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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
キツネノカミソリ → オオキツネノカミソリ
F田さんから、きれいなお花のお便りをいただきました。F田さん、ありがとうございました。 代表M


25日井原山に、キツネノカミソリを、見に登ってきました。
IMG_0137.jpg 簡保跡地 IMG_0149.jpg

F田
植物 | コメント(3) |permalink
三沢ビオトーププロジェクト運営会議のお知らせ
先日の合同観察会、お世話様でした。

合同観察会は、「三沢ビオトーププロジェクト」の一環として行われているものです。
観察会で目撃したものなど、当会のデータも活用して、後日、啓発冊子を作ることになっています。また、ヨシノボリの溝の整備に関しても、この会議で決定していきます。

1回目の会議は、5月18日に、九州歴史資料館にて、関係者と行われました。

2回目の運営会議が下記のように行われます。 
日時:平成27年8月24日(月)13:30~
場所:九州歴史資料館(部屋未定)
(当日、九歴が休館日の場合は、守衛さんのところから入館することになります。)

当会の会員はどなたでも参加可能です。
一度参加してみませんか?

お知らせだけではつまらないので、画像を少し。
庭のジョロウグモ、網がとってもきれいでした。できれば、クモの巣にかかる前に拝見したかったシリアカハネナガウンカ。そして、ヒメグモの仲間です。 ベニツチカメムシの幼虫が、赤シャツ黒襟、黒ボタンのフォーマルな格好に見えますが、このクモはとってもラフな感じです。赤シャツに黒ボタン。 生きものの模様も面白いですね。
ジョロウグモ幼体 ジョロウグモに捕まったシリアカハネナガウンカ-2 ヒメグモカップル

代表M
連絡やお知らせ(署名) | コメント(0) |permalink
ホドイモ
林の縁に、不思議な花です。何がなんだか分からない花なので、とらえどころがありません。だから、1度見たら、2度と忘れないと思います。
ホドイモ-3 ホドイモ-4

ねじれたりして、曲がった蕾や花を見ていると、林床でまっすぐ伸びることができなかったウスギムヨウランを思い出しました。

蔓になった茎から葉っぱが出ています。マメ科ということはすぐにわかります。
ホドイモ-2

ホドイモは、林縁部などに咲くようですが、下画像のように、目立ちません。根のお芋は食用になるそうです。
ホドイモ-1

よく通っていた場所でしたが、今年初めて気がつきました。豆もみてみたいものです。

代表M
植物 | コメント(0) |permalink
クモバチ科の一種
庭の落ち葉の上に黒っぽい小さなハチがいるのに気がつきました。といっても、この翅に黒斑のあるこのハチは良く見かけるのですが、ちょこまかしてこれまで画像にとったことはありませんでした。
クモバチ科の1種-1


画像を撮って、初めて獲物も一緒であることに気がつきました。クモの脚8本の内、6本はすでに捌かれていて、2本が残るのみ。丹念に舐めています。と、クモの触肢を大顎でくわえてとととととと移動を開始。追跡しましたところ、8mも移動しました。途中で、同じような落ち葉があると、少し歩みを遅くして獲物を置きそうになるのですが、結局おかず、8m先の落ち葉にどっこいしょと。触覚でパタパタしているのは、獲物にすでに寄生のようなものがされていないか、健康であるのか、そういったことを調べているのではと思いました。そして、脚の先や口の中、ありとあらゆるところをきれいにしているのでしょう。なんといっても、自分の子供に食べさせる餌ですから。
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10分以上も落ち葉の上できれいにしていたところ、また移動を開始、ところが、落ち葉の中に入ったっきり出てきません。家の壁面や葉裏に泥の巣を作っているとばかり思ったのですが、どうやら違いました。

ネットにコトゲアシベッコウというものがいると書いてあったのですが、それではないかと思いました。
トゲアシベッコウ(トゲアシクモバチ)の仲間は、3月から初夏までが活動期だそうなので、違うようですね。

クモは、ジグモと思ったのですが、これまた画像を拡大して、ヤチグモ科の一種ではないかと思いました。庭にはジグモの巣がいくつもあるのですが、子供の頃を思い出しつつ、ちょっと、巣から出ていただきました。やっぱり、獲物になっていたものとは違いますね。

ジグモの巣-1 ジグモ♀


代表M
自然観察全般 | コメント(0) |permalink
雨の中、元気です
7月21日、高良山のボロボロノキの下に行ってみました。

10日前には、成虫がボロボロノキの実を運んでいるのが見られましたが、もう成虫の姿はみあたりませんでした。
RIMG1600.jpg

ボロボロノキの実は木にはもうなっておらず、まだ青いのや、すでに果肉がなくなったものなどがたくさん落ちています。
ベニツチカメムシは、小雨の中をうろうろしたり、何匹も重なるように一つの実を吸っていたり、低い木の葉にとまって休憩中など、
色々な状態の幼虫が見られます。
RIMG1629.jpg RIMG1631.jpg RIMG1633.jpg

1個の実を独占しているのを見つけて、カメラを近づけると実に刺した口針をとらえることができました。結構固い実ですが、細い口をうまく差し込んでいますね。
RIMG1625.jpg RIMG1627.jpg

あと2回くらい脱皮すれば、成虫になりそうです。その頃には暑い日が続くので、斜面のくぼ地などにかたまって暑さをしのいでいることでしょう。

久留米のG

その他の昆虫 | コメント(3) |permalink
セミ
夏の虫の代表といえばセミも該当しますね。今回はセミの話題を一席。
三国や福岡近辺で声が聞かれる、あるいは姿が見られるセミは、一般的に街では
ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシの4つでしょうか。
1507niiniizemim7061.jpg
  ↑ニイニイゼミ

だいたい初鳴きの順が上の順番みたいになっていると感じている人が多いと思います。
ちょっと山手に行けばこれらに加えて
ハルゼミ、エゾハルゼミ、ヒメハルゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミと輪が広がって合計9種類で多分全部じゃないでしょうか。
1406higurashi4472.jpg 1507himeharuzemim7052.jpg
  ↑左からヒグラシ、ヒメハルゼミ

ご存知のようにセミは幼虫時代を何年も地中で過ごしますんで、目にするのは成虫の状態がほとんどですね。
成虫という時期は子孫を残すのに特化した時期で、セミの場合特に短期間でその目的を果たすため、一見短命に見え、儚いもののたとえとして古くから見られています。
何にしてもかなり身近な虫ということは間違いなさそうです。

ちなみに今年の私の初鳴き気付き日は
ニイニイゼミ:6月24日 ヒグラシ:7月6日 ツクツクボウシ、アブラゼミ:7月15日
エゾハルゼミ、ヒメハルゼミ:6月だったが覚えてない
ハルゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ:産地に行ってないらしくまだ聞いていないか気付いていない
といったもので、今年はほとんど中国地方で過ごしていますし、条件がコロコロ変わっていますので、あくまでもひとつの参考としてご覧いただければと。行く地方は違っても毎年似たような頃になっています。

この夏は知らなかったセミの声を聞きにちょっと山手に行ってみてはいかがでしょうか。
三国でもあれやこれや鳴いていますよ~。

○管理人M
その他の昆虫 | コメント(1) |permalink
クダマキモドキの姿勢
イヌビワの葉の上にいたサト?クダマキモドキの幼虫です。
クダマキモドキの幼虫1-1

「位置について!  よ~いドン!!」。
水泳のスタート台の上のような姿勢です。葉っぱの上を少し歩いても、また同じように身を乗り出しています。
クダマキモドキ1-3

この格好が楽なのでしょうか?
触覚はほとんど、葉の表面にそっておいています。目は葉の下の方。触覚で葉上の危険や獲物を察知、目は下からやってくるものを見つけるため、そんなことなんでしょうかね。画像を撮ろうとカメラを下から入れたら、頭がだいぶひっこんでしまいました。ちょっと残念でした。
クダマキモドキ1-2

なかなか興味深い格好でした。

代表M
その他の昆虫 | コメント(0) |permalink
埋葬虫(しでむし)
7月12日に、筑後川の大城橋付近の河川敷にある自転車道を歩いてみました。そこだけ舗装してある自転車道には、ミミズの死骸があちこちにあり、今、草むらから這い出てきているミミズもいました。
RIMG1613.jpg RIMG1612.jpg

さっき死んで、まだ柔らかそうなミミズには、黒い甲虫とアリたちがたかっていました。その甲虫は、黒一色で交尾しながらミミズを食っていました。オオヒラタシデムシという、死んだ虫を埋葬してくれる虫のひとつでした。
RIMG1611.jpg

交尾中のこの虫のオスは、メスの上に乗っていますが、よく見るとメスの片方の触角をくわえていました。
RIMG1610.jpg

「日本動物大百科 昆虫Ⅲ」によると、「シデムシ亜科の多くは、交尾時にオスはその大あごでメスの触角の一方をつかむ。
そして、交尾がすんだ後もそのまま乗っていることがあり、ときには産卵がすむまで放さず、他のオスを寄せつけないこともある。」
と書いてあります。

近くには、幼虫も見られましたが、古代生物の三葉虫を縦長にしたような雰囲気でした。まもなく地中に浅くもぐって蛹になりそうでした。
RIMG1609.jpg


土をつくるミミズ、そのミミズの死骸を食べるオオヒラタシデムシ、どっちも自然界になくてはならないものたちでしょう。

久留米のG
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
アカイラガ
7月6日、庭のサクランボの葉についていたアカイラガの幼虫、何か違和感があるので、拡大してみました。左右非対称です。どうやら、「突起のついた肉塊は、外れるらしい」、ということがわかりました。びっくりです。それにしても、毒針がなければ、食べちゃいたいくらい、きれいなゼリー菓子のようです。
肉塊が外れると繭を作るらしいので、葉っぱと幼虫を室内にいれて、カップをかぶせて様子をみることにしました。
アカイラガ-2 アカイラガ-3

すぐに肉塊が外れて繭を作るのかと思ったら、まだまだ食欲旺盛で、このままの状態で葉っぱ2枚半を食べ、10日の朝、7時半過ぎに容器にとまっていて、最後の糞をしてお腹の中をきれいにしました。 
アカイラガ-4 

14時半過ぎに見たら、肉塊も外れて、糸を張り始めていました。
アカイラガ-6

前後しますが、7月7日に容器に止まっていたところ、体内が透けて見えました。白いぐにゅぐにゅしているものが、幼虫の呼吸と同時に、もわわんもわわんと動いていたのですが、これがどうやら、絹糸腺と呼ばれるものではないかと思いました。繭を作るにあたり、とても大事な器官ですね。体側にある気門から気管の白い糸の束が広がっていく様子も見て取れましたが、画像では平行して横切る細い線しか写っていません。
アカイラガ-5

7月10日、20時前、とってもきれいな白い繭になっていました。
アカイラガ-7

ところが、23時過ぎには、こんな茶色に。
アカイラガ-8

11日、今朝、出来上がりでしょうか?
アカイラガ-9

肉塊の一部にも糸が絡んでいます。自然状態では、風や様々なことで、葉が動くので、おそらく肉塊は落下すると思いますが、これを触ったら大変です。まだ生色を保っていますので、毒も健在かと。

イラガの繭といえば、茶色と白の模様のものを思い浮かべます。手持ちの画像を探したれど、見つかりませんでした。こちらはその幼虫です。アカイラガに比べると、倍くらいの大きさでしょうか。
イラガの幼虫

この幼虫はアカイラガのように肉角が外れることはありません。
茶色と白の繭を作るに際しては「動物たちの地球78」のイラガの繭づくり(石井象二郎さん)に詳しくでていました。簡単に書くと、「最初に絹糸で繭を作り、次に肛門から白色泥状のシュウ酸カルシウムの液を排出、口からはたんぱく質の茶色い液を排出、中で幼虫が動く時に、肉角が繭の内壁をこすってしまうために、シュウ酸カルシウムの部分が擦り取られ、茶色の模様ができ、同時に繭は硬くなる」ということのようです。

アカイラガの幼虫も、イラガと同じように、肛門と口から液を出しているのでしょうか? 白くなった繭を見ていると、何か液状のものが内壁に広がったような感じがします。酸化して茶色に変わったということでしょうか? アカイラガの繭に関してはどういう作りになっているのか、ほとんど情報がありません。繭の右端の部分に点々と円が見えるような気がします。脱出のため、繭の壁面が薄くなっている部分なのかもしれません。

上手く羽化したら、繭の断面を見てみたいと思いました。

(下書きのつもりが午前中に設定ミスでアップされてしまっていましたので、一旦引っ込めて書き直しました)
代表M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
アカミミガメ
先週、九歴からの道路を走行中、真新しい歩道の上をひょかひょかお急ぎのカメに出会いました。20cm以上ある大きなアカミミガメです。ペット屋さんや、夜店で売っているミドリガメはこんなに大きくなりますから、大変です。
アカミミガメ-2

そばによると、ぴたっと動かなくなりました。少し待つと、ちょっと頭がでてきました。
アカミミガメ-3

背中をみると、後ろ半分に泥がついています。どうやら土の中に卵を産んだ後の雌のようです。
アカミミガメー4

ひっくり返してみました。尾が短くて総排泄口が甲羅より内側にあるようなので、やはり雌と思います。
アカミミガメ-5

もちろんちゃんともとに戻しましたよ。結構重かったです。

このカメは今年あと何回卵を産むのでしょうかね? 特定外来生物になるという記事が去年あったと思うのですが、まだ要注意外来生物、侵略的外来種ワースト100のようですね。特定外来生物になると、捕獲も移動も禁じられるので、かえってややこしくもなりますね。それよりもペット屋さんのお商売に影響が出るので、そういう圧力で見送られたのかも。


[勝手にカメ連動]こちらは在来のイシガメ(管理人M)
7月7日石見の国でのことですが、雨の中ニホンイシガメがやはり道路を歩いていました。
1507ishigame6589.jpg
人口がそれほどでもなく乱開発もまだそれほどでもないため、まだこういった在来種が割と普通に生活してますが、農林業は後継者が少なく、耕作放棄地も増え続けていますので、環境が変化しておりまして、変わるにつれてその場所を好む、あるいはそこに適した生物が増えて、そうでないものはいなくなることになります。
現実的に農林業などを中心とした里山環境を維持するのは困難ですが、外来種、つまり人の趣味趣向だけのために外来の生き物が流通しまくることはもうたいがいにしとかんといかんですね。失われるもののことも頭に入れなければなりません。人もそれらの影響を受けますしね。



代表M
爬虫類 | コメント(1) |permalink
ニイニイゼミの羽化
庭のヒイラギの根元で、ニイニイゼミが羽化していました。以前も昼頃に羽化しているニイニイを見たことがあります。
ニイニイゼミ羽化

いつも思うのですが、こんな複雑な形をしたものが上手く羽化するもんですね。
このニイニイゼミ、後足の跗節の部分がまるごとありません。でも、小さな爪はちゃんとついています。もちろん抜け殻も同じことです。
生まれつきなのかもしれませんね。ほんのおまけ程度の爪で、捕まりにくそうではありますが、それでも殻に後足をそえています。
ニイニイゼミの羽化-3
ストローには、毛が生えています。硬い木に穴を開けるのですから、相当強いのでしょうね。
ストローにも毛-2

元気に羽化ほぼ成功です。ちょっといないうちに飛んでしまったようでした。良かったです。
ニイニイゼミの羽化-4 

残った羽化殻の腹部を見たら、白い。そういえば・・・これまでも見たことあるような。拡大してみたら、蝋物質。やっぱり、セミってハゴロモなんだ、と妙に納得いたしました。
ニイニイゼミ羽化殻-5

代表M
その他の昆虫 | コメント(0) |permalink
7月4日の観察会
予報は曇りだったのに、7時頃には、小雨に。結局スコープは使わずに観察会を行いました。

受付でみんなが見ているのは管理人さんが持ってきてくださったオオヨシキリの巣、ニホンジカの角、シマヘビの抜け殻です。いつものように、観察会前から観察が始まりました。
受付 オオヨシキリの巣 ニホンジカの角

私たちの受け持ちは、3グループ。班毎に観察を行いました。
管理人さんのグループ、レインボーさんから届いた画像です。館の周りを観察されました。ヤモリ、どこにいるかわかりますか? 木の幹にいたクチキムシの仲間(オオクチキムシ?)です。
観察会4CIMG0649 ヤモリCIMG0646 オオクチキムシ?CIMG0651

かちがらすさんのグループです。ヒメオサムシを触っていて、毒ガス攻撃を受けてしまったのでありました。弥生の丘コースです。
明るくなって、野鳥たちの声も賑やかになりました。林縁にはモミジイチゴ?の葉に作られたオトシブミの揺籃もありました。蜂に擬態しているといわれるモモブトスカシバの仲間が交尾をしていました。幼虫はカラスウリなどの茎に虫こぶを作り、その中で成長します。 
観察会3 モミジイチゴ?についたオトシブミの揺籃 モモブトスカシバの仲間-1

久留米のGさんのところは、画像が届いてから載せさせてもらいます。
Gさんのグループも館の周りを観察されたようですね。少し田んぼにも出られたようで、田んぼの中の生物も賑やかなようでした。

どうも写真が撮れていないようなので、下見時の交尾中のジャンボタニシとヒルの仲間、そして、館ができて増え、田んぼと行き来しているハクセキレイの画像を載せておきます。
ジャンボタニシ交尾 ヒルの仲間 ハクセキレイ
ジャンボタニシは呼吸管を2匹とも伸ばしています。鰓呼吸と、直接空気も吸えるそうですごいですね。ピンクの卵がそこここにすでにありました。


尚、シカの角をご覧になりたい方は、レインボーさんのお店にどうぞ。嬉しそうにお持ち帰りでした。

参加された皆さん、ありがとうございました。
観察会 | コメント(2) |permalink
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