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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
簡保跡地 
私も遅ればせながら、下見をしてきました。
菜種梅雨とは良く言ったものですね。この時期の雨、本当にありがたかったようで、跡地もしっかり潤っていました。

冬の間、とても静かだったのですが、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、ウグイスとあちこちで囀りが聞かれ、賑やかでした。この場所はもうすぐ売却されてしまうのですが、あちこちで湿地が回復しておりアカガエルの卵塊は、1つの湿地だけで昨年の10倍以上。
ニホンアカガエル卵塊RIMG0173  簡保跡地アカガエルの水溜り近辺(売却予定地)P1010755
せっかくオタマジャクシも孵化しているのに、きっと重機で土砂ごと取りはらわれて、その後砂利が入って、家が建つのでしょうね。残念だなあ。

トンボ池のそばに、ミヤマホオジロです。今季は現れるのが遅かったようです。 久留米のGさんが孵化が始まったと教えてくださったヘラクヌギカメムシの卵塊です。 観察会当日にはもう少し増えているかもしれませんね。
ミヤマホオジロ♂P1010781  孵化RIMG0099


イスノキ通りです。 今季初めてメジロがサザンカに来ているのに出会いました。
簡保跡地イスノキ通り(売却予定地)P1020290

メジロP1020316  メジロP1020324

アラカシの枝にしがみついていたカミキリムシの仲間です。 葉の裏にはヒゲナガサシガメの幼虫がいました。
カミキリムシの仲間RIMG0157  ヒゲナガサシガメ幼虫RIMG0162

クモの住居には、ハラビロクロバチ科タマゴクロバチ科(研究者のKMさんに教えていただきました。)のものではないかと思うものが数匹。何しろ長さ1mmあるかないかのものなので撮影は難しいですね。
ハラビロクロバチ科RIMG0185
他の住居にもタマゴクロバチ科と思われるものも。でもこちらは画像は上手くいきませんでした。

2枚の葉の間にあったクモの住居のそばにテントのようなもの。ごめんなさい、開けてみました。え!赤い。コナカゲロウ科の幼虫らしきものがでてきました。クサカゲロウの仲間と同じように、冬季は繭になっているのですね。
コナカゲロウ科の幼虫RIMG0017 コナカゲロウ科の幼虫RIMG0013  
コナカゲロウの繭RIMG0018
テントを開ける前に画像を撮ればよかったのですが、下の丸くカーブした部分が葉にしっかりくっついていました。

最後にトンボ池越しの簡保跡地(売却予定地)をどうぞ。
跡地P1010759

本当に沢山の生きものたちを育んでいる場所です。

代表M




  

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春は来た?
春が営業開始してからもうちょっとでひと月、ちょっと暖かい日が出てきました。
でも、三寒四温とか菜種梅雨とかいった時期のようで、まだ油断はできませんね。

26日に南区のNさんとS田さんと3人で三国をうろついてきました。
3/4に行われる県保健所ワーキンググループプログラムのひとつ「鳥の調査」の下見リハーサルみたいなノリでした。
資料館まわりを中心に歩いたんですが、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、ウグイス、ホオジロなどの鳥がさえずっていて、春が感じられました。
1202kawarahiwa736.jpg
さえずるということは、繁殖相手募集をするということですんで、羽の色も鮮やかになっているということにもつながります。
すでに巣を作る材料を集めている鳥もいました。
1202karasu_suzai752.jpg
(この写真は三国でのものではありません)
新種アカヒゲガラス! ってそんなわけありませんけど、大き目の枝を折る様子や製作中の巣なども見ました。

草木の新芽も出始めて、赤や緑が目立ち始めているようでした。
1202tsukushi757.jpg
(これも三国ではなく那珂川町です)
そういうのを見て「旨そう」と思うのは私だけではないはず(笑)。

3/3観察会が楽しみです~。
○管理人M
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朝は、二日市に行ったのですが、南区のNさんや、S田さんから、あっちは相当降っていたということを聞いて、なんだか恐ろしくなって、早々に三国に引き上げました。 そうそう、5号線は通行止めでしたね。
天拝山RIMG0013

ところが、三国はそれほどでもなかったみたい。気温も前回の寒波に比べても高いらしく、降っても降っても積雪は5cmほど。それで、近所をぶらりと歩きました。
雪P1010593  雪RIMG0018

雪RIMG0032

子どもたちはやっぱり、これですね。
雪だるまRIMG0046  雪だるまP1010635

野鳥はあまり、出てくれなくてアオジが茂みに飛び込んだり、メジロが木立の中をキュルキュルと餌さ探しをしていた程度。キジバトはいつもの場所にいたのですが。雪のため池はきれいでした。
キジバトP1010623  ため池P1010668

これが今年の寒波納めになって欲しいものです。
最後にコタツの中からの1枚をどうぞ。昨日の庭先のモズです。
モズ_2188407

代表M


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越冬
またしても寒波がやってきましたね。今日は小雪が舞っていました。
先日の観察会でも越冬しているものたちを観察されたとのこと。アラカシの葉っぱを見てみました。

何枚も重なった部分に、主のいなくなった繭のようなものがついていました。
繭RIMG0053

そっと葉を開けてみると、びっくり。アシナガバチの仲間が越冬していました。
アシナガバチの仲間RIMG0054

こちらの葉には、アリグモの住居がありました。
良く見ると、小さなハエが2匹。2月の初めにも、別の科のクモに似たものがついていました。主であるクモは、このハエに興味を示しませんでした。餌さにならないための、何か特別の仕組みがあるのでしょうか。
アリグモとハエRIMG0044  アリグモとハエRIMG0045
このハエは卵のうにつくのでしょうか? でも卵のうは見えません。後で調べたら、住居の奥に卵のうはあるそうで、どうりで見えなかった訳です。

クモの巣もおもしろそうだったので、別のくっついた葉を見てみました。この葉には、4種類のクモが同居していたのですが、なんと、カメムシが1匹、越冬していました。
チャバネアオカメムシRIMG0075
この角度からは見えにくいのですが、小楯板の上端に白い点はありません。以前久留米のGさんに教えていただいたのですが、この部位に白い点が3つあれば、ミナミアオカメムシかアオクサカメムシということです。というわけで、チャバネアオカメムシではないかと思いました。
カメムシは自分が食べられない大きさであるということを知っているのでしょうね。クモの住居は、種類によって、傷つけられると修理するものや、放棄して作り治すものがあるそうですが、この場合は、一番大きな住居を作ったものが、カメムシがもぐりこんだ後に修理をしたのかもしれませんね。

最後に、ほんの少しの日差しを体にいっぱい受けようと、体を斜めにしていたツチイナゴです。春先の蝶、コツバメの日光浴を思い出しました。
ツチイナゴRIMG0063

代表M




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葉痕
観察会では、アジサイの葉痕を観察されたと聞きました。
そこで、私も庭のものを少し見てみました。

サンゴジュです。なかなかひょうきんな感じですね。
葉痕RIMG0057  

この小さいのは、ロウバイ。横から見たら子どもが喜びそう。冬芽が角のようです。
葉痕RIMG0049  葉痕RIMG0052

M口さんとご一緒した時に、「クズの葉痕なんか子どもに見せたいな~」と言われていました。庭のフェンス際には、空き地から押し寄せてくるクズがあります。ひっぱって、見てみると、な~るほど。これはおもしろいですね。
葉痕RIMG0040  葉痕RIMG0039

代表M
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野鳥の食事
鳥ネタ続きですんません。
「この冬は小鳥が庭に来ない」という話をよく耳にします。
確かに種類によっては本当にどこに行ってもあまり見かけないものもいるような感じです。
昨年4-5月の低温によって昆虫などの数が増えず、それらを食糧としたかった鳥も増えなかったというような説もあります。
また、そのせいなどによって、メジロなど何らかの「多数派の種類」が数を減らしていて、その分その他の鳥たちの食糧取り分が増えることになって、縄張り争いの必要が減って、「いても鳴かない、慌てて飛ばない、争いが少ない」というようなことで、人目につきにくくなっていて、それらも「あまり見かけない」という感じになっているのかもしれません。
本当のところどげんなっとるんでしょうね。

そんな中でも生きている鳥たちはみんなちゃんと喰っています。
野鳥たちのお食事風景をちょっと特集してみます。

●オシドリ(2月10日大宰府市内)など
1202oshidorim_donguri327.jpg 1202oshidorif_donguri303.jpg
こんな感じで♂も♀も水中に数秒潜って、上がってきては嘴を小刻みに動かしていました。
拡大してみると、
1202oshidorim_donguri325tr.jpg 1202oshidorif_donguri303tr.jpg
オシドリと言えばドングリを食べることで知られていますが、黒っぽい丸いものをくわえています。
この水面の上もシイやカシが多い被さっていますんで、やっぱりドングリでしょうか。
潜って取ってくるんですね。
カルガモも一緒に同じように潜り喰い。
1202karugamo_donguri304.jpg
カルガモやマガモなどはいわゆる「陸ガモ」などと言われ、水中逆立ちまでしかあんまりやらないことになっていますが、話には聞いたことがありましたが、必要があればやるんですね。
ちなみにキンクロハジロやウミアイサなどは「海ガモ」などと言われ、潜るカモということになっていますが、彼らはやっぱりしょっちゅう潜っています。

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オオジュリン
筑前町の小学校浦の小さな池に、沢山きていました。オオジュリンです。ツルヨシの茎をきように剥いています。
オオジュリンP1010099

葦原があれば、この時期たいてい見つけることができますね。
オオジュリンP1010221

こちらは紋付鳥。 まさに名前のごとしです。
ジョウビタキP1010249

筑前町から小郡の干潟まで、ミヤマガラスも合計1500くらい見られました。相変わらずあの辺りは多いですね。
ミヤマガラスP1010274
サクラの木に沢山とまっていて、嘴で枝をさかんに触っていました。その画像はとれなかったのですが、何をしていたんでしょうね。

代表M

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続・2月4日の観察会
立春とは名ばかりの肌が切れるような寒い朝で
おまけに代表Mさんも管理人Mさんもいらっしゃらないなか
何人ご参加いただけるだろうかと少々気をもんでいましたが
やっぱり皆さん自然をこよなく愛する方々ですね。

カシラダカとミヤマホオジロの見分けがつかなくて
「こんなときM下さんがいたらね~」なんて声が
早くもお耳に届いたようで、すっかり先を越されちゃいました。
さっそくご回答いただき有難うございます。

そしてご参加くださった皆さん、有難うございました。
CIMG6615.jpg


レインボー


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2/4観察会での鳥
2月4日の観察会ご参加の皆さん、お疲れさまでございました。
行くと申しておきながら、根性がありませんでした。すみませんでした。
南区のNさんから「カシラダカかミヤマホオジロかがわからなかった」という噂を伺ったのですが、当日レインボーさんなどとともに観察会をリードなさったM木さんより、その「わからなかった鳥」の写真を送っていただきました。

カシラダカのようですね。
当日ご参加の方々にもスッキリしていただこうと、図鑑解説を元にブログに出すことにしました。
一応前提として、よく似ているのはミヤマホオジロの♀とカシラダカの冬羽ですんで、それらを判別するということにします。
ミヤマホオジロ♂はすぐにわかりますんで除外し、カシラダカは夏羽と違って♂と♀の区別がつきにくいため、♂♀ひとくくりにします。そして、どちらも福岡には冬にしか飛来しないことにしてこれも除外します。

最もわかる写真がこちらです。
4149_03.jpg
赤い丸のところがポイントのひとつです。
ノドのところに、嘴から続く黒っぽい線がはっきりと見えます。
顎線というそうですが、「ミヤマホオジロにははっきりとした顎線はない」と図鑑にあります。
おそらく送ってくださった写真は、状況や全体的な様子から、すべてカシラダカだと思います。
ちなみに顎線以外にもポイントがありますんで、わかりやすいところを受け売りしときますと、

○ミヤマホオジロ♀は眉斑や喉(つまり顔の目のまわりの茶色部分の外側の白っぽい部分)が黄色味が強い。
 (カシラダカはくすんだ感じの肌色)
○腰(止まった状態で、両翼の間の中央部分)の羽の色が、ミヤマホオジロ♀ではベッタリした感じの灰褐色、カシラダカではうろこ模様の感じの赤褐色

というところでしょうか。

ひとつひとつちゃんと見えれば確かにそうなんですが、野山で実際に見ても、そうそう確認させてくれませんし、あまり大きな鳥でもありませんので、難しいですよね~。
でも、ひとつずつでもしっかり頭に置いて見ているうちに、違いがより素早くわかるようになるものだと思います。
ただ、「カシラダカなのかミヤマホオジロ♀なのか?」という話が出る時点ですでに観察センスがある(マニアックとか病気という表現もあるかも)と思います。

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トビ
ここのところ、2羽でいるところを見かけます。仲良さそうに日光浴をしています。繁殖の季節ですもんね。
トビP1000653

ところで、先日朝NHKで、トビを餌付けしている話題を取り上げていました。60羽ほどのトビが集まっていました。

餌付けは大変危険な結果を招きます。放送をご覧になった方がまねをされると困るので載せておきます。
一度餌付けしてしまうと、人から餌さをもらうのが当然になってしまいます。そのうちに、弁当など食べ物を急降下してさらっていくようになります。トビは猛禽です。嘴も爪も大変鋭いです。翼を広げると大人の背丈ほどになります。人が怪我をしてもおかしくはありません。餌付けはしないでくださいね。
トビ_7211901


代表M
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