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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
珍客
クチバスズメが来店した翌日のこと。
今度は珍しい色のクビキリギスを見つけました。
CIMG7283-w500.jpg

クビキリギスは緑色のものとベージュのは見たことがありますが
赤みがかったのは初めてでした。
さっそくネットで調べてみると、たまにピンク色のがいるとのこと。
うーん、これはピンク色というよりくすんだ紅色に近いかもです。
本当にクビキリギスかどうか、口の部分を見てみようと
しばし後ろ脚を拘束させて頂きました。
CIMG7284-w500.jpg

顔写真を撮らせてもらったあとポトスの葉に乗せたら
居心地が良くなかったのか、壁の隅に頭を下にして逆さのままお休みしています。
逆さにとまるのは、天敵から身を守るために早く草むらに隠れられるようにでしたっ
け?

レインボー

その他の昆虫 | コメント(0) |permalink
来店客
雨が降りしきる朝、店のガラスの壁でパサパサ音がします。何かと思って見ると、スズメが1羽。開け放していた出入り口から迷い込んできたようです。

「ちがう、ちがう、そっちじゃない。出口はもうちょっと右よ!」と、言ってみても彼(?)に通じるはずもなく、ただ見守るしかありません。

しばらくすると疲れたのか、こともあろうに私のパソコンにちょこんと止まって一休み。(やだー!パソコンの上にうんちしないでよ)と祈りながら撮ったのがやっとこの一枚だけです。
CIMG7272-w500.jpg

ようやく外に出てくれたあとの店内には、そこかしこに排泄した置き土産が。で、その掃除をしている途中に見つけたのがこれ。
CIMG7273-w500.jpg

スズメはスズメでも蛾のほうで、クチバスズメです。

実はこの子はガラス面の上の方に逆さにひっくり返っているのが見えたので(あんなところにモモスズメの死骸が…)と、モップで下に降ろしたらもそもそ動いてポトスの葉にとまりました。あらら、生きてた! 横からの姿と正面からお顔を拝見。
CIMG7275-w500.jpg CIMG7279-w500.jpg

モモスズメだとばかり思い込んでいたのですが、(モモちゃんより翅の色が薄いし、身体も大きい感じだし…そうだ!下翅を見てみようっと。 ちょっと失礼して…あれ?下翅の色も模様も全然違う!)
CIMG7289-w500.jpg CIMG7290-w500.jpg

ネットで調べたらクチバスズメは漢字で「朽葉天蛾」と書くようです。


レインボー




レインボーさんから、お店の外の排気管の上でお休み中のツバメの画像もいただきました。会報の付録に載せられなかったので、ここに貼り付けておきます。すやすや眠っています。

眠っているツバメ  CIMG7266-w500.jpg

代表M


自然観察全般 | コメント(6) |permalink
オオクモヘリカメムシの孵化
観察会のときのオオクモヘリカメムシの成虫です。このときに卵を探したのですが見つかりませんでした。
オオクモヘリカメムシ成虫

その後、久留米のGさん宅で、6月14日に産卵されたそうです。その卵をいただきました。かなり長くなりますが、せっかく観察できたので、載せさせてもらいます。

下記は6月17日の卵です。少し薄い色のわっかは脱出口でしょうか?
617 卵  617卵横から
以後卵の変化の観察です。

6月20日の朝です。赤い小さな目が見ててきました。黒く口のように見える部分がありますが、カメムシなので、口ではないですね。何でしょう?
620朝卵 

夜です。長く太い触角(卵の一番上にあたる部分)や脚が透けて見えます。赤い線は節の部分と思います。
620夜卵   620夜卵横から
卵の形にもちゃんと理由があるのですね。あの長い触角は卵の一番長くなる部分に格納されているわけです。一方、平たい腹部は、卵の底の部分にできています。なんと素晴らしい!

6月21日の朝です。
621朝卵

6月22日の朝と夜です。 
622朝卵  622夜卵
22日に孵化するかと思いましたが、まだでした。よく考えれば、中身と卵殻の間に隙間ができなければ、孵化できないでしょうから、まだですね。夜の画像だと、だいぶ中が見え難くなりましたので、いよいよという感じです。
夜の画像で、脚の間に見える黒い小さな傷のようなものは、脚先の爪です。

23日朝です。まだ孵化していませんでした。 横からみた画像の脚の部分が黒っぽく見えている部分があります。これは脚に生えた毛です。目の前でさ~と黒くなりました。
623朝  623朝横から

23日お昼過ぎに1匹孵化しているのに気がつきました。
623午後孵化RIMG0292
カメムシなので、一斉に孵化すると思っていたのですが、このカメムシは違うようです。

5時前に3匹目の孵化が始まったところでした。卵の外から見えた、黒い口のような部分は、卵の内膜の硬くなった部分で、これで、卵殻を中から押してハッチを開けていたのですね。本当に命って素晴らしいですね。
623夕方孵化1  623夕方孵化2
623 夕方羽化3  623 夕方孵化4
1時間とか2時間とか間を空けて孵化するようですね。孵化直後はカメムシらしく赤っぽい色をしています。

24日朝までに9個のうち8匹が孵化しました。庭のマメ科のハリエンジュとコマツナギをネムノキの他に水にさしていましたら、庭のマメ科に孵化幼虫がつきました。ネムノキは2日前に切ったものなので、新鮮味がなかったのかもしれません。全部孵化したら、九州歴史資料館の親がいたネムノキに幼虫を戻す予定です。

久留米のGさん、ありがとうございました。

代表M
その他の昆虫 | コメント(5) |permalink
上手い所にとまるもんですね。
この蛾も毎年庭で羽化しています。どこにいるかわかりますか?
1RIMG0129.jpg

これではどうでしょう?
1RIMG0132.jpg

彼らは自分の体の模様や色合いをちゃんと理解しているのでしょうね。
シモフリスズメRIMG0131

幼虫はこれでしょうか? 5月27日に庭のスイカズラの葉裏で孵化していた幼虫です。卵の殻を食べていました。
孵化直後RIMG0148

「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では、シモフリスズメの食草は、スイカズラ科ではガマズミとなっていました。他にヒイラギ、ネズミモチなども食べるようです。スイカズラの幼虫はこれだったのでしょうか? 昌子さんのページの飼育記録を見ると、孵化したばかりのスズメガの幼虫はどれもよく似ていますね。

代表M

昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
テントウノミハムシ
どうもPCの調子が今一で・・・。でも今日は良いみたいですので、今のうちに更新を。


庭に代々棲み付いているテントウノミハムシです。ヘリグロテントウノミハムシなのかもしれませんが、色の薄いのから濃ゆいのまで色々いるようです。うちの垣根はほとんどヒイラギなので、これが垣根中に広がっています。その上、ネズミモチ(トウ?)の葉もやられはじめました。ヒイラギに触れたりすると、これらが一斉に跳びたちます。だから、パラパラ、、パラパラ、というような音もします。
テントウノミハムシRIMG0083

幼虫は葉に潜る黄色いヤツ(とついつい書きたくなります)。幼虫のうちに剪定しておけば、随分被害も軽減されるのではと思うのですが、怠け者なので、ついつい今までホオってしまいました。天敵はいないのでしょうかね。 まあ、いいか。

1匹、部屋に入り込んでいたものが死んでいましたので、ファーブルでのぞいてみました。目的は彼らの後脚。絶対太いはずなのです。 ↑の先に注目。
テントウノミハムシRIMG0113  テントウノミハムシRIMG0112

やっぱり。でも、こんなにすごいとは! この太い脚で、ピョンと跳ね、それから翅を開くのでしょう。 「ノミ」と名がつくだけのことはありますね。

代表M


昆虫(甲虫) | コメント(2) |permalink
ビロードハマキの羽化
クスの幼木で、小さな蛾が羽化しているのを見つけました。この色合いに合うのは・・・・翅の縁の模様でわかりました。ビロードハマキです。
羽化P1030573

やはりそうでした。こんな形の巣の中で蛹になっているとは知りませんでした。
羽化P1030590

2箇所(白の←)に丸窓があります。なんとなく洒落ています。ここから脱出したということでしょうか? 蛹になる前にちゃんと作っていたのでしょうね。
丸窓P1030595

巣の中はどうなっているのでしょう?
巣の中P1030601  巣の中P1030604

大きな細長い蛹のカラですね。ちゃんとネットの真ん中に浮かんでいるようです。黒いのは、幼虫時代の頭部です。幼虫は、黒い頭に毛がポシャポシャと生えて水色っぽくて小さな点々のある結構大きな幼虫です。(写真を撮っておけばよかった~)。6月の初めによく見かけました。
食草はカエデやカシ、アセビなどとなっています。

こちらは庭のアケビフェンスに絡んだヘクソカズラの葉の上にいた成虫です。
ビロードハマキRIMG0076


代表M



昆虫(チョウ、ガ) | コメント(0) |permalink
クズノチビタマムシ卵
クズの葉についた乾きかけた水滴のようなもの、まさかこれがクズノチビタマムシの卵だとは思いませんでした。
クズノチビタマムシ卵RIMG0048

でも似たようなものが葉表や裏に2個とか1個とかついているので、気がつきました。この卵では、うっすらと幼虫の形が見えますね。
クズノチビタマムシ卵RIMG0062

この2個は葉裏についていましたが、前のものよりも、幼虫が浮き出て見えます。 拡大してみました。
クズノチビタマムシ卵RIMG0052  クズノチビタマムシ卵RIMG0055

孵化直前の卵です。幼虫らしくなってきました。こちらも拡大してみました。
クズノチビタマムシ卵RIMG0137  クズノチビタマムシ卵RIMG0138

というわけで、生まれました。葉っぱの裏側から日に透かしてみました。上のものとは反転しています。幼虫は卵から直接葉肉の中に侵入するようです。
クズノチビタマムシ孵化した幼虫と食痕RIMG0007

この卵を見ていて気がつきました。
昨年の8月に、クズの葉についていたもの、というタイトルでブログに載せていた小さな蜂ですが、どうやら、クズノチビタマムシの卵に寄生していたもののようです。画像をまとめて再度載せておきます。

クズの葉についていた寄生蜂

代表M




昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
6月9日の観察会
朝は霧雨が降っていましたが、観察会を始める時刻には、雨は止んでいました。でも、木立で沢山のカエルの声。きっとアマガエルでしょう。今日は散歩道をトンボ池方向に進みました。

観察RIMG0011
ネムノキには様々な昆虫が集まっていました。まずは、これ。幼虫も沢山いました。この触角が面白いんです。体に不釣合いなほど太い。でもなぜか、成虫になると普通になるんですね。  

オオクモヘリカメムシRIMG0019  オオクモヘリカメムシ幼虫RIMG0228  

シリアゲアリの仲間が舐めているのは、ネムノキの蜜腺です。
ネムノキの花外蜜腺RIMG0223

他にも、キジラミの仲間やアワフキムシの仲間、クモの仲間などが棲んでいました。

跡地の上空をミサゴやダイサギ、チュウサギなどが飛んでいきました。跡地は池に囲まれていますのでこういった野鳥も多いですね。
ミサゴ  ダイサギ 

クズの葉の観察・・・クズノチビタマムシの食痕です。葉肉の中にいる幼虫は、日に透かしてみるとおもしろいのです。交代で観てもらいました。
クズの葉RIMG0071  観察RIMG0072

ホトトギスの声がして、ホオジロが盛んに囀り、緑の広がる跡地です。 ツバメが草丈すれすれをかすめるように飛んでいきました。
跡地RIMG0050

樹木や草の1本1本にそれぞれ宿るものがいて、命がつながっていく、そんなことを感じた1日でした。

観察会の日程を変更したにもかかわらず、来てくださった皆様、ありがとうございました。

代表M




観察会 | コメント(0) |permalink
本日の観察会行います。
おはようございます。
三国は細かな雨が降っていますが、予報は曇となっていますし、予定通り観察会は行います。

代表M
観察会 | コメント(0) |permalink
バラチュウレンジ
庭のバラにチュウレンジバチが止まっていました。12時55分のことでした。あんまりじっとしているので、アップ撮ると・・・
バラチュウレンジRIMG0003

どうやら産卵しているようです。産卵管は2本あるみたい。
バラチュウレンジRIMG0005

19時30分、まだ産卵は続いていました。
バラチュウレンジRIMG0053  

23時過ぎ、さすがに終わっていました。くたびれたでしょうね。 産卵痕がこんなに。
バラチュウレンジRIMG0060  バラチュウレンジ産卵痕RIMG0073

次の日、卵を見たくなって、茎を開けてみました。
茎の断面です。 これはすごい。卵がハの字にずっと並んでいます。バラは悲鳴をあげたでしょうか? つまり・・・加害を受けた時に植物が出すという香気成分とやらをバラも出したのでしょうか?
バラの茎の断面RIMG0095  バラチュウレンジ卵RIMG0099

匂いに誘導されて、卵の寄生蜂がやってくるでしょうか? 植物と昆虫がおりなすこういう関係はなんとも不思議で面白いと思います。このハチの幼虫が孵ると、葉を食害するのでバラの愛好家には嫌われ者のハチのようです。

でも、家の軒ではこんなお嬢さん方も育っているので・・・ そのうちに肉団子になったり、野鳥に食べられたりして育つものもそう多くはないのではと想像します。
キボシアシナガバチP1030504

ところで、キボシアシナガバチの女王様は私にしっかり反応して、カメラを睨んでいます。
キボシアシナガバチP1030510

代表M





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ヒメベッコウの育房つくり
妻が9日の観察会に参加できないというので、昨日二人で出かけました。
駐車場から先月のように進み、蜻蛉池、イスノキ通り、弥生の丘、資料館の裏とまわりました。妻が蜻蛉池の近くで、道沿いのセイタカアワダチソウの葉の裏に土でつくられた巣を見つけました。6個くらい連なってたので一つを開けてみたら、ハエトリグモが入っていました。

本日、気になって一人で出かけてみたら、新しい育房が出来かかっており蜂がうろうろしていました。
10:30頃から蜂の作業を見ていました。
ヒメベッコウ1

蜂は20秒くらい土を塗るとどこかへ飛んで行き、1分前後で戻っては作業を繰り返してました。11時ころに、クモが入るくらいの穴になったためなのか飛び去り、なかなか帰ってきません。

12時近くに、すぐそばの葉の上に、クモをくわえて戻ってきているのが目に入りました。私が巣のそばでじっと見ていたのが気になったのか、1時間ぐらい近くの草から草へ移動したり、すぐそばまで来てはまた1m位離れたりを繰り返しました。この間、自分の身体と同じくらいの体長のクモの尾端をくわえ、腹の下に抱え込んだようにして茎を登り、上位の葉から下葉へ飛び移ったり、地面を這ったりと忙しそうに動き回ってました。でもときどきは、葉の上に静止してクモの身体を点検するように、口であちこちをなめるような仕草が見られました。

ブログを見ると、
・4対の脚のいくつかを切り落とす。
・クモの体液を吸っている等の記述がありました。

確かにこのクモも、第3脚と第4脚がないようですし、脚の切り口あたりを吸っているようにも見えました。
私が居場所を少しずらしてみたら、ようやく巣穴へ運び込みました。写真のように、尾端をくわえて引っ張り込んでいました。
ヒメベッコウ2 ヒメベッコウ3

久留米のG
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