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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
秋のトンボ
三国某所です。

キトンボが止まっているのは、 2007年11月19日の画像です。右は昨日2011年10月27日です。4年間で池の様子がこんなに変わってしまいました。オオフサモがびっしりと水面を覆っています。もはや対岸の樹木が映る景色は見られなくなっていました。キイトトンボやベニイトトンボが大発生していたのは、こういう環境になったせいでしょう。
同じ池 昔、今

マユタテアカネの♀です。腹端にドロをつけています。 まだカップルもいました。
マユタテアカネ♀産卵後RIMG0181  マユタテアカネ交尾RIMG0190

ヒメアカネの♂です。 三国ではまだあちこちで観察することができますが、それでも生息場所が減ってきています。 大きなノシメトンボが何匹もいました。
ヒメアカネ♂RIMG0186  ノシメトンボ♂RIMG0191

求愛中のイチモンジセセリです。驚かせてしまったので、パッと飛んでいってしまいました。  ガマの葉に、なんだかでっぷりしたアワフキムシの仲間がとまっていました。
イチモンジセセリ求愛RIMG0195  アワフキRIMG0203

別の湿地ではノシメトンボが産卵中でした。 レインボーさんが大好きなサジオモダカの花がまだ咲いていました。
ノシメトンボ産卵RIMG0244  サジオモダカRIMG0223

カシラダカやノビタキ、ジョウビタキの♀が来ており、賑やかになってきました。望遠のカメラが電池切れで、コンデジでジ~コ。撮れたのが不思議なくらいですが、証拠写真にはなるようです。
カシラダカRIMG0224

代表M










自然観察全般 | コメント(1) |permalink
動けないトビムシ
トビムシの仲間は、落ち葉の中に沢山棲んでいますが、古いカマキリの卵のうや壊れた虫こぶ、キノコ、落ち葉でなくても枯れた植物などにも見られます。腹端付近の下の方に跳躍器という跳ねる器官を持っているものが多いので、ピョンと跳ぶことからトビムシという名前がついたのでしょう。でも、このブログでも以前紹介したアカイボトビムシにはこの器官はないそうで、全てのトビムシが跳ねるわけではないようです。

庭のヘクソカズラの葉についた、チャハマキ(蛾)の古い巣を開けたら、黄色いトビムシの仲間がサ~といなくなりました。這って葉の裏に回ったので、跳べない種類なのかもしれません。ところが、1匹だけ、動かないのがいます。 どうしたのだろう、とファーブルで見てみました。

トビムシRIMG0140  トビムシRIMG0141

葉には、チャハマキが蛹になるときにはった糸がはりめぐされています。この糸の下に潜りこんでしまい、とうとう動けなくなってしまったようです。暴れたのか、脚がもげて転がっています。この葉には、他にダニの仲間なども這っていましたので、いずれ、捕食性のものたちに食べられてしまうことでしょう。すべての命は別の命につながるというのは分かってはいるのですが、なんだか可哀想になりました。


代表M



その他の昆虫 | コメント(4) |permalink
アサギマダラ
10月の初めのアサギマダラの画像です。
湿地のミゾソバがお気に入りのようで、ふわふわ飛んでは蜜を吸っていました。
アサギマダラRIMG0195

そのうちに私のすぐ側のミゾソバにも。よっぽどマーキングしてみようかと思ったほどでした。
アサギマダラRIMG0198

でも今年は、まだこれ1頭だけしか見ていません。例年だと、フジバカマがなくても、セイタカアワダチソウなどにも飛来しますし、林の中を飛んでいたりもするのですが。今年は少ないのでしょうか?

代表M
昆虫(チョウ、ガ) | コメント(7) |permalink
ゾウムシの仲間?
仕事を終えて帰宅する際に、店のガラス面に虫がいないか見る習慣がついていて、この日(10月19日)も何気なく目を移しながら歩いていると、いました!

CIMG6183.jpg

これ、オオゾウムシですか? もともとゾウムシの実物を自分で見つけたことがなかったのですが、もっと小さい虫だと思っていたので、この大きさにはびっくりしました。体長は3センチ以上あったと思います。この時はじっとして動きませんでしたが、翌朝にはいなくなっていました。

どこからどうやってここまで来たのか、8月下旬からずーっとお泊り(?)になっていたカタツムリは

CIMG5990.jpg

昨日(10月20日)突然消えてしまいました。硬い殻に守られているので、外敵に襲われたわけではないと思うのですがどうでしょう。

レインボー

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カンタン
三国でもカンタンの音が草むらで響いていますが、これまで鳴いているところを画像に収めることはできませんでした。

まず、♀です。ヨモギに止まっていました。
カンタン♀RIMG0049

こちらは別の場所、シナサワグルミの並木道にいた♂です。この薄い翅で音を出しているのですね。透き通ってきれいです。でも、この♂なんだか変だなあと思ったら、触角が切り取られていました。何者かに襲われたのでしょう。私が近づいたので、鳴くのを止めました。
カンタン♂RIMG0053  カンタン♂RIMG0058

しばらく待ったのですが、鳴いてくれません。それで、見つける前に彼の声のみを録音したものを聞かせてやりました。すると、大慌てでクズの丸い穴に顔を出して、鳴き始めました。きっと縄張りに別の♂が入ってきたと勘違いしたのでしょう。こうなると葉を少々動かしても逃げません。いいえ、逃げるわけにはいかないのでしょう。  

コンデジビデオで撮りましたが、編集の過程で、なぜかカチャカチャという別の音が入ってしまいます。この音はオリジナルには入っていないのですが・・・聴かれる方は、音量を絞って聞いてください。
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クズの穴に顔を突っ込むのは、きっと鳴いている時の翅の位置を葉に近づけて、なるべく反響が良い場所にもってきているということなんでしょうね。翅の真上と真下で音が大きく聞こえるようでした。

代表M


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クサカゲロウの争い
庭のコナラの葉裏で、黒い影が見えました。 近づいて見ると、2種のクサカゲロウでした。小さい太っちょがアブラムシの体液を吸っているところでした。 細くて大きい方はなんだか背伸びをしています。どうもこの形は威嚇のようです。そして、とうとう餌の取り合いをはじめました。
何かの影RIMG0048  クサカゲロウ2種RIMG0049

餌の取り合いRIMG0055

すぐそばをヒョカヒョカと別種のゴミ背負いのクサカゲロウがやってきました。少しいたずらをしてみたくなりました。ゴミ背負いを2種がいる葉先においてみました。  近づくでしょうか・・・。
ゴミ背負いのクサカゲロウRIMG0058

あっという間に参戦です。三つ巴の争いになってしまいました。 しばらくすると、一番最初に餌を食べていた小さな太っちょクサカゲロウが諦めてしまいました。
三つ巴の争いRIMG0063  小さいのが諦めるRIMG0066

その後も2匹の争いが続きましたので、ビデオにしました。一旦離れた太っちょが戻ってきて、未練がましく餌のそばに寄ってきました。ちょっと悪いことをしてしまいました。

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結局最後はゴミ背負いが勝ちました。
ゴミ背負いの勝ちRIMG0082

この3種間での争いでは、大顎が一番大きいものが勝ったということかもしれません。ゴミを背負っているのは、カモフラージュの役目もあるのでしょうが、上からの一撃から体を守る盾の役割もしているのかもしれないですね。

代表M




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水辺のカマキリ
久しぶりに三国のある池に行ってきました。

ここのところ、雨が降っていないので、池の水はほとんどなくなって、中央に水溜りのような浅い部分があるだけになっていました。シオカラトンボが何頭もいて、嬉しいことにノシメトンボも7頭♂を数えました。

ノシメトンボは赤銅色の体がなんともきれいです。やっぱり好きなトンボです。
ノシメトンボ_A126928  ノシメトンボ_A126990

と、水を目指すカマキリを発見。オオカマキリ?チョウセンカマキリ?  もちろんこの時期、水を目指すカマキリといったら、お腹の中にハリガネムシを宿しているに違いありません。ハリガネムシから水を目指せと命令されているのです。
水を目指すカマキリ  ハリガネムシ_A126981

水辺にはカマキリたちの死骸も数体あります。
息絶えたハラビロカマキリ_A126983

さあ、水際につきました。 いよいよハリガネムシが姿を現すと思いきや、やや! カマキリは水をしっかり見つめています。なんと狙っていたのはドジョウでした。30分ほど眺めていたのですが、3回ドジョウにカマを振り下ろしました。残念ながら、捕まえることはできませんでした。
ドジョウを狙うカマキリ_A126955  ドジョウの波紋_A126940

もう1匹、ハラビロカマキリが同じようにやってきました。大きなカマキリがいたので、ちゃんとそれを確認して、少し間をとって水際にとまりました。やはりハリガネムシはでてきません。先客のカマキリもハラビロに気がついて睨んでいます。餌が登場と思ったのか、それとも、狩りの邪魔者と思ったのでしょうか。しばらく睨んでいましたが、また近くのドジョウに目を移しました。
水辺にやってきたハラビロカマキリ_A126971  ハラビロに気がついた_A126973

ハラビロカマキリは、どんどん水に入っていって、水の中でやはりドジョウを睨みつけています。こちらも狩りは成功しませんでした。
ドジョウを狙うハラビロカマキリ_A126980

水辺には小さな昆虫がいますから、初めはそれを狙ってやってきたのではないかと思います。そして、たまたまドジョウを捕りに成功。そんなことがあったので、一目散に水を目指し、ドジョウを狙っていたのではないかと想像しました。

まことに面白い世界です。

代表M
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ヒメクダマキモドキの精球
ヒメクダマキモドキも成虫が多くなりました。

朝、庭のアラカシにいた♀です。キラリと光るものを腹端につけています。精球といわれる精子が入った袋です。
袋は1個ではないようですね。
ヒメクダマキモドキRIMG0286  ヒメクダマキモドキRIMG0272

キリギリスやコオロギの交尾は、「♂がこの精球を♀の腹端につけて終わる」と書物にあったことを思い出しました。少し見ていましたが、精球が受精嚢に送り込まれるには結構時間がかかるようです。

お昼過ぎにまだ同じ場所にいました。でも口をもぐもぐさせています。精球を食べているところです。栄養がたっぷりつまった余分な精球を食べることは、卵巣の発育を高めるそうです。
ヒメクダマキモドキRIMG0299


ヒメクダマキモドキは最も普通に見られる樹上性のキリギリスですが、精球をつけている姿は初めて見ました。案外茂みの中で行われていることなのかもしれませんね。

代表M
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10月1日の観察会
夏休みと台風で中止が続いたので、久々の観察会でした。前の日に少し雨が降ったので、地面もしっとりとした感がありました。

観察RIMG0022  

Tさんが面白いものを作ってくれました。何ができるかは、皆さん、試してくださいね。
観察RIMG0036

見るとおもしろいものがそこここにあるので、いつものことですが動けなくなってしまいます。(笑い)この2匹も動きませんでした。Gさんが見つけた睨みあいです。キマダラカメムシは幼虫を狙ったりすることがあるのでしょうか? 
観察RIMG0047  睨みあい?RIMG0063

アゲハの仲間が少し減ったようですが、この日も結構飛んでくれました。管理人Mさんの画像です。
観察RIMG0069  1110agehacho_flying326.jpg

ショウロのようなキノコがありましたが、ニセショウロの仲間のようで、食べたらいけないキノコのようです。
ニセショウロ科?RIMG0102
 
モズの声は良くしていたのですが、なかなか野鳥が姿を見せてくれませんでした。でも解散した途端にカラ類の混群が。エナガがしっかり楽しませてくれました。管理人Mさんの画像です。
1110enagas357tr.jpg

駐車場の側で、初参加のNさんがものすごいスピードで幹を上り下りしている虫を発見。チャタテムシの仲間の幼虫でした。「面白い翅だから見てください」とGさん。枝先にじっとしている成虫が何匹もついていました。
チャタテ

参加された皆さん、ありがとうございました。

代表M





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