの林内地上に発生する。ヨーロッパでは、このヤマドリタケモドキやヤマドリタケ、ススケヤマドリタケなどをとても珍重する。日本ではあまり人気が出ないが、フランス料理店やイタリヤ料理店にこのキノコを使ったメニューがある。
 傘は、初めまんじゅう形で表面は茶褐色になり、ビロード状の手触りがある。後に平らに開き、黄褐色になる。管孔(傘の裏にあるヒダを細かく仕切った無数の穴で、内側で胞子が作られる)の口は、初め白色、後に淡黄色。柄は淡灰褐色で表面には網目模様がある。(きのこ図鑑:農林水産技術情報協会より)

先生からも「もしかすると2本が癒着したのかもしれませんね。」とメールをいただきました。

久留米のG
キノコ | コメント(1) |permalink
お食事中
台風の被害もなく彼岸に入りました。三国丘陵で、虫たちのお食事を見てきました。

イヌビワ小径の草むらでは、クモが昆虫を捕食しているところに出会いました。まず、オジロアシナガゾウムシを捕えたコゲチャオニグモの♀です。
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あんな固いゾウムシをどこから料理するかと見れば、お尻にかみついているようです。写真を撮っていてクモの糸にさわったようで、獲物から離れてかたまってしまい、おかげで図鑑と照合しやすい画も撮れました。
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少し行くと、ダイミョウセセリがさかさまにぶら下がっていました。よく見ると、セセリの腹部に白いクモが見えました。アズチグモの全身白色の個体のようです。これから、食事に入るようです。
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それから、ヨシノボリの溝のあたりの疎林では、スズメバチが少なくなった樹液を求めて、樹皮の裂け目に頭を突っ込んでいました。じっと我慢の姿勢が続いていました。
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同じ木の反対側では、ヨコヅナサシガメの幼虫が集団でツヤアオカメムシにたかっていました。小さいのに、よく大きなカメムシを捕まえたものですね。カメムシが弱っていたのかな。
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ここには、初めて見るキノコが数本立っていました。柄が傘よりも大きく、言うならば”キノコデラックスとコキノコデラックス”みたい。
大きなキノコの傍に青いドングリが一つ見えるので、大きさを想像してください。なんというキノコなのか、どなたか教えてくださいませんか。
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久留米のG
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やっと見たハチクマ
↓前記事のとおり、18日に三国でハチクマ渡りをゲリラ的に見ようという話をしたのは良いけれど、私まだ今季、渡るタカをひとつも見ていませんで、ちーと焦りまして、今日15日は昼くらいからたまにチラチラと空を眺めてみました。春日原の自宅からです。
数分ずつ見てその3度目、13:22頃から2分間ほど、やっと発見しました。2羽。ほっとしやしたー。
カメラは手元にありませんでしたので証拠写真はありません。
その代りと言ってはナンですが、飛んだコースを書いてみました。それがこちら。
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下の方に青っぽい線がチラリとありますが、それが私の見たハチクマの飛跡をだいたいの感じで書いたものです。
こんな感じで東(北東)から西(南西)に向かうのが福岡地区での定番コースです。
ちょうど西鉄大牟田線とか福岡空港を直行して又越す感じでしょうか。
博多湾あたりでも久留米あたりでもそんな感じのが圧倒的に多いかと。
ちなみにお遊びで今回のハチクマの線を思い切り単純に直線で伸ばしてみましたら、
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宇美町方向からやってきて、那珂川町方向へ行っているのかなとか、もっと伸ばしたら関門とか飯塚方向から来たかもしれん、背振は南か北に迂回するやろうかとか、直線伸ばしたらおー、佐世保か、おっ、そのまま伸ばしたらしっかり五島福江の大瀬崎(ハチクマの飛び出しで有名なところ)やんかとかそれだけでも楽しめるのでありました。
もちろん実際には上昇気流の大きな場所がその時どこにできているかとか、雨雲がどこにあるとか、風向きがどうかとかいろんな要素がありつつですんで、そうそう直線にはならないと思いますが、極端には違わないのではと思ったりします。

いずれにしても福岡県では渡りのタカはハチクマが最もよく見られます。そしてその時期は今頃から9月いっぱいくらい、中でも20日から27日くらいが毎年ピークです。その他にもノスリ、ハイタカ、サシバ、チゴハヤブサなども通りますが、ノスリとハイタカは渡りで通過するのを見なくても冬になれば越冬するのが見られますし、その他は少数です。
ちなみに長崎県だとアカハラダカが南下して通りますし、大分県だとサシバが四国方面から来て南下するなどほんのちょっとでまた違った様相となります。
どれをどう探し当ててもぜーんぶ無料ですんで見なきゃ損ですね(笑)。
18日昼前後は三国で一緒に渡りを見ましょう!(お天気心配)

○管理人M
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中秋のハチクマゲリラ観察会
せっかく上空を通過してくれるハチクマなどの渡り鳥を一緒に見ませんか?
観察会といってもちゃんとした受付などもないテキトーな機会です。
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(写真は雰囲気のためのハチクマです。こんなふうには見られないと思います)
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9月18日(日) 10:00頃-14:00頃
資料館東側弥生の丘 または 駐車場北側中庭状のあたり
(当日のお天気や人の流れなどで適当に決めます)
■雨天の場合中止■

必要なもの
□日差し対策(帽子、日傘、長袖シャツなど)
 (※ハチや蚊もアブナい時期ですから白っぽいツルッとした服装がおすすめ)
□水やお茶、必要ならお弁当
□双眼鏡やカメラ(なくてもよい)
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上記時間帯私はずっと見てますが、時間内ならいつでも、チラッとでもお気軽にどうぞ。
たまには外で昼のお弁当というのも良いもんですばい。

あっ、もちろん相手がありますんで、「4時間見たけどハチクマは1羽も飛ばんかった」ということもあります。
鳥を見るときはそういうのは当たり前ですね~。
でもカラスやサギ、ミサゴなど渡りではない鳥が飛んだり、ムシクイやエゾビタキ、コサメビタキなどの渡り途中の鳥などが見られたりという期待はありますし、草木や昆虫などを見るだけでも楽しいと思います。
本当に気楽な観察会というノリでお気軽にいらしてください。
不安やお尋ねもありましたら気軽に私の携帯にでもお電話くださっても構いませんし、ブログアドレスへメールくださっても構いません!ぜひぜひ。

それから、当日より前の15日が中秋の名月、17日が満月のようです。
中秋のお月様を見てから18日に!(曇りや雨で見えんかもやけど)

よろしくお願いしまーす。

○管理人M
野鳥 | コメント(2) |permalink
秋の三国詣で
11日に三国へ詣でてみました。8月の観察会以来行ってませんでしたんで。もちろん、鳥が渡る季節になっているということもありましたよー。
でも、ハチクマはじめ、渡りの鳥は…
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↑この1羽だけ。ムシクイの仲間でメボソムシクイかな~と思いますが、一声もなく写真のような見上げだけでもうひとつよくわからん。わかる人ならわかるのかもですが。あんまり練習もできん鳥ですしー。
それでもシジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コゲラなど定番品はちゃんといました。

結構暑かったもので、駐車場から近いところをちょろっと2時間くらいだけでしたが、点々と咲いていたツルマメの花、植栽のヤマボウシの実の赤味が良いアクセントとなってました。今回は実は食べませんでした(笑)。
宅地側は今は乾燥草地となっていて、そのあたり含めてトノサマバッタはウジャウジャ。
チョウは結構ヒラヒラしていました。
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↑上段 左:地面で何かを吸うウラギンシジミ(♂) 右:アラカシに産卵するムラサキシジミ
 中段 左:休憩中のイチモンジセセリ 右:休憩中のチャバネセセリ
 下段 左:コナラの樹液に来たアカタテハ 右:ヒメジャノメ合体中
写真は全部ヒラヒラしてないものですね。すんません。
その他にもアゲハチョウの仲間、シロチョウの仲間も見られ、チョウは計16種で、それだけでも充分でしょうかね。

トンボはウスバキトンボがちょこちょこ、後はオオシオカラトンボとヤブヤンマがチラリくらい。
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ジョロウグモはまだ♂がいて♀もまだ小さかった。カナヘビは陽気のおかげでちょこちょこ見られ、いつもの団地のヤモリも健在でした。
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暑さも盛りを超え、寒暖を繰り返してだんだん涼しくなりますね。
出かけやすい季節が来ると期待しますね~。
○管理人M
自然観察全般 | コメント(2) |permalink
迷蝶が来訪

重陽の節句の日(9月9日)、我が家の庭にカバマダラという、奄美大島辺りまでは越冬が可能な蝶が、1頭飛来しました。
家の中から見たので、またツマグロヒョウモンのメスかと思いつつも、飛び方が少し緩やかだったので外に出て確認できました。
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この種は、アサギマダラなどと同じ、マダラチョウ科の仲間です。
体内に有毒成分を持っているので、鳥がくわえてもすぐに吐き出してしまい、二度とつつかないと言われています。
前翅長は約38mm(前ばねの付け根から先端までの長さ)で、ツマグロヒョウモンとほぼ同じ大きさですが、体が細く翅(はね)面積の広い蝶です。

忘れたころに我が家を訪ねてくれるようで、前回は2010年の9月から10月にかけて4回、合計4頭飛来しています。
久留米市への飛来は、これ以前1963年9月と1998年7月にも記録されています。(久留米昆虫研究会会報 KORASANA)

なお、ツマグロヒョウモンのメスはこのカバマダラに擬態して、鳥などの捕食を避けようとしています。
ただ、日本本土ではカバマダラは希少な迷蝶なので、擬態の効果が疑問視されているようです。
以前に採集したツマグロヒョウモンとカバマダラを並べてみましたので、よく似ていることも確認できると思います。
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久留米のG
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(2) |permalink
9月3日の観察会
台風が近づいていましたので、お天気が心配されましたが、のろのろ台風で、雨も降りませんでした。
久々にジャンケンポンをしてもらって、代表作のノスリの写真を無理やり受け取っていただきました。額は、管理人さんよりいただいたものを使わせていただきました。もっと早くにと思いつつ、いろいろあってこの時期に。
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その後皆さんは観察に向われました。
ヨシノボリの溝の人工湿地手前の水溜りではオオシオカラトンボの♀が産卵していたようですね。♂は♀が他の♂にさらわれないように、少し上でホバリングして見張っていたようです。画像はとまったときのものですね。M木さんの画像です。猛暑の夏だったので、本来ならば20cm以上水位が有る場所がこのように。
004オオシオカラトンボ産卵の波紋 010オオシオカラトンボ

今回もヤブヤンマが現れたとのこと、この場所は産卵に適しているのでしょうね。
018ヤブヤンマ

こちらはレインボーさんの画像です。幼虫の食草はヤナギのコムラサキ、食草はイネ科のサトキマダラヒカゲ、いずれも樹液にやってきますね。
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もうクズの花弁も落ちていたとか。移り行く季節を感じます。
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画像をお送りいただいM木さん、レインボーさんありがとうございました。
そして、参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M

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