三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
クワ
クワの木があると、クワエダシャクがいないかなあ、とこれまでも見ていましたが、見つかりません。

キビタキの声が響く林の縁にあるクワには、おいしそうな実がついていました。
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テントウムシがいました。くわえていますね、白っぽい幼虫。クワキジラミの幼虫で糸のようなものは幼虫がだす蝋物質です。キジラミが葉の裏につくと、葉が丸くなるようですね。キジラミのゴールでしょう。開けると成虫になったものが沢山でてきました。この白いのは抜け殻のようです。
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クワの熟した実に・・・何かいます。頭の中で、「何だこれ?甲虫の幼虫だ。やっぱりテントウムシしかあり得ない!」と。大きいです。こんなテントウムシがいるのは知りませんでした。クワの実にかじりついています。やっぱりおいしいということでしょう。蛹になりそうなものもいました。普通のナミテントウの蛹と比べるても、すごい、この大きさの違いは!
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調べたら、ハラグロオオテントウというそうです。日本最大のテントウムシということです。

でも主食はやっぱりこっちかな。キジラミのゴールの中に頭を突っ込んでお食事中。
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ゴールといえば、こんなものも。中にはタマバエの赤い幼虫がいました。
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チャバネアオカメムシなどのカメムシたちも沢山いて、ウラギンシジミなどのチョウたちも飛来。下草のクズの茎ではオジロアシナガゾウムシがペアになっていました。そうそう、ベニカミキリも何匹もクワに飛来して、ランデブーの場となっていました。
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実のなる頃、クワの木が一番賑やかになる季節のようです。

代表M

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カエルつながりで
瞳に映りこんでいるのは我が家です。
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庭の暗い落ち葉たまりで見かけるアカガエルです。冬眠も我が家? それとも、繁殖期が近づいて水辺に下りて、そこでまた眠るのでしょうか? 庭の暗い部分を気に入ってくれたこのカエル、何年くらい住んでいるんでしょうね。
このように大きなカエルは一度に見かけるのは1匹だけなので、それぞれ縄張りがあるのでしょう。
小さなアカガエルは何匹か庭で同時に見かけることがあります。今年はまだ、小さいのを見ていないのですが、近くのため池で繁殖していたのは確認済みです。グーグルアースによると、庭の標高は62m。繁殖地のそれは42mです。直線距離では約300m。小さいカエルたちは池を離れ、餌をとりながら林内を移動、少しずつ高度をあげて、その一部が我が家にたどり着くというわけです。
初めて庭で見つけたときは、びっくりしたのですが、弁財天そばや桜のトンネルそばの藪の上の方でもアカガエルを見かけるので、やはり生まれた水辺から結構離れているものもいるんだろうな、と思いました。

昨年でしたか、跡地で生まれた小さなカエルが一斉に弥生の丘方向にピョコピョコ跳ねていましたね。今年はそういうシーンは見られなくなって残念でした。もちろん、造成地の小さな水溜りで、命をつないでくれたものがいたかもしれません。いいえ、いたと思いたいものです。
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このカエルは少しうすい色をしていました。枯れ木の色に近いものになっていたのではないかな、と思いました。
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代表M
両生類(カエル) | コメント(0) |permalink
キジ活発
キジは三国でも定番ですよね。大きくて目立ちますもんね。
実は養鶏場ならぬ養雉場(?)があって全国的に毎年放鳥されて野に供給され続けています。
コジュケイやヤマドリも同様だったのですが、近年はキジのみになってきているようです。みんな鶏の仲間ですね。
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ご存知のとおり、キジは大きな声で「ケケ~~」みたいに鳴きますが、5月あたりの繁殖期には母衣打(ほろうち)と言って、泣き声に加えて羽をばたつかせて体をたたくドラミングのようなことをやります。
左が準備中、右が実行中です。
ほかの♂が鳴く声がすると、必ず合わせて小さな声で鳴くんですね。知らんかったです。「あ、出遅れた」という感じでとてもリズム悪い感じです。先週島根県での写真でした。
○管理人M
野鳥 | コメント(2) |permalink
ヘビもカエルも
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↑左からシュレーゲルアオガエル、トノサマガエル、ウシガエル
シュレーゲルは田んぼなどでの定番品ですが、知名度がイマイチみたい。カララララッと軽快で歯切れの良い声で鳴きます。
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ヘビはまだシマヘビしか撮れてません。左の口大開はただ大アクビ中なんですよ~。
○管理人M
自然観察全般 | コメント(0) |permalink
アゲハチョウいろいろ
いろんなアゲハチョウがアザミの花に… ちゅうような季節になりましたね~。
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いずれも今月鳥取の同じところで撮ったものですが、三国あたりでも同じような光景が見られると思います。
○管理人M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(3) |permalink
雨が降る前のひと時
昨日の雨は、緑を潤してくれました。
雨が降る前のひと時を。

植栽の花には一心不乱に蜜を吸うコアオハナムグリやタケノホソクロバ(黒っぽいガ)の他に、もう1頭、きれいなガが。
ブドウスカシクロバのようです。ここにはノブドウが生えていますので、そこで育ったのでしょう。透けた翅に、メタリックな体の色。ストローは黄色です。
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アカメガシワの蜜腺に、カイガラムシ?と思ったのですが、どうもベニヘリテントウの幼虫のようです。
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成虫が沢山いて、交尾しているものも。庭でも見たことはあるテントウムシですが、10匹以上いっぺんに見たのは初めてでした。 残念なことに、この場所のアカメガシワはこんな風になっている部分が多く病気でしょうか?
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黄色のぼんぼんのような花は、アカシアの仲間。初めはギンネムかと思ったのですが、花のつき方が少し違うようです。
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この花にもハナムグリたちが沢山きていました。見慣れないハナムグリ。黒に黄色の斑があります。キモンハナムグリ?とかないかなと思いましたが、見つかりません。なんと、クロハナムグリという名前でした。斑ではなく、地色が名前になっていました。 
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胸部の黄色い点は、ハート型なんですね。

代表M
自然観察全般 | コメント(4) |permalink
ビロードハマキの糸のぼり
目の前にポトンと落ちてきた芋虫、ビロードハマキです。もうすっかり大きくて、そろそろ蛹になる頃です。このガは、葉をつづった中で蛹になるので、落ちてきたのは何か危険を避けるためかもしれません。
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せっかくなので、観察することに。 頭部を右にやったり左にやったり。そして、小さな脚をさかんに動かしています。あれれ、糸は口の中に入るのではなく、胸の前で糸玉にしているではありませんか。へ~知りませんでした。
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この糸玉はどうするのでしょう? 葉の上に上ったときに、葉の縁(↑)の残しました。
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葉を歩いて枝を伝って、葉にのぼり、葉の縁から大きく体をのばして、またポトン。落ちてきました。そして同じように上り糸玉は葉の縁のそばに。しばらくごそごそ葉の上を這い回っていましたが、 また、ポトン。落ちてきました。
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同じように糸玉を作りながら上っていましたが、「ふ~疲れた」?のか、途中で地面に落ちました。でもすぐにまた上り始めました。

ところが、今度は糸玉は作りません。よく見たら、糸は地面の草に固定されていました。だから、糸玉を作らなくても、糸を上りさえすれば良いということかもしれません。(←に糸が見えています)
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糸の途中に残された糸玉、どうするかな?と思ったら、そのまま残してさっさと上ってしまいました。 どうもこの糸玉は使わないようですね。
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その後も、葉をはいまわり、またポトン、そして上る、途中で糞をポロリン。また上り始めました。午後にはもう落ちてきませんでした。短くとも1時間半の間同じ行動をしていたことになります。

この行動は何でしょうね? 初めは危険察知かと思ったのですが、ヤドリバエや野鳥などの姿も見えませんでした。もちろん小さな寄生蜂だっていますけれど、こんなに繰り返すのは・・・。
ひょっとしたら、蛹になる前、必要最小限の糸は体内に残すとして、余剰なものを排出したのでしょうか? 手っ取り早く吐き出すにはぶら下がるのが一番? (笑い)

なかなか面白い観察でした。

代表M



昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
何だこれ?
アカメガシワの葉の上に何かいます。小さなガ? いやいや、やっぱりハエでしょ。
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蜜腺に近づいて、舐め始めました。落ち着いているので、葉をたぐりよせて、画像をとったら・・・。
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なんだか変なものが立っています。

この方向から見ると、ハチのような顔にもみえますが、やっぱりハエですね。
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おもしろいハエだったので、双翅目の画像で検索してみたら、よく似たものにヒットしました。
http://homepage3.nifty.com/syrphidae1/diptera_web/issun_photo.htm このページの下の方にあるヤドリバエ科ヒラタヤドリバエ亜科のEuthera tuckeri となっています。

このEuthera tuckeriでまたまた検索しましたら、時々拝見しているページに行き着きました。
http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/euthera-tuckeri.html

この方のページによると、ヒラタヤドリバエというものはカメムシに寄生するとのこと、ヤドリバエは、芋虫にしか寄生しないと思っていましたので、ちょっと驚きました。

代表M

昆虫(アリ、ハチ、ハエ) | コメント(0) |permalink
巣立ちの季節
先日の観察会の時も、餌をねだるカワラヒワなどにぎやかでしたね。

神社の境内でも、ハクセキレイの巣立ちが始まっていました。親鳥が餌をとると、雛の声が一段と高まります。
階段にいる親は、ホオジロハクセキレイっぽいですね。
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こっちは庭の片隅、倉庫とフェンスの30cmもない隙間に、シジュウカラの親鳥が雛を隠しました。フェンスと植え込みで、カラスなども入れないし、もちろん、ネコや人間も。この親子には他に雛はいないみたい。育ったのは1羽だけだったんでしょうか・・・。さて、親が飛んでいったので、ちょっと撮影を。フェンスにコンデジをくっつけて、10cmまで。ぜんぜん怖がりません。大丈夫かな、こんなんで。この無垢な瞳で見つめられたら、心の中まで見透かされそうです。
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少し距離をとって望遠で。なんと、こっくりこっくりやりはじめました。と、そこへジャージャーと親鳥が。ぱっと目を開けて、きょとんと。これ以上いると親も餌を渡せないので、私は退散しました。
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代表M


野鳥 | コメント(0) |permalink
5月観察会の風景
5月の観察会の報告の付録です。観察会の風景動画を尚ぶりにアップします。内容に修正などありましたらご連絡ください。
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ダイサギ 小魚2匹をゲット

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未分類 | コメント(2) |permalink
ミツバチの次はシロアリ
観察会の前日、買い物の途中でのこと、コナラの葉の上に、シギゾウムシの仲間。なかなか良いポーズですね。毛が沢山生えていておもしろい。ドングリに穴を開けるシギゾウムシと思いますが、例年ハイイロチョッキリよりは、早く出るようです。
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と、すぐそばの葉にこの御仁が。
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ヤマトシロアリの羽蟻です。ということは・・・気がつくと次から次に現れて・・・。ネザサにも花のようについていて、まさに結婚飛翔です。 一群がどんどこやってきて、口の中にも入りそうなくらい。
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風に飛ばされて分散かと思ったら違いました。風がやんだ時に、わ~と飛び立って、途中で向きを変えて、ちゃんと自分の意思で飛んでいるんですね。

この場所のあちこちに同属のシロアリが群れていて、そのほとんどが、団地の方へ。もちろん野鳥なんかの餌にもなってしまい、これらが必ず子孫を作れるわけではありませんね。
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シロアリは家につくと大変な怖いものですが、森林にとっては、枯れ木を分解してくれるありがたい昆虫。家さえ消毒しておけば、怖がる必要もありません。ちなみに、我が家は来年だったかな、消毒は。

そういえば、先月朽木をほじくったときに、もうすぐ羽化しそうな幼虫が沢山いました。(「なんだか長いな」と思って拡大したら、翅が生えていて納得です。)
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林縁が終わるところにいたイシガケチョウの幼虫。もうこんなに大きくなって。シロアリの騒ぎにはもちろん関係なく、静かなたたずまいに少しほっとしました。
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夕方車を動かしたら、光が丘でも、筑紫駅そばの団地でもシロアリが沢山飛んでいて、まさにこの日はこの地域の彼らのブライダルデーだったようです。

代表M

自然観察全般 | コメント(2) |permalink
5月3日の観察会
ゴールデンウイーク後半の最初の日です。空は晴れているはずなのに、煙ったような感じです。PM2.5のせいか、それともコジイの花粉のせいでしょうか。久しぶりにヨシノボリの溝沿いに観察を始めました。

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立ち枯れのコナラの幹には昆虫たちの開けたいろんな大きさの穴が。ヤマガラが利用したり、木材腐朽菌がごつごつでていたり。
枯れた幹に

サトキマダラヒカゲは樹液に、お初のウマノオバチは材の中のカミキリムシなどに産卵するそうです。
サトキマダラヒカゲとウマノオバチ♀

きのこの観察では、観察するほうもフェアリーリングに。S先生がいらしていたので、カラムラサキハツがどんなに辛いか、体験することができました。(食べたらだめですよ~)
きのこの観察

池のダイサギは夏羽に。Oさんに説明していただきました。ダイサギは魚のほかにも何か食べていたみたいですね。
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※右の写真は管理人Mの勝手に追加物ですー。

木陰ではずっと目の周りうるさいものが。「まとわりついていた昆虫は、これ」っと久留米のGさん。「メマトイ」とは良く名付けたものですね。
メマトイ

他にもいろんなものを観察しましたが、私が報告文書かなければいけないので、この辺で。
参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M
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