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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
ニジオビベニアツバ
イチイガシの新芽を食べていた芋虫です。お嫌いな方はお許しを。
ニジオビベニアツバ幼虫-1

この特徴ある姿、毛が面白いニジオビベニアツバの幼虫です。なかなか見ることのできない蛾のようです。この蛾の生態については、下記のURLに詳しくでています。
http://blog.zaq.ne.jp/insect/article/574/
ツムギアリに擬態していて、他のアリの攻撃を受けないとか。
どういうことでしょうか。そこで庭の倒木の上で動画を撮ってみました。毛の動きに注目してください。
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一本一本まるで、別の動きをするようですね。たまたまかもしれませんが、アリはこの幼虫を避けて通りました。
びっくりしたのは、キノコを食べ始めたことです。以前も地面で見たことがあるのですが、こういった食性からかもしれません。
ツムギアリの動画を見てみましたが、触覚の形や動き方とこの幼虫の毛のそれはあまり似ているようにも思えませんでした。ただ、ツムギアリが縦にならんでいるときは、触覚がツンツンでているので、そのように見えるのかもしれませんね。

前から見ると、なかなかの威嚇効果があるようですね。
ニジオビベニアツバ2

成虫になったら、またアップしたいと思います。その後元のイチイガシのところに戻す予定です。

代表M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(2) |permalink
キジの抱卵ー2
先日送ったキジの抱卵を最初に見つけた方が、タマゴの写真を撮っていました。
キジの卵
「タマゴに触ると、抱くのを止めることが多い」と聞いていましたので、心配していたのですが、その後もちゃんと暖めていたので、安心しています。

M木
野鳥 | コメント(1) |permalink
南から来た大きなハムシ

4月22日、自宅の近くを車で走行中、フロントガラスにジンガサハムシをひとまわり大きくしたようなのが飛んできました。
RIMG1466.jpgRIMG1460.jpg

車を止めて虫をつまんだのですが、なかなかガラスから外れませんでした。
RIMG1461.jpg RIMG1462.jpg
持ち帰って調べると、「ヨツモンカメノコハムシ」だとわかりました。

翌日には庭先のヒメヒオウギズイセンの葉上に、またも同じ虫が見つかりました。今度は交尾中の2ペアです。
RIMG1458.jpg

日本昆虫学会九州支部の機関誌(pulex no.90 2011年 瀬島翔馬)によると、「ヨツモンカメノコハムシはハムシ科カメノコハムシ亜科に属し、幼虫・成虫ともにヒルガオ科のノアサガオやサツマイモなどを寄主植物とする。
従来、沖縄本島以南の南西諸島からのみ記録されていたが、1996年に奄美大島から、さらに2000年以降に九州本土の各地から相次いで記録されるようになった。」とあり、九大箱崎キャンパスでノアサガオから5頭の採集が記録されていました。
また、ネット検索すると2014年に県内で撮られた画像を3件見つけました。

このハムシの餌となっているサツマイモに発生が見つかった県では、害虫として注意を促すよう病害虫防除所から農業関係者宛に情報が出されています。福岡県では、まだのようです。

私は、捕まえたものの餌がなく、ヒルガオなどがありそうなところを探しましたが見つけることができませんでした。本日園芸店をまわって、ようやくノアサガオ(イリオモテアサガオ)の苗を手に入れました。ためしに葉を1枚シャーレに入れてやると、しばらくウロウロ歩き回っていましたがかじり始めました。
RIMG1467.jpg

交尾をしていたのを採集しているので、産卵を待ち、うまく飼育が出来れば卵や幼虫の画像などもご紹介したいと思います。

久留米のG



昆虫(甲虫) | コメント(3) |permalink
ブラジルチドメグサ


数年前から水面を占拠している植物に気がついてましたが、初めて車を降りて見ました。
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寺福童の下田タクシーの営業所の少し南のため池の一部の水面を埋めていたのは、かなりの量のブラジルチドメグサでした。
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ブラジルチドメグサは、南米原産の多年生水生植物で主に北部九州に分布し、問題化しています。 県内では、筑後地域に大繁殖しており、環境省の特定外来生物に指定されています。

川岸や池などで群落をつくり、水面を覆い尽くすため水中に光が届かず、さらに水中の酸素も少なくなり、既存の生態系に悪影響を及ぼすため、栽培や運搬、譲渡などが禁止されています。

発見次第、地域や自治体で、早めに駆除することが望まれています。
駆除法としては、
①秋季の生育が衰えてきた時点で一斉に除去し、
②さらに冬季に残った生きてる茎葉を除去する、2段階駆除法が有効とされています。(県保健環境研究所)

久留米のG
植物 | コメント(1) |permalink
キジの抱卵
三沢ビオトープの隣接する家庭菜園の南端の畑の中にキジがタマゴを生んでいたと言う連絡が入りました。11個あったとのことです。私が行ってみたらメスがタマゴを抱えていました。そのまま離れて見てくださいと、耕作する人に頼んできました。

s-640キジの抱卵 010  s-640キジの抱卵 008

M木
野鳥 | コメント(1) |permalink
春盛り
「はる、さかり」と読むつもりです。

久しぶりに県内をうろつきに行きました。
山はシイ、カシ、タブの新芽で立体感いっぱいでした。杉や桧も若々しい緑の季節です。
一応そろそろまた始まる外仕事の練習みたいなことでしたんで、鳥を中心に見ました。

ヤマガラやシジュウカラ、ヒヨドリ、ホオジロ、カワラヒワ、ウグイス、サンショウクイ(リュウキュウ)、カケスなど年中見られる鳥はもちろん、ツバメ、キビタキ、オオルリ、サシバなど南から渡って帰ってきた夏鳥もいました。また、アオジ、ミヤマホオジロ、シロハラ、ハイタカなど北へ帰る冬鳥もいました。
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↑左からサンショウクイ(リュウキュウサンショウクイ)、カケス、クマタカとサシバ

先日代表Mさんが記事にしていらしたジロボウエンゴサクもたくさん咲いてました。
クサイチゴの花にはビロウドツリアブやマルハナバチ、花をつけたオドリコソウにはアオイトトンボ、カラムシの若葉ではボロボロのアカタテハがエメラルドグリーンの卵を産み、ワラビはもうすっかりシダらしく大きくなったものがありました。
風が強く、ウスバキトンボも飛びにくそうに低めをヨロヨロ、カメムシやテントウムシ、それにクモも糸をうまく出しながら飛んでいました。
生き物が人の目にわかりやすい賑やかな季節だなーと納得して帰ってきました。
もう少しすると鳥の雛が出て緑が深まり、夏に向かいます。

○管理人M
野鳥 | コメント(3) |permalink
ハナバチさん、巣穴に連れてって
スゲやニガナの蕾などの上に、のっかってる集団、ツチハンミョウの仲間の孵化したばかりの幼虫たちです。以前も観察会でも見てもらったこと、ありますね。大きな団子になっているものの他にも、23箇所についていました。右の画像はわかりにくいので、←を入れましたが、あちこちにのっかっているでしょう?  他にもこの並び3地点で同じような集団が見られました。
ツチハンミョウの幼虫 ツチハンミョウの幼虫-2

うじゃうじゃいるので、ちょっと~と思われる方もいるかもしれませんね。でも、このうちいったい何匹がハナバチの脚にしがみついて巣穴に忍び込むことに成功するんでしょう。 こんな状態で生きていられるのは、1日? 2日? おまけに雨も降り出して・・・ そんなことを思うと、小さな体で精一杯生きようとしている姿に感動してしまいます。
ツチハンミョウの幼虫-3 ツチハンミョウの幼虫-4

林の縁では、ミツバツチグリが花をつけていました。草タケ10cmにもみたなくて、小さいなと感じました。
ミツバツチグリ ミツバツチグリ-6

こちらはツバメシジミの♂です。羽化したばかりで、翅表のブルーがとってもきれい。 キアゲハはセリに何度も産卵していました。
ツバメシジミ♂-8  キアゲハ産卵-9

クレソンにのっかっているのは、タベサナエの♂。春のトンボの羽化が始まっていました。
タベサナエ-9

代表M
自然観察全般 | コメント(0) |permalink
里歩き
金曜日に、三国の里を歩きました。様々な緑が美しく、驚いたことに、ウスバキトンボも何頭も飛んでいました。
里

こんな細い溝には、とても澄んだ水が流れていました。そこにはカワモズクの仲間がありました。
細流 カワモズクの仲間

付録88号のS先生の「アオカワモズクの発見」に詳しくありますが、三国の細流でほそぼそと生き残っているものです。
先月の観察会で、観察できたらと思っていたのですが、九歴そばの以前あった場所では、見つかりませんでした。奥の方は、畦が柔らかいので、歩くわけに行かず、探していません。
付録88号では画像が荒かったので、こちらに今回のものの拡大を載せておきます。 
ジュズダマが繋がっているように見えるカワモズクの仲間ですが、拡大すると、小さな枝が輪のようについて、一つの玉のようになっていることがわかります。輪生叢枝と呼ばれる構造だそうです。
カワモズクの仲間拡大1 カワモズクの仲間3

あさくらの自然というHPには、昔は食べていた、という記載がありました。
http://www.yamato-iida.com/kawamozuku/index.html

この日は、思わぬ植物にも出会えました。ジロボウエンゴサクです。筑紫野南公園の開発で、三国からは消えてしまったと思っていたのですが、畑の隅に13株、生き残っていました。ムラサキケマンに似ていますが、背丈は3分の1くらいでしょうか。花がでていないと、他の植物にまぎれて見つかりにくいですね。
ジロボウエンゴサク2 ジロボウエンゴサク3 ジロボウエンゴサク 
草丈に似合わないようなこの花、なんだか精一杯自己主張をしているようで、愛おしく感じます。

段々と姿を変えていく里ですが、農家の方々の里の管理でなんとか環境が維持され、生き残っているものたちでした。

代表M





自然観察全般 | コメント(3) |permalink
シャガの葉
我が家の庭の木の下陰で、白地に紫と黄の模様をつけたシャガの花が満開です。
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シャガはアヤメ科の多年草ですが、アヤメの仲間ではめずらしく常緑の葉をもっています。学名はIris Japonicaと日本的ですが、「史前帰化植物」だそうです。種子は出来ず地下茎でのみ増えて、群落を作ります。
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葉の付き方をよく見ていたら、どの葉も茎を抱き、重なって斜めに伸びています。なにか不思議な感じがして調べてみました。そしたら、「単面葉」という言葉がでてきました。
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「葉が茎の付け根から上向きに二つ折れになったり丸まったりして筒状になったもの」をそう呼ぶのだそうです。そして、表面に現れている部分は「すべて葉の裏だ」ということでした。アヤメの仲間、ネギの仲間がこのタイプだそうです。(参考:万博公園自然観察学習館ーカワセミだよりーNo.49)

よく見ると、光がよく当たってる面の葉の表面はつやがあり、機能的にはそちらが光合成を受け持ち、つやが薄い方に気孔を多く持ち、ちゃんと分業体制をとっているそうです。
RIMG1442.jpg RIMG1441.jpg

画像をよく見てください、細長い葉は付け根の部分は膨らんで茎を抱いていましたが、そのすこし上のほうの片方にくびれが見えます。そこまでは指を入れることができましたので、ナイフで割いてみました。その先は、完全にくっついています。
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毎年、木陰をバックにたくさん咲いているのをただ眺めていましたが、なんでもよくよく見つめてみると不思議な自然が見えて来るようですね。

久留米のG
植物 | コメント(0) |permalink
4月観察会の追加報告
三国丘陵の自然を楽しむ会
4月観察会の追加報告です。
草笛の音とコマドリのさえずりが聞き取れたら良いですが。
kunio
自然観察全般 | コメント(1) |permalink
4月4日の観察会
昨晩の雨はものすごかったですね。ゲリラ豪雨のようで、この時期に驚きました。

さて、昨朝は、まさに雨と雨の間、ぽっかり雨雲が消えた時間帯の観察となりました。少しだけご紹介。
今回も初参加の方がお二人、レインボーさんのお誘いだったそうで、ありがとうございました。

ホオジロがこれ見よがしに私たちの前で羽繕い、たっぷりと観察できましたね。

こちらは草刈後に花をつけたネザサです。ほとんどは雨で花粉袋も空になっていましたが、咲きはじめのものもありました。
観察1ネザサの花ネザサの花咲いたばかり

アマガエルもぴょ~んととびだしました。
アマガエルJPG

樹皮に生えたヒナノハイゴケは、ちゃんと胞子を放出したようです。
ヒナノハイゴケ


里ではスズメノテッポウがたくさんです。さっそく、ぴ~ぴ~遊びます。映像とともに音も記録中のkunioさんです。
ピーピー三姉妹  観察-8


オランダミミナグサとミミナグサ、比べてみると違いは歴然。のびやかなミミナグサを見つけると嬉しくなります。
オランダミミナグサとミミナグサ

ヤブサメのシシシシ、コマドリのヒンカラヒンカラシャララララーとこの時期ならではの渡りの声を聞けた楽しい観察会でした。

参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M




自然観察全般 | コメント(0) |permalink
春の九歴
30日の午前中に九歴や農地を歩きました。この日は久留米のGさんも午後から下見をしてくださったそうです。

アカメガシワが可愛い葉っぱをつけ、ホオジロやウグイスの囀りが賑やかでした。
アカメガシワ ホオジロの♂

イヌビワも芽吹いていました。 新芽には生まれたてのキリギリスの幼虫がとまっていました。まだお腹もあまり膨れていないみたい。これからもりもり食べることでしょうね。
イヌビワ キリギリスの幼虫JPG

遺跡のハマダイコン、モンシロチョウがやってきて、葉に卵を産み付けていきました。
ハマダイコン  モンシロチョウの卵

遺跡のサクラがきれいでした。 弥生の丘のサクラの枝先は花が少なくって、誰かさんの胃袋に入ったようですね。
桜のトンネルのサクラは病気なので元気がないですが、それにしても・・・・。スカスカでした。
サクラ-1 花が少ないみたい 桜のトンネルのサクラJPG

昨晩の雨で、季節がまた進んだことでしょう。

代表M




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