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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
トキワガキ
更新が滞っておりました。

筑紫野市側の某所、トキワガキの花が咲いたと、教えてもらいました。常緑の柿なので、常葉柿という名前なのでしょう。南方系の木なので、あまり多くはないようです。
花は、なんと、地面でした。 茶色のは日数がたったもの、白いのがこの日落ちたものでしょう。下がアスファルトなので、目の前で、ポコン、ポトンというか、上手くいえないのですが、音を立てて落ちてきます。おまけに落ちて弾みます。釣鐘型の花は、肉厚で弾力があるようです。 教えてくださった方と、童心に戻って、音を楽しみました。
トキワガキ-1

木は高く、枝についているものは、望遠でしかわかりません。白っぽい花がわかります。
トキワガキ トキワガキ-5

幹は、これ。
トキワガキ-6

葉っぱは、高くてよくわかりません。ただ、そばに、幼木があったのですが、これがそうかもしれません。
トキワガキ-7

花を少しいただいてきました。雌雄異株だそうで、この花は全部雄花ではないかと思いました。中には、例のごとく、アザミウマがちょろちょろ。花粉袋に毛が生えています。花粉がほとんど出た後のものをみていたら、何か卵みたいなものが。アザミウマでしょうか? 別物でしょうか、よくわかりませんでした。
トキワガキ-9 トキワガキ-10

代表M
植物 | コメント(0) |permalink
ネムノキ
梅雨空にネムノキの花がきれいです。
ネムノキの花-1 ネムノキの花-2
刷毛のような雄しべが沢山ありますね。その先に花粉がついています。ネムノキの花は蜜が甘いのですが、舐めても甘くないことも。「あれ?何で? ああ、きっと昆虫が蜜を吸ってしまったのだろう」と今までは変な納得をしていましたが、違いました。

上から花を見てみると、イソギンチャクのような花がありました。頂生花というそうですが、蜜があるのはこの花だけで、残りは蜜のない花だそうです。(このことは、以前レインボーさんが薬草講座でも記載してくださっていましたが、忘れておりました。)さて、この花は確かに蜜がいっぱいで甘かったです。2種類の花は形も違います。
ネムノキの花-3 ネムノキの花-4 ネムノキの花-5

でもどちらの花もちゃんと雌しべが真中に1ぽんずつあって(一番上の右の画像でも、白い雌しべがツンツンしているのが見えますすね)、その元には子房がついています。豆の鞘の形が想像できる感じですね。子房の中には、もちろん豆になる部分もちゃんとありました。
ネムノキの花-6 ネムノキの花-7

15j時過ぎには、開きはじめていた花です。この花の送粉者は夜行性のスズメガだそうですが、花のピークをその行動時間に合わせ、強い香りで、誘うのでしょう。自家受粉を避けるために、雄しべが咲き先に成長するのだそうですが、花粉を全面に突き出しすごいですね。
ネムノキの花ー9

でも、いったいどういう仕掛けで花が夕方から咲くのだろうとネットを検索していたら、こんなページに行き着きました。
http://news.sci.kyushu-u.ac.jp/biol/%E8%8A%B1%E6%99%82%E8%A8%88%E3%81%AF%E4%B8%BB%E8%A6%81%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E3%81%8C%E5%88%B6%E5%BE%A1/
花時計は主要遺伝子が制御(2010年4月29日) 
ネムノキの開花も遺伝子が関与しているのでしょうか? 

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自然観察全般 | コメント(2) |permalink
7月観察会はちょっと特別
右の欄の「次回観察会」のところに書いてありますからお気付きの方もいらっしゃると思いますが、7月4日の観察会は日程はいつもの通り「第1土曜の午前中」ということなんですが、内容がちょっとだけ違いそうです。
県の北筑後保健福祉環境事務所(まあ、つまりは福岡県)との合同のものになるそうです。
1506amagaeru6023.jpg
久留米のGさん、かちがらすさんと私管理人Mが一応班長さんみたいなものをやることになってます。
県側はどうしても「ビオトープ」という皆さんには「聞いたことはあってもよくわからない」言葉をお使いになるようで、このあたりが「いつもと違う」のひとつの要素なんですが、少なくとも私は三国の会の肝である「虫の目鳥の目」を縦糸に、そして今回ニーズがあるらしい「野生生物の棲家」「生き物調べ」といったあたりを「法律や一般的な現状」「外来生物」などまで広げて横糸にして歴史資料館あたりを実際に見て「これからどんな環境を求めて行くか」を一歩でも現実的に考える機会にできればと思っています。
と言いつつ、ほとんど福岡にいない出稼ぎ生活が続いていて、細かい小ネタを現地に見出すようなこともできませんので、用意する多少の資料以外はほとんどそこで見つけたもののうちいくつかをアドリブで取り上げるような「いつものノリ」になることでありましょう。「これが虫の目鳥の目でーす」とか言いながら。
いつもご参加の皆さんはホスト的にお手伝いいただきたいと思いますし、普通に三国観察会に初めて行ってみようかという方ももちろん大歓迎ですし、北筑後事務所の募集を入り口にご参加なさる方もぜひぜひおいでください。

○管理人M
連絡やお知らせ(署名) | コメント(1) |permalink
イチイガシの毛虫
イチイガシを通年観察しているのですが、葉をつづって巣を作っている毛虫が気になっていました。大木のイチイガシにはたいていこの巣があります。
イチイガシのガ 巣

葉を開けると、オレンジ色の毛束のある幼虫がでてきました。
イチイガシのガ 幼虫

中齢と思われる巣を持ち帰り、ブナ科なので、コナラで飼育してみることにしましたが、食べません。それで、イチイガシを時々いただいてきて与えていました。 餌不足になると巣から出て這い回っていた幼虫が巣からぱったりでなくなりました。葉を開けてみると、繭を作っていました。
イチイガシのガ 繭

少し触ったりすると動いてギイギイ音がします。蛹を見て見てみると、確かに、腹端に溝のような部分がありました。でも、以前同じように音を出していた蛹には、その繭にも溝のような構造がありましたが、これにはありません。葉で囲まれているので、毛と溝が摺れた音が増幅されたのかもしれませんが、良く分かりませんでした。
イチイガシのガ 蛹  イチイガシのガ 蛹の腹端

さて、朝ケース内で羽化しているのを見つけました。 幼虫とは対象的な地味なガが出てきました。
イチイガシのガ 羽化

元のイチイガシの大木に近づけると、幹に張り付いて動かなくなりました。マルバネキシタケンモンというものと思いました。良く似たホリシャキシタケンモンとの違いはこのページにありました。  http://yokonami.web.fc2.com/4kisitakenmon.html
マルバネキシタケンモン  マルバネキシタケンモン1

代表M






昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
孵化間もない幼虫
コナラの葉に、ハラビロカマキリの幼虫が何匹もついていました。すぐそばには、卵嚢が。
ハラビロカマキリの孵化1 ハラビロカマキリの卵嚢-2

卵嚢にまとわりついているのはシリアゲアリの仲間です。 卵嚢の中を開けてみたら、カマキリとして孵化できなかった壊れた組織のようなものがありました。何かに寄生されたりしてカマキリとしては育てなかったものが、兄弟たちが生まれてしまったために卵嚢に穴が開き、アリの攻撃対象になったのだと思いました。
卵嚢を襲うシリアゲアリ-3

少し前には、こんなキリギリスの幼虫が何匹も葉の上にとまっていました。アオマツムシかと思ったのですが、それにしては脚が長いようです。ヒメクダマキモドキは縦にぺったんこの幼虫なので、これはサトクダマキモドキあたりではないかと思いました。
クダマキモドキの幼虫-4  クダマキモドキの幼虫-5

代表M
昆虫(カマキリなど) | コメント(0) |permalink
6月6日の観察会
今年も梅雨になりましたね。いつものように皆さんが集まってくださいました。
観察1

昨日の雨で、キノコがあちこちに。すでに誰かが食べた痕もありました。
キノコ-3

あちこちに生えているクローバー、花の中からでてきたのは、アザミウマの仲間です。すでに成虫のようですね。作物によっては害虫と呼ばれるアザミウマですが、クローバーでは花粉を食べて花から花へ移動しているのでしょうかね。
アザミウマの仲間-4

こちらはモンキチョウ。一生懸命蜜を吸っています。クローバにとっては花粉を媒介してくれるありがたい相手です。おまけに葉っぱに卵を産んでもらって幼虫を育ててもいる、虫を支配しているのは植物でしょうか?
モンキチョウ-1

コナラの疎林も昆虫たちで賑やかになってきました。樹皮の隙間には色々と潜んでいる昆虫がいます。
観察2

ネザサにもこの時期の主である、カップルが。 来月は、次世代の幼虫か蛹が見られるかもしれませんね。
タケトゲハムシ-6

里の流れでは、底に何匹ものヨシノボリ、流れに浮かんだシマアメンボ(口吻と前脚は体の下に折り曲げてしまいました)、そして管理人さんが見つけてくださったコオニヤンマなど、盛りだくさんの観察会でした。
ヨシノボリ-3 シマアメンボ-4

1506kooniyanmaf5788.jpg

参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M





観察会 | コメント(0) |permalink
キジの親子
西小田を走行中、前方にキジの♀が。車を止めて、窓から観察しました。
良く見ると、雛を連れています。 少なくとも6羽はいるようです。
キジの親子

親の影に隠れるようにしているもの、さっさと駆け出すもの、それぞれ性格も違うのでしょうね。
キジの親子-2

坂を下った草地、雛の姿はクローバーの中ではもうあまり目立たないようですね。 親も座ってしまえば土にまぎれてしまいます。時折、首をもたげて回りを見回していました。(真中の薄茶色のものが顔です)
キジの親子-3 キジの親子-4

以前の付録に、レインボーさん聞き取りで、猟友会の方が津古の農地にキジを放鳥された後、「今度は花立山でも放す」と言われていたというものを載せたことがありますね。西小田ではあまりキジを見かけないのですが、小郡市乙隈との市境にありますので、このキジもそんな放鳥されたものが繁殖している可能性もありますね。

M木さんの以前の記事では、卵は11個あったとのこと、同じくらい産んだとしたら、すでに半数になっています。雛を狙うものも、いろいろいることでしょう。 成鳥になれるのは、どのくらいでしょうか。

代表M

野鳥 | コメント(0) |permalink
コウモリガ科でした。
イチイガシの葉裏にいた1cmちょっとの小さなガです。
シロテンコウモリ

驚かすと飛んでしまうと少し遠くから何枚か撮っていたのですが、まったく動きません。思い切って、ぐっとカメラを近付けてみました。もこもこです。動物のぬいぐるみみたいですね。
シロテンコウモリ-2

シロテンコウモリ-3  シロテンコウモリー4

見つけた時は、きっとシャチホコガ科だろうと思っていたのですが、調べてもわかりませんでした。トラガ亜科、ならば、ドクガあたりかもと探しましたが、結局見つかりませんでした。

それでS先生に画像を見ていただきました。シロテンコウモリというそうです。このガの記録は少ないそうです。

ネットで調べていましたら、九州病害虫研究会報に「コ ンニ ャク 及 び ヤマ イ モを 加 害 す る シ ロ テ ン コウ モ リ幼 虫 の 形 態」という文献が出てきました。この幼虫は他にサトイモやアマドコロを食べるそうですが、コンニャクともども近くにはありません。ヤマノイモの芋を食べて育ったのでしょうかね。

代表M









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