三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
春から初夏へ
熊本を中心にとんでもない地震が猛威をふるっております。
まだ終わりと思わない方が良いかもしれませんが、早く収まって欲しいと祈ります。

寒い季節から暑い季節への変わり目は鳥の入れ替えの時期でもあります。
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左は冬の鷹ノスリです。もうかなりの数が北へ渡って行きましたがまだ残っている、あるいは渡る途中で一時滞在しているのも見られます。右はサシバ。福岡では夏の鷹は少ないのですが、これが代表格でしょうか。渡ってきて間もないと思います。

もっと南で冬を過ごし、もっと北で夏を過ごす、いわゆる旅鳥もよく見られる時期です。
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これはノビタキです。河原や草地で一時滞在しているのが見られます。

ウグイスの声もよく聞かれるようになりました。春になると鳴き声で目立ちますが年中山辺を中心に見られる種を留鳥などと言ったりします。実際には暖かい時期は山で、寒い時期は都会でもといった具合に生活の中心地は動きます。
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寒暖の差が大きい時期でもありますので、体には一段と気を使って過ごしたいですね。
○管理人M
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チョウの卵増量!
「チョウの産卵とか卵、よく見られますよー」と記事にしましたが、今日も見ましたんで追加でアップします。
今日はアカタテハです~。ただ、お母ちゃんを見たときはカメラがなくて写真はありまっせん。
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↑三国でもどこにでもあるカラムシの葉にキラキラした粒が点々とあります。右がひとつを拡大したものです。
アカタテハはカラムシなどイラクサの仲間の植物が指定品。
卵は写真の通りエメラルドグリーンに白い縦縞の宝石のような粒でとても美しいものです。
1mmにも満たない小さな卵ですから、こんなふうに葉の上にオープンに産んであっても人の目にはまず止まりません。小学生ならすぐに見えるかもですね。産んである場所も葉脈のところはじゃなくて、その間の盛り上がった緑色の組織のところで、元々の葉の質感に溶け込むようにも見えます。

「ちょっとそのつもりで見てみたら見つけたよー」というお話お待ちしてます!
○管理人M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(2) |permalink
昆虫目立ってきました
いろんな虫が活発に動いて目立つようになってきましたね。
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アゲハチョウが田んぼの端のカラスザンショウに産卵しまくってました。上の左の写真の腹先の黄色い粒が卵です。
ちゃんとミカンの仲間カラスザンショウの新芽だけに産み回ってました。さすが。
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飛び去った後を覗いてみると、黄色い卵がここには4個ありました。
緑の葉や茎に止まるチョウを見ていると、こんなふうに産卵するところにしょっちゅう当たります。
試しにそんなふうに見てみてください。思った以上に目撃できますけん。
それに当たったら、そのチョウはお母ちゃんですし、その植物はほとんどがそのチョウの幼虫の指定食糧(食草と呼んだりします)だとわかって印象にも深く残りますよー。

チョウ以外にもこんなん出てます。
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↑左から(多分ヒメ)ツチハンミョウ♂、ニジュウヤホシテントウ、ツチイナゴ
これらは成虫で越冬してきたものたちですが、この時期目立ちやすくなります。
ツチハンミョウは背中に小さいハエだか蚊だか蜂だかに食いつかれてとても嫌がっているところです。

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↑左からビロードツリアブ、ウスバキトンボ
これらは今年生まれと思いますが、季節感がありありです。
それぞれ生態を知るととても面白いのですが、思いっきり割愛しまーす。

「虫は嫌い!」という人は増えているかもしれませんが、虫も生態系セットの大事な一部でもありますんで、嫌いなのをちょっと抑えて知ってみると頭ではわかるくらいにはなりますよー。きっと。そういうことが大切なのです。
嫌いな度合が小さいものから観察してみよー!

○管理人M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(2) |permalink
ナラメフクレフクロフシとナラハナケシツブタマフシ
ちょっと庭に出てコナラの虫こぶを見てみました。

コナラの芽がナラメフクレフクロフシになっていました。すぐにもタマバチが羽化脱出しそうです。正常芽(真中画像)との違いは明らかですね。別の同じ虫こぶは、ヒヨドリにパクリとやられたことがありましたので、網をかけたところ、次の日に、タマバチが羽化していました。
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虫こぶには丸い脱出口が空いています。
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この虫こぶから羽化したタマバチは、♂と♀の両性世代で、交尾後の♀は雄花の花糸(かし)に産卵すると日本原色虫えい図鑑にあります。

庭のもう1株のコナラは、すでに雄花の蕾がぶらさがっています。 明らかに成長していない蕾がついています。これが次の世代となるナラハナケシツブタマフシの初期のものでしょうか?
コナラの雄花-2 ナラハナケシツブタマフシかも-3

この小さな異常蕾をファーブル下で、見てみました。その後顕微鏡モードで撮影しました。画像真中の白い↑の先が正常な花糸で葯の柄になっています。異常な蕾では、葯の形も少し変わっていて、花糸がぼこんと肥大していました。初期のナラハナケシツブタマフシで間違いないと思います。この中に幼虫がいるのでしょう。
異常蕾(奥)と正常蕾(手前)-1 正常な花糸-5 花糸の部分が肥大-4

タマバチが羽化したコナラで、ナラメフクレフクロフシから羽化したハチによく似たタマバチが、未熟な蕾に産卵をしていました。5~6匹いるようでした。
コナラの雄花の蕾に産卵するタマバチ-6 コナラの雄花の未熟な蕾に産卵するタマバチ-8 コナラの雄花の未熟な蕾に産卵するタマバチ-7

庭のコナラの雄花では、他にあと2種類の虫こぶがつくので、すべて同じタマバチかどうかはわかりませんが、一度見たかった雄花への産卵を目撃できたことは満足です。

代表M



虫こぶ | コメント(0) |permalink
4月2日の観察会
とても暖かい、いえいえ、暑さを感じたくらいの陽気だったようですね。
南区のNさんの画像です。
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当日はハイタカもでたそうですね。とても高かったとのこと、このくらいかな?以前私が撮った画像で失礼。
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こちらもNさん。
ヤマモモの雄花も観察されたそうです。ヤマモモは実のときはとても目立ちますが、まして、雄花には、なかなか目がいきません。
yamamomo obana-3

桜のトンネルです。こちらはWYさんの画像です。
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イヌビワの新芽、瑞々しいですね。WYさんです。 私がイシガケチョウだったら、卵を産んだかも、です。
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スプリングエフェメラルのフデリンドウ、ムラサキケマンです。Nさんの画像です。
fuderinndou-4.jpg murasakikeman-5.jpg

チョウチョも色々飛んだようです。こちらはテングチョウ、以前撮ったものです。天狗のような頭部、わかりますか?
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私は参加できず、残念でした。
参加された皆さん、画像をいただいたお二人、ありがとうございました。
代表M


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