三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
年の瀬の溜池
年の瀬の、三国の溜池です。この日はとっても穏やかで、鏡のようでした。でも、様々な野鳥の声で、とても賑やかでした。

三国の溜池


本年も皆様、お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

そして、良き年となりますように。

代表M
自然観察全般 | コメント(0) |permalink
年の瀬
今年もあっという間に終わりよります。
個人的に今年も野生生物の調査仕事によー出掛けました。
沖縄以外の九州全県、山口、広島、島根、鳥取と西日本一帯でした。
鳥、哺乳類、両生類、爬虫類、植物…
内容もいろいろで仕事の多様性は割と豊富だったですね~。
そんな中、何故かたまたま三国観察会は結構参加できて、まー何か不思議でしたが、良かったな~と思います。
みなさんのおかげです。
今年最後の出先となった先週の生き物写真をどうぞ。
1412iigiri_mi1254.jpg 1412iigiri_mi1255.jpg
山辺や山間では赤い実の目立つ木が。イイギリです。
写真は山口県ですが、福岡でも割と普通に見られます。背景のヒノキの緑と相まってクリスマス仕様でした。
実のサイズが少し大きいためか、あまり美味しくないのか、あまり鳥には人気がない印象です。

1412kaminarihamussi_ettou1268.jpg
冬の休耕田ではとんでもなく青く美しい光沢のものが。カミナリハムシの仲間でしょうか、おしくらまんじゅうみたいに塊になっていました。実際にはもっと明るい瑠璃色で驚いたものでしたが写真ではこんな色合いに。
こんなふうにぎっしりと身を寄せ合って越冬する虫も多いんですよ。

1412nihonakagaeru1259.jpg 1412nihonakagaeru1262.jpg 1412nihonakagaeru1266.jpg
三国でもお馴染みのニホンアカガエル。そろそろ産卵の時期ですが、これは私が土を掘り返して迷惑そうにしているところです。今回は土をとにかく掘りまくる仕事だったもので。植物系ですが。
2日ずっと掘っていたんですが、1日に1匹掘り当ててしまいました。とっても美しいですね。
写真を撮ってから軽く土を被せて現状復帰しときました。

それではどうぞ良いお年を。
○管理人M
自然観察全般 | コメント(2) |permalink
コナラのアブラムシ 「ヤノイスアブラムシ」
寒くなったおかげで、大きな虫たちが影を潜めたために、庭の葉の裏にいる小さな虫に目がいくようになりました。

その中に、「なんだ、これ?」というものがありました。 ↓の先の黄色い盛り上がっているものです。この写真の中には全部で5匹くらいいるようですね。
コナラのアブラムシ

拡大してみました。アブラムシ、キジラミ・・・・。キジラミはもっと扁平なので、アブラムシでしょうか。そばの黒い点々のようなものは、コナジラミの仲間? 黄色いものは小さな翅があるので幼虫ですね。体の毛は透明で管のような感じです。
コナラのアブラムシ拡大 翅の生えた幼虫、管のような毛JPG
コナラ・アブラムシで検索していたら、ヤノイスアブラムシというものがでてきました。どうも良く似ていました。

他の葉を捜すと、羽化したものも。羽化殻もちゃんとありますね。
羽化した成虫と羽化殻 羽化した成虫

ヤノイスアブラムシってどこかで聞いた覚えが・・・そう、イスノキの虫こぶです。
以前会報に載せていた久留米のGさんのイスノキ通りのイスノキの虫こぶの標本の写真を思いだしました。写真の⑤です。イスノキの葉にぷくんとした虫こぶを作っているもの、イスノキハタマフシです。
img021.jpg

このヤノイスアブラムシの生態は日本原色虫えい図鑑C-288に詳しくでていました。

簡単にまとめると、
ヤノイスアブラムシは、10月~11月に有翅虫が出て、イスノキに飛んでいく。葉裏に両性世代の♂と♀を産む。♀は交尾後に芽の基部に産卵。
春、新葉が展開する前に孵化して、葉の裏に集まり、吸汁。その結果葉は細胞分裂が盛んになり盛り上がり、虫体のいる部分が陥入。結果的に袋状の虫こぶができる。
5月中旬には、虫こぶの先端が避け裂け、有翅虫が出現、コナラに飛んでいく。その後コナラで黄色っぽい幼虫を産む。この世代は成長すると、黒い成虫となり、10月初めに子どもを産む。それが成長して、(今回のものに)・・・・・
という生活史をとるそうです。

というわけで、上から2番目の黒っぽいコナジラミかも、と思っていたものは、夏季をすごしていた無翅のヤノイスアブラムシの成虫の死骸だったようです。
こちらのページにも詳しくのっていました。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-abura_hirata_yanoisu.htm

庭のコナラにきているということは、この近所にもイスノキがどこかにあるのでしょうね。イスノキの虫こぶとコナラのアブラムシが今回初めて繋がったように思いました。

代表M
その他の昆虫 | コメント(2) |permalink
ウグイス
庭のウグイスです。茂みを伝って落ち葉の上へ。 枯葉をくわえています。 そしてブルブルブル。
ウグイス-1  ウグイス-2

あれあれ、様子が変です。まだくわえたまま・・・いえいえ、どうやら、嘴で枯葉を「突き刺してしまった」ということのようです。
これでは、餌が採れません。何度かブルブルやって外れたようです。
ウグイス-3  ウグイス-4

そして、何か木の実をくわえています。無事に飲み込めました。
ウグイス-5 ウグイス-6 ウグイス-7

そうそう、ウグイスの上の方の枝で、シジュウカラが囀っていました。
ヤマガラも20日に囀りを聞きましたので、いよいよ繁殖の季節に入ったようですね。

代表M
野鳥 | コメント(0) |permalink
寒かったですね。
19日の朝は、冷えましたね。放射冷却で、畑は真っ白でした。
あちこちの溜池もしっかり凍っていました。

横隈のカエル寺そばの前堤です。 一旦水抜きされたまったのですが、カモはいませんでした。
前堤

そばの井ノ浦公園です。ここもびっしり凍っていました。カモたちは、水溜りのようになった場所にじっとしていました。数もとっても少なくて驚きました。
井ノ浦公園カモ

九歴の裏の影堤です。ここも深い部分がしっかり凍っていて、カモたちは、西の田んぼの方に。
影堤  影堤カモ

12月にここまで凍るのは、今まであったでしょうか?

代表M

自然観察全般 | コメント(0) |permalink
鳥の冬
鳥の話題ばかりですみませんがまたひとつ。
冬は何かと鳥の生活が見やすい時期です。ということで、先日たまたま撮れた写真をどうぞ。
まずは猛禽から
1412misago8659.jpg 1412haitaka8969.jpg
ミサゴ(↑左)は川沿いを低く飛びながら魚を狙っていました。
今季飛来の少ないように思われるハイタカ(↑右)も出ました。ハイタカは小鳥を狙って高度を変えながら旋回。
1412hayabusaj8673.jpg 1412chogenbo8753.jpg
昨年分類が変わったためタカと言えなくなったハヤブサ(↑左)は急降下でスズメの大群に突っ込みかけましたが、スズメがあまり動揺しなかったようで、すぐに諦めて一旦上昇したところです。胸に太い縦線がくっきりとあるのは若い特徴です。まだ狩りも熟練していないのでしょうか。
チョウゲンボウ(↑右)もハヤブサの仲間ですが小さめで可愛らしい感じのする鳥です。おそらく田畑か草地で狩りをして飛び上がったところです。バッタあたりを狙ったんでしょうか。脚に草のようなものがついています。

「続きを読む」をクリックして続きをご覧ください

⇒ 続きを読む
野鳥 | コメント(3) |permalink
ミヤマガラス
毎年のことですが、今年もミヤマガラスの塒前集団が自宅近辺で見られるようになりました。10日ほど前からでしょうか。
キョッツ キョッツという鳴き声の方を見ると、コクマルガラスの淡色型(白と黒でカササギのような色合い)のもの2羽が、ミヤマガラス5羽に追い立てられていました。 電線の集団の端っこにも1羽、コクマルガラスの暗色型(↓)が入っていました。遠慮がちに端っこにいます。この暗色型ものもの、飛び立った時に、ミヤマガラスから出て行けといわんばかりに、飛翔中に追い立てられていました。大陸からミヤマガラスとともにやってくるコクマルガラスですが、ミヤマガラスはあまり歓迎していないようですね。
ミヤマガラス塒前集団JPG コクマルガラス1 コクマルガラス

こちらは、電線集団の一部ですが、ミヤマガラスの若い個体(↓)が混じっていました。成鳥のミヤマガラスは、嘴が灰色で、付け根の部分もはっきりわかります。若い個体は、付け根付近から嘴の中ほどまで、黒い毛が生えています。分かるでしょうか?右の画像のほうがくっきりしていますね。 他にも若い個体が少し見られました。
ミヤマガラス若 ミヤマガラス若2


代表M
野鳥 | コメント(0) |permalink
12月6日の観察会
雪になるか、霙になるか、心配しながらの観察会のはじまりでした。

お約束の管理人さんのカレンダー争奪戦。ジャンケンポン!! ラッキーなお二方です。
1.jpg 2.jpg

そうこうしているうちに、お天気はどんどん回復、はしゃいでいる人間たちを、孤高の?ツグミが眺めていました。
3.jpg  5.jpg

ここのところの寒さで弱ってきたジョロウグモの♀です。お腹にはまだ卵があるようでした。もう1回産卵できるかもしれませんね。
6.jpg

畑で餌をとっているカシラダカの群れです。50~60羽くらいいたようです。管理人さんの画像です。畑で驚くと九歴との境にある細い藪に避難します。ほんの幅狭い藪でも、小鳥たちにとってはとっても大切な場所ですね。
1412kashiradaka8556.jpg

里ではこんな花も咲いていました。拡大するときれいですね。
7.jpg  8.jpg

こちらはクモの巣にかかったコガタスズメバチの働き蜂。クモの巣にかかっているのは珍しいと思いました。
9.jpg

気温は低くても、陽だまりは暖かく、トンボや蝶、カエルなども姿を見せてくれました。おまけに猛禽も勢揃い。
なかなか楽しい観察会でした。
10.jpg


そうそう、終了後、九歴の上でノスリ2羽が結構低く飛んでくれて、これまた興味深く観察できました。管理人さんの画像です。
1412nosuris8627.jpg

通信の感想文、またしても私になりましたので、ここでは簡単に。参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M
観察会 | コメント(0) |permalink
寒い
今年最強の寒波だそうで、明日もお昼頃で8度くらいでしょうか。
観察会へお見えの方は、寒さ対策をお忘れなく。足元も悪いかも。長靴がいいですね。

コミスジ幼虫
越冬中のコミスジの幼虫です。枯葉の一部になっています。

代表M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
まっくろやが!
ハマオモトヨトウは、ハマオモトやヒガンバナなどにつくヤガ科の蛾です。翅をたたんだ状態で、頭の先から前翅の先までがおよそ2cmの蛾です。

今年の10月22日、自宅の庭でヒガンバナの葉を食べている幼虫を妻が発見しました。葉をかき分けてよく見ると、10頭余りが見つかりました。
ハマオモトヨトウ幼虫

そのうちの、3頭だけを飼育してみました。10月31日には、1頭が前蛹、2頭が蛹化していました。
ハマオモトヨトウの前蛹(左) 蛹(真ん中と右)

それからおよそ1か月たった12月2日、1頭が羽化していました。
羽化したハマオモトヨトウ1  羽化したハマオモトヨトウ2

室温での飼育なので、自然の状態と違う時期に羽化したのかもしれません。派手な模様の幼虫からすると、黒く地味な蛾が出ていました。

妻が「真っ黒やが」といって眺めています。
「それ、真っ黒なヤガということ?」と私・・・・。

久留米のG
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(1) |permalink
| home |