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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
昨晩は、風が吹き荒れ、雨もザーザー、バシバシとなんだかすごかったですね。今日も風が強くって数日前に比べると、気温も低めですが、それでも木々の新芽がすっかり膨らんで開いてきました。サクラもあちこちで三部咲きでしょうか。

庭の虫こぶ、ナラメカイメンタマフシも春を感じさせてくれるものです。コナラの芽が膨らむと同時に大きくなります。粒々に光があたって、ルビー色だったり、翡翠のような緑だったり、きれいな虫こぶです。 
ナラメカイメンタマフシRIMG0078  

開きかけたコナラの葉には、早速アブラムシの仲間が飛来していました。
コナラの葉RIMG0083

こちらでは、どっかり座り込んでいるように見える小さなゾウムシの仲間です。産卵しているのかもしれません。コナラの新芽の先に丸い膨れた巣を作るゾウムシでしょうか? 虫たちが柔らかな新芽を待っていたかのように、いろんなものがやってきます。コナラの葉に、羽化直後のツマキチョウもとまっていました。やっぱり春を告げる蝶、嬉しくなりました。翅の先が黄色く透けて見えます。♂ですね。
ゾウムシ産卵?RIMG0007  ツマキチョウ♂RIMG0043

コナラの枝先についていた茶色の丸いもの、ナラメリンゴフシの残骸のように見えました。と、良く見ると、緑色のきれいなオナガコバチがついていました。全部♂のようです。 
ナラメリンゴフシRIMG0015
このハチは昨年の春に、成長したナラメリンゴフシに産卵しているのを見ています。このブログでも紹介していますので、興味のある方は、ナラメリンゴフシで検索してみてください。

こんなふうに♂ばかりが、まとわりついているということは、中に♀がいるのでしょう。推測すると、彼らは、1年間かかってこの虫こぶの中で、ナラメリンゴフシの主であるハチに寄生して、この時期に羽化したということではないでしょうか。

虫こぶの中をそっと見てみました。
あれあれ、フサヤスデの仲間です。 この中で越冬していたようです。それだけではなく、虫こぶを食べているようでした。
フサヤスデの仲間RIMG0025  フサヤスデの仲間RIMG0026

少しまた探ってみると、何か緑の光沢が見えました。 
緑色のものがRIMG0027  オナガコバチの仲間RIMG0028

やっぱりいました。触角をクルリと頭のまわりに巻いています。ここで育って、外に出る時期を計っているのでしょう。今年のナラメリンゴフシが大きくなる頃、彼女(多分)は、虫こぶから這い出て、♂と出会い、新鮮な大きな虫こぶに産卵するのでしょうね。

代表M
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動かないキイロテントウ
庭のミツバアケビの新芽のところに、ずっとキイロテントウがついています。どうやら死んでいるみたい。
キイロテントウRIMG0219

たまたま新開さんのブログを見たばかり。それにテントウムシが寄生されて繭を抱いているというものがありました。庭のものもそれでしょうか?
キイロテントウRIMG0211

繭は抱いていないみたいです。これから繭ができるのか、すでに羽化して繭も落ちてしまったのか・・・・。

ファーブルで見てみました。なんだかすごいので・・・見たくない方はパスしてください。 ⇒ 続きを読む
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
春、盛り 12.03.20
春分の日ですねー。まだ肌寒い日もありますが、だいたい春真ん中というところでしょうか。
ますます生きものの息吹が見つけやすくなって、やっぱり嬉しいもんです。
1203tengucho171.jpg 1203akatateha204.jpg
テングチョウやアカタテハがひなたぼっこ。この日はルリタテハも飛び回っていました。
冬を無事越したんでしょうね。その割には翅があまり傷んでないように見えます。

1203ushigaeru276.jpg
こちらは明らかに冬眠明けのウシガエル。痩せて背骨が浮き出てます。数匹いましたが、みんなこんな感じ。
それにしても赤黒い色です。アカガエルの仲間というのがわかりやすいです。

木々の芽もどんどん出てますね。
1203tara_me895.jpg
タラの芽も。おいしくいただくにはもうちょっとですね。すでにウマそうに見えてしまいますけど。

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タマバチ有翅の産卵
雨上がりの庭で、コナラの冬芽にタマバチが産卵していました。今回のものは、翅があるので、前回のものとは違う虫こぶを作るのでしょうね。
タマバチ有翅RIMG0027

冬芽を触角で触れて調べている時にカメラを近づけると、動いてしまいます。産卵を始めてから、近づけることにしました。何度も撮影してやっと産卵管が写りました。脚や触角の陰になって、なかなか見えませんでした。
タマバチ有翅産卵RIMG0090

ちょっと目を離すといなくなっていました。でも隣の枝にいました。ちゃんと翅をつかって飛んだようです。
タマバチ有翅RIMG0143

と、あれっという感じで動きが止まると、すぐにバタバタはじめました。
タマバチ有翅RIMG0146  タマバチ有翅RIMG0149

どうやら産卵管の鞘が、どこかに挟まったようなのです。
でも、大丈夫。はずれたようです。その後この枝でじっと動かなくなりました。
タマバチ有翅RIMG0153

このタマバチを見ている間中、ずっとマミチャジナイの声が、キョロン キョロン キュリュリュリュリと響いていました。三国でもマミチャやアカハラの渡りの季節になったようです。

代表M

虫こぶ | コメント(0) |permalink
ホルトノキについていたもの
買い物の道すがら、遊歩道にあったホルトノキです。葉がまばらで枝がスカスカ、元気がありません。根元には沢山葉が散っています。
ホルトノキRIMG0155  ホルトノキRIMG0168

近づくと、葉裏に何やら白く丸いものが沢山。葉の表はこんなにススのようなものがべったりとついています。
この黒いものは恐らく白いものの分泌物でしょう。
ホルトノキRIMG0106  ホルトノキRIMG0158

1枚葉を持って帰って拡大してみました。なんだか以前このブログにも載せたグミについていたキジラミに似ています。
何RIMG0112

中が透けているものもいます。ひっくり返してみました。
背RIMG0114  腹RIMG0118

キジラミではありませんでした。ならば・・・コナジラミ・・・カイガラムシと検索して、カメムシBBSに、カイガラムシの仲間ということで載っていたものにそっくりでした。最近あまり自然度のないところにあるホルトノキで増えているそうです。まさにこれですね。

葉が落ちたのは、カイガラムシの吸汁で葉が弱ったということでしょうか? それとも、吸汁する時に何か葉にとって良くないものを入れられたということでしょうか。はたまた、分泌物がべっとりとついて、光合成がきちんとできなかったせいでしょうか? いずれにしても、この小さな虫が集団になると、すごいものですね。

代表M







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クヌギカメムシの幼虫
先日の観察会で、孵化したばかりの幼虫を見てもらったクヌギの木のカメムシです。
どうやら、こちらは2齢になっているようですね。
2齢RIMG0028  2齢RIMG0019

左下はまだ孵化して間もないものです。断熱材をかねたゼリーは離乳食。良くできたもんですね。右下はお腹がパンパンに張っています。
1齢RIMG0033  1齢RIMG0031

離乳食がなくなる頃には幹をのぼるのでしょうか? 

ところで、ここのところの晴天で、水がなくなってしまいました。浅い湿地というのはとても不安定、この場所ではアカガエルの仲間の卵塊やオタマジャクシは干からびてしまいました。でも、場所によってはまだ水があって、そんなところでは、オタマジャクシが沢山泳いでいました。
跡地P1020608  オタマジャクシRIMG0003

代表M     



  
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ツノカメムシの仲間
クロキの枝で、ツノカメムシの仲間を見つけました。以前ヤツデの花に沢山来ていたのですが、カメラを近づけたら、ポロポロ下に落ちてわからなくなりました。クロキの枝で越冬中なのでしょうね。動かないので画像が撮れました。

ツノカメムシの仲間RIMG0014  ツノカメムシの仲間RIMG0011
カメムシは難しい! ベニモンツノカメムシ、アオモンツノカメムシなど色々いるようで、私にはお手上げの世界です。そもそも、この2匹が同種かどうかもわかりません。(苦笑)

まあ、そんなことはあっても、やっぱり観察は楽しいです。
アオモジの花も咲き出しましたね。寒の戻りはあるようですが、やっぱり「春」。
アオモジの花RIMG0018

代表M
その他の昆虫 | コメント(0) |permalink
3月3日の観察会
菜種梅雨の最中、ポッと太陽があたったような1日でした。朝から青空が広がり、野鳥のさえずりでとても賑やかな観察会となりました。今回は、道路沿いの野うさぎの原っぱからイスノキ通り、そして、シナサワグルミの並木道の辺りまで行くことにしました。

2012kampomap9mikuni.jpg


観察P1020359  観察P1020368

シナサワグルミ・シジュウカラP1020377

N村さんから画像が届きましたので、少しご紹介します。
何の観察でしょうね。クヌギの木の幹に産卵したヘラクヌギカメムシの卵塊から孵化したばかりの幼虫を観察しているところです。 皆さん興味深げに見ていらっしゃいました。 木の根元にはこんなものが。誰かの落し物・・・タヌキでしょうかね。柿の種や木の実がごっそりでていました。跡地には大きな「ため糞」(共同トイレ)があるのですが、ここのものは、まだ小さいトイレです。
DSC_0002.jpg  DSC_0004.jpg

小鳥たちの囀りを聞きながら歩いていると、低空飛行でトビが舞っていました。 雨上がりでキノコの仲間もあちこちに生えていました。
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トウネズミモチにはまだ実が沢山ついていました。イスノキ通りの横にあるレクセンター当時駐車場だったところです。当時はプールにテニスコート、野球グランド、管理棟には卓球台などがありました。親子で通って思い出が沢山ある方もいらっしゃるのではないかと思いました。
DSC_0024.jpg  DSC_0025.jpg

ヤマガラがズンズンビー、ズンズンビーと囀っていました。 レクセンター当時正門があったそばの森林です。一昨年の埋蔵文化財の調査のために森林がかなり伐採されてスカスカの明るい林になっていました。いち早く種を発芽させたのは、カラスザンショウのようで、幼木が沢山生えていました。 
DSC_0027.jpg  。DSC_0031.jpg

その後、弥生の丘の下の道・・・クサイチゴの坂道→イヌビワ小徑→桜のトンネルを通って資料館の駐車場まで帰ってきました。
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暖かだったので、風のあたらない資料館前の陽だまりにアカタテハが舞っていました。
DSC_0057.jpg

ここのところ、初めて参加される方が毎回いらっしゃいます。今回もそうでした。
三国の観察会は、ゆっくり、じっくり、音を聞いて立ち止まり、手で触れて立ち止まり、双眼鏡や顕微鏡、スコープこういった道具を使いながら行います。

参加された皆さん、ありがとうございました。
N村さん、沢山画像をありがとうございました。

代表M








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