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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
ハラビロカマキリ
庭のハラビロカマキリです。この体色は初めて見ました。薄い緑色のものが庭では普通です。別の場所では暗緑色のものを見たことがあります。

カメラを近づけると、警戒して幹の裏側に隠れようとしました。ハラビロカマキリは良く似た外来種が入っているそうなので、要注意です。この個体は、カマの付け根の黄色いトゲがちゃんとイボ状で数も3個くらいなので、大丈夫のようですね。
ハラビロカマキリRIMG0030

カメラをかまわず近づけていると、あまり動かなくなりました。このトゲはすごいですね。挟まれたら痛そうです。
ハラビロカマキリRIMG0033

カマキリたちもほとんど成虫になっています。
ハラビロカマキリRIMG0035

夏の終わりの1シーンでした。

代表M
昆虫(カマキリなど) | コメント(2) |permalink
8月らしいもの
立秋からもう2週間経っているんですが、まだまだ酷暑が続いていますね。
そんな8月の生き物の様子を少し。
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この時期どこでもよく見かける白い花。センニンソウとクサギ。
クサギの花にはよくモンキアゲハが来ているようです。

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これもどこにでもいるマユタテアカネ(♂)。この日は降ったり照ったりの蒸し暑い日でしたが、尻上げをしていました。右は逆立ちマックス状態。体力が要るようで、だんだん下がってきてはたまに気合を入れなおすように真っ直ぐ上に尻上げしていました。

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1頭気付いてみたらたくさんいたベニイトトンボ。♂が♀の頭を挟んで交尾を試みていましたが、♀がイヤイヤしてこの時は成立せずでした。シオカラトンボもいっぱいいました。この写真は白っぽい粉が出始めた感じの♂。まだ麦藁模様が見えますね。

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三国でもおなじみのタテハモドキ。これは宮崎南部の串間なんですが、やっぱり南国、普通にいますね。

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このトビは多分カニを食べていたのだろうと思います。産卵のためか、ベンケイガニの仲間が山側から川側へ道路を横断していて、それが車に轢かれていて、それをトビやカラスが啄ばんでいました。
ツバメも9月頃には南へ渡るんでしょうか。ただ、南九州には越冬するのが結構いまして、それが北から来るものなのか、この辺で夏を過ごしたものなのか、知りたい。
アナグマもうろうろ。目があまり利かないそうなんですが、この写真の1時間くらい前には茂みから出てきて私の方へツーッと歩いてきて、手の届くところまで。ふと私に気付いて、静かに引き返していたのでした。今度出てきたらと思っていたらちゃんと出てきてくれました。

○管理人M
自然観察全般 | コメント(2) |permalink
ベニツチカメムシの避暑地
久しぶりに高良山に出かけてみました。

毎年見ているボロボロノキのそばの、木陰になっている崖を良く見て回ったら、土の隙間にたくさんのベニツチカメムシが集まっていました。
ベニツチカメムシ0 ベニツチカメムシ1

ベニツチカメムシ ベニツチカメムシ2

写真でよく見るのは、木の葉やシダなどに群れ集まっているところだと思います。

そのようにしてほとんど動きませんが、12月から春先までの寒い時期と7月下旬からの暑い時期には近くの木の根元の隙間や、土の隙間に移動して、寒さや暑さを出来るだけ避けています。

それにしても、幼虫の間にボロボロノキの実を吸っただけで、7月下旬に成虫になってからはほとんど何も口にせず育児が終わる翌年まで1年間、
よくも生きていけるものだと思います。

久留米のG

その他の昆虫 | コメント(0) |permalink
ササゴイ巣立ち雛
久々に近場のネタです。このブログでも何度か登場しているササゴイです。
三国の近くでも繁殖しているみたいですが、ウチのすぐ近く大野城市役場前の街路樹のような木でも巣を見つけました。この辺での巣は初めてです。
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木の葉越しにチラチラ見える個体を発見。
この場所は国道沿いの大きめの商業施設の真っ只中にあるちょっと広くなった歩道のような公園のような変なところで、ケヤキとセンダンが植えてあります。そのうちケヤキに巣がありました。近くのもっと小さなケヤキの街路樹1本にも使用後の巣がひとつ。地面はアスファルトだらけでスカスカの場所です。こんなところが良いんですか?という感じ。
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もう1羽はちょっと高いけど見えやすいところにいました。もう間もなく川へでも出掛けそうな大きさです。
くちばしに魚のウロコのようなものがくっついてます。これだけのサイズ(体長30cmちょいくらいか)ですから、小魚いっぱい食うんでしょうね~。
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木の下にはほとんどカルシウムだらけじゃないかと思われる糞が。

来月にはもう南の国へ渡って行くんでしょうね。
○管理人M
野鳥 | コメント(2) |permalink
地球ドラマチック
テレビ番組のご紹介

Eテレで明17日(土)19時より「地球ドラマチック」ー生きものはなぜ姿を変えるのか~”変態”の不思議~ーという番組が予定されています。

「蝶やカエルなど、同じ生き物が成長の過程で全く違う姿に変わる”変態”。過酷な環境で生き残るための重要な戦略だ。変態がどのように起きるのか、最新科学でひも解く。(2013年イギリス)」とあります。

興味のある方は、どうぞご覧ください。


久留米のG



これは面白そうですね。
こちらはイシガケチョウの変態です。
イシガケチョウ

代表M

連絡やお知らせ | コメント(0) |permalink
どこから来たのかサンショウモ?
Y会の下見で道真さん藤原虎麻呂さんのいらっしゃる所へ行ってきました。
道真さんRIMG0150

この道真さん虎麻呂さんの足元のセメンで固められた池がこんな風に。 シダ植物のサンショウモの仲間が葉を広げていました。
サンショウモ?RIMG0145

実は、先月、田字草さんが、すぐ上のトンボ池で、「あれ・・・サンショウモ? ここではこれまで見たことないよねえ」と見つけてくださっていたのですが、このトンボ池、昨年はまったくいなかったメダカが3月頃に群れて泳いでいたりとちょっと変。初めはメダカの卵が野鳥の脚について、この池に来たのかなと思ったりしたのですが、それにしても、突然成魚が群れていたというのは、やっぱり誰かが逃がしたということかなと推測していました。サンショウモも、それと一緒に入ったのかも・・・・。

で道真公の足元の池には、他にも、ブラックバスと思われるような10cm以上ある魚影が何匹も。ひょっとしたら、上のトンボ池にもこの魚入っているのでしょうか? 今年はトンボの姿が少ないのは、こういった魚の影響でしょうか?

話は、サンショウモに戻ります。手に届くところにあるので、1ついただいて帰りました。
サンショウモ?RIMG0163

サンショウモの仲間には、在来のサンショウモと、昨今熱帯魚屋さんなどで売っているオオサンショウモが逸出したものが、野外にもあるとのこと。このサンショウモはどっちでしょう。

葉の表面には、面白い形の毛が並んでいます。ネットでは、「泡だて器」という言葉が使われていましたが、まさにそんな感じですね。オオサンショウモでは柄のついた毛、サンショウモでは短い突起の上に毛というような違いが書いてあるものも。でも、よくはわかりませんでした。
サンショウモ?毛RIMG0158  サンショウモ?RIMG0165

下記のサイトにオオサンショウモの観察が書かれていて、これが一番わかりやすかったので、良かったら見てください。

生物授業実践記録 (和歌山県立日高高等学校)
http://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/kori/science/seibutu/19.html

このサイトの毛の画像からすると、持ち帰ったサンショウモの毛の柄はかなり短いようなので、在来ものもなのでしょうか? それとも、同じコナラのドングリでも株によって、長いものや丸っこいものなど個性があるので、そういったことでしょうか?

いずれにしても、このサンショウモ、舞台の下の広い池にも、おそらく入っていることでしょうね。その後また、側溝などを通じて下の田んぼなんかにも広がるのでしょうか? いや、もうあるかも・・・。

代表M
自然観察全般 | コメント(4) |permalink
ハムシつながりで・・・
なんでこんなに暑いのか・・・・言ってもしょうがないのですが、少々ばてています。

6月末のものですが、載せておきます。
コナラの葉の縁に、小さなハムシ。
ハムシRIMG0351  ハムシRIMG0357

一瞬カシワツツハムシかと思ったのですが、なんだか違います。肉眼では私の眼では良くわからなかったのですが、画像を拡大して、はは~。なかなかおしゃれな模様ですね。 キボシツツハムシと思いました。

キボシツツハムシRIMG0358  キボシツツハムシRIMG0360
葉の縁をぐるぐる回るようなかんじで、いったい何をしているのか・・・。

しばらく同じ動作をしていましたが、やがて、ふっと飛んで・・・・、この画像が最後でした。
キボシツツハムシRIMG0369

何しろ3mmほどの小さな虫、あちこち探しましたが、見つかりません。目に留まってラッキーだったのかもしれませんね。

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
ムシクソハムシ
コナラの葉の裏にムシクソハムシの幼虫がいました。(コナラについているので、単にそう思っただけですが・・・) 
ムシクソハムシ幼虫RIMG0075       

庭では今年も6月にコナラで成虫を見ています。
6月8日ムシクソハムシ成虫RIMG0110  6月8日ムシクソハムシ成虫RIMG0142 

蓑は、初めは親が卵の周りにつけたものですが、孵化してからは、その続を自分の糞をくっつけて大きくしていきます。
この蓑を拡大して気がつきました。葉裏の主脈にとまっているのですが、ぴったりくっついるのは、葉の脈の部分がちゃんとくぼむようにしてあり、そのおかげで葉との隙間がないようになっています。感心します。
ムシクソハムシ幼虫RIMG0092  ムシクソハムシ幼虫RIMG0091

頭を出していないかなっと夜も見てみましたが、動いていませんでした。暑い夏は休眠するのか、単に休んでいるのか、その答えはしばらく観察してみないとわからないですね。
ムシクソハムシ幼虫RIMG0096

代表M


昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
再びイヌビワとイヌビワコバチ
従来イヌビワの雌花嚢の中からイヌビワコバチは脱出できないとされてきていましたが、ネットで見ていたら、最近の研究で、脱出しているのではないか、あるいは、脱出した、というものが見つかりましたので、下記のURLを載せておきます。

三重大学
イヌビワ果嚢数の季節消長と相利共生者イヌビワコバチの生活環
Phenology ofhttp://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/13061/1/2011M367.pdf#search='%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%93%E3%83%AF%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81+%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%93%E3%83%AF%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81%E5%8D%B5%E6%95%B0'

佐賀大学  
イヌビワコバチにおける産卵した花のうからの脱出
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/57/P2-281.html
“メス” のイヌビワにおけるイヌビワコバチの再潜入と授粉
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/60/P2-175.html

先日の記事における雌花嚢の頭頂部についていたイヌビワコバチの死骸は、脱出中に力尽きた、とも考えられるかな~とも思いました。

真に相利共生をしているイヌビワとイヌビワコバチですが、三重大学の文献を読むとこのイヌビワコバチを羽化させない(放出させない)なんらかの機構が働いているようですね。


代表M
昆虫(アリ、ハチ、ハエ) | コメント(0) |permalink
カミキリムシの死骸
先週、落ちていたカミキリムシです。ヨツスジトラカミキリと思います。
画像を拡大して初めて気がつきました。どうやら♀だったようです。白い塊・・・卵ですね。 
ヨツスジトラカミキリ

なんだか・・・可哀想。

代表M


(勝手に連動)
ヨツスジトラカミキリの生態写真
1007yotsusujitorakamikirifm531.jpg 0907yotsusujitora7793.jpg
3年前、4年前いずれも7月の写真です。割とよく見るんですが、チョコチョコ歩いていたり、すぐに飛んだりで。
こんな感じのカミキリムシです。
お邪魔しました~(管理人M)
昆虫(甲虫) | コメント(1) |permalink
イヌビワコバチ
イヌビワとイヌビワコバチの関係は、切っても切れない間柄であるということは、いろんなところで紹介されていますね。雌株と雄株のあるイヌビワは、イヌビワコバチがいなければ、雌株の花嚢は、受粉できないのですから。

今年もイヌビワの雄株の花嚢が目立つようになりました。触ったらプワプワしています。
イヌビワ雄株

熟したものを開いてみました。いました。イヌビワコバチの♀です。 わかり難いですが、右のものは、ゴールから脱出中です。
雄株の花嚢  イヌビワコバチ♀

まだ緑色の雄花嚢です。熟しきってはいませんが、わりと柔らかくなっていました。中には、イヌビワコバチの♂が10匹以上いました。♀はまだ脱出していませんでした。 ♂は翅が退化していています。腹端を♀バチのゴールに突き刺して交尾しているものもいましたが、画像には撮れませんでした。♀のゴールには中が少し黒く見えるこんな痕がついているものがいくつもありました。形はどれもよく似ています。これが♂が交尾した時に腹端が刺さった痕だろうと思いました。
イヌビワまだ熟していない雄<a href=  イヌビワコバチ♂  イヌビワコバチ♀のゴールについた交尾痕    

しばらくおいておいたら、未熟なものも花粉が沢山でてきて、♂バチも花粉まみれになってしまいました。♂が早くゴールから脱出するのは、もちろんゴール内にいる羽化前の♀と交尾するためですが、花粉がでてくると、体について、じゃまっけなのかもしれな~と思いました。 

右の少し茶色のゴールには、丸い穴が開いています。まだ♀ハチは出ていないので、おそらく♂が脱出した痕ではないかと思いました。
♂のゴールの抜け殻?

こっちは、まだ小さな硬くて青い雌株の花嚢です。先端が何か黒っぽいので、開いてみました。
雌株の花嚢  

ファーブルで見ると、どうもハチの死骸のようです。イヌビワコバチの♀が雌花嚢に飛来、なんとか中に潜りこもうとしたということでしょう。残念ながら、この花嚢は、すでにこの♀が入るには、少し大きくなりすぎていて、入り口がしっかり閉まっていたのではないかと思います。この♀が飛来する前に、すでに中に入った♀バチのおかげで、すでに受粉が終わっていたということでしょうね。 
入り口にハチの死骸

イヌビワとイヌビワコバチを見ていると、やっぱり、植物が虫を飼っているのではないかと思ってしまいます。

他にも、こんな幼虫がいました。おそらく、イヌビワシギゾウムシの幼虫と思います。これなんぞは、イヌビワにとっては何の役にもたたない厄介者ということでしょうかね。
ゾウムシ幼虫

今回は、イヌビワコバチに寄生するイヌビワオナガコバチは見つかりませんでした。イヌビワオナガコバチは、やっぱり受粉役のイヌビワコバチを減らしてしまうので、これもイヌビワにとって厄介者なのでしょうね。

代表M




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