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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
草むらのバッタ
9月、ススキのある草地では、ツチイナゴの幼虫がススキの穂にかじりついていました。
ツチイナゴ-1 ツチイナゴ-0

そんな草地の一角、草丈のある場所にショウリョウバッタとよく似ていると言われる、ショウリョウバッタモドキの♂を見つけました。
大きなツチイナゴの幼虫に比べると、とてもスレンダーですね。
ショウリョウバッタモドキ-1 ショウリョウバッタモドキ-2 ショウリョウバッタモドキ-3

10月の初め、ツチイナゴはもうススキの穂にはいませんでした。かわりにヨモギの花にかじりついていました。
ツチイナゴ-7

そして、10月末、ツチイナゴはクズの葉にいました。
ツチイナゴ-6

同じ一角の日当たりのよい杭に、ショウリョウバッタモドキの♀を見つけました。やっぱり♀は大きいですね。手を近づけると、裏側に回りました。彼らはいつもこんな風です。それでもすぐにまた元の場所に。日陰は寒いので、陽だまりが良いのでしょう。おかげでマクロで撮ることができました。
ショウリョウバッタモドキ-4 ショウリョウバッタモドキ-5

しつこく近づくと、逃げ出しました。やっぱり茎にとまります。そういえば、地面に下りているのを見たことがありません。
ショウリョウバッタモドキ-6

ショウリョウバッタとは体型が随分違いますね。地面から後ろ脚でピョンと跳ねて飛ぶショウリョウバッタとは、とまる場所も違うようです。
ショウリョウバッタ

週末は寒くなりそうですね。ツチイナゴは成虫で越冬しますが、他のバッタたちは冬は越せません。秋の深まりとともに、バッタたちの姿が消えていきます。

代表M


その他の昆虫 | コメント(0) |permalink
里歩き
いいお天気が続いています。でも、今日もマスクをしました。

里の湿地を彩るタデの花。本当に可憐ですね。ヤノネグサとミゾソバです。
タデ科-3 タデ科-6

ヌカキビの下で待ち構えていたハラビロカマキリ、乗っかっていたコカマキリ。そばの花では、チャバネセセリやキタテハやハナアブたち。他にもまだ暑いぐらいなので、ナガサキアゲハやナミアゲハも飛んでいました。
ヌカキビで-12 

溜池のそばのネズミモチです。なんか緑が大きいなと思ったらカメムシでした。アオクサカメムシ?でしょうかね。ネズミモチの実のタマバエの虫こぶ、ネズミモチミミドリフシを吸っています。口針がくっきりと見えました。 少し離れた場所から、ジョウビタキのヒッツ、ヒッツが聞こえていました。
口針

池の縁の浅い部分にいたトンボたち。コノシメトンボの♂はホバリングしていたのですが、撮れていたのは、池に映った姿だけでした。タイリクアカネの♀は産卵していました。画像は撮れなかったけれど、まだコシアキトンボがいてびっくりしました。
池-10

ガの幼虫を捕まえたミカドトックリバチ、青空に吸い込まれていきました。
獲物-7

こんな場所にはいるはずだと探したら、やっぱりいたヒメアカネです。雨が降らないので、こういうトンボたちには今年の秋はちょっと厳しい環境ですね。
田んぼ14

サイヨウシャジンとヒメジソです。どちらも好きな秋の花です。
紫とピンク

車を止めていたそばの側溝です。ハラビロカマキリが落ちていたので、カマキリに寄生していたハリガネムシが脱出するのかと思ったらそうではなかったようでした。やってきたのはウシガエル。パクリとカマキリをくわえるかと思ったら・・・。
溺れるものは-20 溺れるものは-21
飛びついたのは、カマキリでした。溺れるものはわらをも掴む、です。いえいえ、掴めませんでした。驚いたウシガエルはすぐに潜って逃げていきました。

こんな秋の1日でした。

代表M






自然観察全般 | コメント(0) |permalink
太宰府、筑紫野、三国 今頃見られる鳥たち
秋らしいお天気で昼間は汗ばむほどですね。
秋は多くの鳥が北から南へ越冬のために移動するような時期です。
ということで、近場へ出かけてみました。
行ったところは四王寺焼米ヶ原(太宰府)、阿志岐(筑紫野)、そして三国です。
四王寺山では小型のヒタキが結構いました。エゾビタキとサメビタキでした。写真はサメビタキ。
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春と秋の渡りの時期にあちこちで見られる小型ヒタキですが、サメビタキはあまり見られません。たまたま当たりだったようで、4-5羽はいました。
その他コシアカツバメが2羽通過して行ったり、ハイタカ、ルリビタキ(おそらく)といった冬鳥も。

日を改めて阿志岐へノビタキ期待で行ってみました。
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思った以上に当たりでした(嬉)。と言っても全部で7-8羽見ただけですが。
ノビタキも春と秋に途中一時滞在組ですが、こんな感じで草丈の高い草地でよく見られます。
右のは何故か路上にいつのまにかいて、嘴を開いて何となく辛そうでした。狭い道路でしたんで、轢かれてもイカンと思って近づいてみましたら、草地に飛んで行きました。一時的に調子が悪かったんでしょうか。
その他チョウゲンボウ、ハイタカ、ミヤマガラス、タシギ、マガモといった冬鳥が見られました。
鳥ではないんですが、イタチも5-6mのところを歩いて川原の茂みへ消えました。

そして資料館。駐車場西の田んぼ側のクヌギ、コナラなどがあるところに近づくと、何かが鳴いて飛びました。
暗いところで様子を伺ってました。
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ビンズイでした~。というか、声でだいたいわかってたんですが、小さく二声でしたんで、確定できず。
しばらくすると、またクヌギの方へ戻ってきて、木々を歩いて移動したり、地面を歩いたりしていました。
ほんの小1時間でしたんで、季節ものはそれだけ。タテハモドキ秋型とかリスアカネとかあれこれいました。
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ついでに井浦公園にはカルガモとヒドリガモが入ってました。
今週ちょっと歩くときっとこんなん見られますよ~。

○管理人M
野鳥 | コメント(1) |permalink
ナラハヒラタマルタマフシ
コナラの虫こぶ、ナラハヒラタマルタマフシです。これは昨年の11月の庭のコナラの画像です。
ナラハヒラタマルタマフシ

この虫こぶは落下して、タマバチが羽化するのは1年後ということなので、網内に落下したゴールを、植木鉢の土の上において、庭で保管していました。

あれから11ヶ月、今年の10月7日に思い立って虫こぶの1個を削ってみました。きれいな蛹になっていました。画像を撮っていたら、ポロリとゴールから出てしまいました。しょうがないので、そのまま小さなプラケースに入れて保管しました。今日見たら、真っ黒になって、脚や頭部が少し動くようになっていました。無事に羽化できるようです。羽化したら庭のコナラに戻したいと思います。
ナラハヒラタマルタマフシの蛹

昨年羽化したものの画像です。楊枝にとまらせました。成虫は翅の無いタマバチです。
ナラハヒラタマルタマフシから羽化したタマバチ

虫こぶは安全なようですが、寄生するものや、住まいをのっとる同居蜂がやってきます。これは、ナラハヒラタマルタマフシに産卵している同居蜂と思われるものです。 無事に虫こぶの主が羽化できるのは、案外少ないのかもしれません。
ナラハヒラタマルタマフシに産卵する同居蜂?

秋、コナラという木の葉と、とても小さなハチたちには、こんな命のつながりがあるのです。

代表M

虫こぶ | コメント(2) |permalink
秋深まる
鳥たちは大移動の時期で、福岡でもいろんな鳥の渡りの様子が見られる頃です。
そんな中、越冬組(いわゆる冬鳥)も少しずつ増えているようです。
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こちらはチョウゲンボウ(♀)。三国観察会ではあんまり出たことがないかもしれませんが、三国でも田畑地帯には来ていると思います。これは福岡市の海岸近くで撮りましたが、電線からさっと草むらに降りて上がったところ。ショウリョウバッタ♀を握っているのが見えますね。虫をよく食べます。たまに小鳥とか。
カルガモ(渡って来た大群)、マガモ、ヒドリガモ、コガモなどもボチボチ飛来してました。
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タシギ(↑左)、セグロカモメ(↑右)なども見られました。

これから日に日に冬の鳥が増えていくのも楽しみです~。
○管理人M
野鳥 | コメント(2) |permalink
三国歩き
観察会で行けなかった西の田んぼを歩いてきました。
あそこはどうも道路になるようで、頭を垂れる稲穂が見られるのも最後かもしれません。(右下は池側のヨシのところ)
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長いことここのおかげで観察会でもいろんなものを見ることができました。どうもお世話になりました。あともう少し見せていただきます。
記念写真として気楽にご覧ください。

この田んぼあたりで見られたものも↓「続きを読む」のところに入れています。
良かったらご覧くださいね~。

○管理人M

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自然観察全般 | コメント(1) |permalink
セイタカアワダチソウ
セイタカアワダチソウの花が盛りです。人に嫌われる花ですが、虫たちには人気の花ですね。

まだ入って間もない場所なので、2mを超えるものもあります。セイタカの由来ですね。
セイタカアワダチソウ-1

ガの仲間、○○ウワバでしょうかね。盛んに蜜を吸っています。ヤクシマルリシジミや、ヒメアカタテハなどチョウたちでにぎわっていました。
セイタカアワダチソウ-2 セイタカアワダチソウ-3

セスジツユムシは花粉狙いでしょうか?それとも花を食べていたのでしょうか? カンタンの♀も花に顔をつけていました。この♀を撮っていたら、♂が私に飛び掛ってきました。ペアだったようですね。 
セイタカアワダチソウ-4 セイタカアワダチソウ-5 セイタカアワダチソウ-6

こちらは小さなカスミカメの仲間、ウスモンミドリカスミカメ?かもしれません。ツマグロキンバエやコアオハナムグリも、もちろん常連です。
セイタカアワダチソウ-7 セイタカアワダチソウ-8 セイタカアワダチソウ-9

ミツバチにアリたち。でも、花がつく前に沢山ついていたセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシの姿はぐっと減っていました。
セイタカアワダチソウ-10 セイタカアワダチソウ-11 セイタカアワダチソウ-12

他にもハバチの仲間やハラナガツチバチなど沢山きていました。
セイタカアワダチソウ13

セイタカアワダチソウは根が出す化学物質が他の植物を抑制しますが、結局自分も負けてしまい、どんどん背も低くなりますね。セイタカアワダチソウを農薬にする研究などが進められているようです。

代表M


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ヌマツルギクが・・・
定期的に観察している場所ではありますが、車を止めて唖然としました。
神社

広場いっぱいに広がった外来種のヌマツルギクです。ちょうど草刈をされていたので、これでも随分減ったという感じです。去年はこんなことはありませんでした。薄紫の小花はヨメナかノコンギクかはさておき、ここに元々あったのは、この花でした。
ヌマツルギク-2 ヌマツルギク-4 ヨメナ?-5

宝満川や水田でヌマツルギクは広がっていたのですが、この場所までくるとは。すごい繁殖力ですね。九歴にも入っていますので、来年はこの状態になるのでしょうか? 

ため息をつきながら、ツバキの葉をみたら、タテハモドキがとまっていました。タテハモドキも秋型が増えてきましたね。
タテハモドキ-7

別の常緑の葉裏には、セモンジンガサハムシが。桜の木があちこちにあるので、相当いると思いますが、彼らもそろそろ、越冬準備でしょうか。
セモンジンガサハムシ-6

西小田や隈では稲刈が終わった田んぼが増えてきました。朝晩は結構冷えてきましたもんね。

代表M

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10月3日の合同観察会
昨日は、北筑後保健福祉環境事務所が公募された方々やスタッフの方々と、三国の会員で、観察会を行いました。
観察会準備-1JPG

新しい画像がW稲さんから届きましたので、載せさせていただきます。 
明け方、かなり気温が下がりましたが、ナガサキアゲハも元気に飛んでくれました。イヌタデの花もきれいですね。
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青く澄んだ空のもと、飛行機雲が風になびいて、秋らしいお天気でした。3班のM木さんから画像が届きました。
s-6403班観察風景 003  s-6403班、アリ、バッタ等観察 007 s-6403班、アキニレの実 012

子供たちも熱心に何か探していますね。アキニレの実はうすい緑色でした。、この実は野鳥たちが大好きです。
この班は子供さんがまとめの発表してくれましたが、とても嬉しそうでした。


三国の田んぼにも入ってしまった特定外来生物の「アライグマ」の足跡です。これは三沢側。私も津古側で見ましたが、いろんな悪影響があるアライグマ、なんとかしなければなりませんね。
s-6403班、アライグマの足跡? 021

参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M
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