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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
ハナバチの育房
暑い毎日が続いています。

毎年この時期、自宅の駐車場のフェンスの穴で、ハナバチの仲間が育房を作っています。母蜂は、せっせと花粉を運んで、中に卵を産むと、出口のところにフタをします。

昨日、ちょうど1匹が、出口に張り付いているのに気づきました。良く見ると、牙などをつかって、作業をしています。そしてあれよあれよと間にフタは出来上がったようです。
ハナバチ育房完成-24

出来上がると、もうその育房には興味ないとばかり、となりの穴の中に入って、すぐに出てくるとどこかに飛び去りました。おそらく次の育房の準備をするのでしょう。

育房のフタの素材はなんでしょうね。花粉と唾液が混じったようなものも見受けられますが、それだけではないみたい。沢山ある穴のフタを見てみると、茶色っぽいもの、緑色っぽいもの、黒っぽいものなど様々でした。

代表M
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ムラサキケマンの種を運ぶアリ
ムラサキケマンの種が熟してきました。ご存知のように、この種にはエライオソーム(種の白い部分)がついています。エライオソームはアリの好物で、この部分欲しさに、種を運ぶとされています。アリは巣に運び白い部分を食べてしまい、その後種を捨てます。
こうして、この植物は分布を広げていくそうです。
ムラサキケマン種-1 エライオソーム-2

そこで、種を1個おいて実験開始です。アリが見当たらないので、4個と破裂した鞘も置いてみました。
実験開始-3

8分後鞘に興味を示したアリがやってきました。
アリがやってきた-4

そして、すぐに、種に。エライオソームにかぶりつきました。そして運び始めました。
種を運び始めた-5

しばらくすると、もう1匹やってきました。
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1匹目のアリはすんなり持って行ったのですが、この動画に撮ったアリは、重すぎたのか、種に振り回されて、なんとも微笑ましい。 3匹目は見ている間では持って行きませんでした。同じ巣のアリではないかと思いましたが、アリの種類は何でしょうね。小さな2mmくらいのもの、 拡大画像が撮れてないので、●●アリの仲間もわかりませんでした。

この植物はもちろん人間が口にしてはいけません。あしからず。

別件です。
4月24日第7回編集会議を九歴にておこないました。文章を随分削りました。内容も変わりました。今後も適宜変更していきます。

5月6日の観察会後、編集会議はおこないません。その次は6月3日(土)、6月17日(土)の午後九歴の予定です。
変更のあるときはまたブログに載せますので、よろしくお願いいたします。

代表M
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ハチも働きだしました
カラス野エンドウを見ていたら小さな虫が飛んだ。目で追っていたら止まったんで見てみたら、長い触覚が。
ニッポンヒゲナガハバチでした。
1704hipponnhigenagahanabachi6832.jpg
写真を撮ってみて思わず笑ってしまいました。左後脚が…
このハチもどこにでもいるハチです。

ついでに今日撮った花をどうぞ。
1704odorikoso6808.jpg 1704akebi_hana6818.jpg
1704shaku_hana6800.jpg
上左からオドリコソウ、アケビ、シャクですー。

○管理人M
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モンシロチョウの幼虫をエサにするハチの幼虫
5月7日、ナノハナの近くの壁にモンシロチョウの幼虫(アオムシ)がいたので、飼育しようととってきました。
RIMG1507.jpg

ところがその夜、アオムシの腹から沢山何か出ようとしているのを見つけました。
RIMG1480.jpg

以前、畑でキャベツの葉にアオムシがいて、そばに黄色い小さな繭(まゆ)が固まってついているのを見たことがあったので、それが今から始まるのだなと思い、観察することにしました。

アオムシの体の真ん中ほどから、数十匹のハチの幼虫がつぎつぎに体をくねらせて脱出してきます。
RIMG1485.jpg

20分ほどで大部分が出てしまい、アオムシのそばに積み重なってそれぞれ糸をはいて繭をつくりはじめました。
RIMG1489.jpg

休まずに糸を吐き続けて、だんだん中の幼虫の姿が見えなくなってきました。午後8時20分くらいに始まったのが、午前0時には全体が少し黄色っぽい繭の集団になっていました。
RIMG1510.jpg

翌朝、繭のかたまりは黄色くなっており、そばでモンシロチョウの幼虫がじっとしています。そっとさわってみると、アオムシは少しだけ頭を動かして、まだ生きてるぞと知らせてくれました。

このハチの幼虫は、アオムシサムライコマユバチという長い名前のコマユバチという小さなハチの仲間です。
RIMG1479.jpg

アオムシがまだ小さな時に、そのハチが飛んできてアオムシの体にたくさん卵をうみつけていったものです。ハチの幼虫は、アオムシの体の中でアオムシが死なないような食べかたをして大きくなります。

この繭からは、7~10日くらいすると小さなハチが一斉に飛び出します。アオムシは、しばらくすると死んでしまいます。

皆さんも、菜の花の近くで目をこらして繭を見つけてください。そしてどんなハチがでてくるか見てみるのも面白いですよ。
虫かごでは、すきまから出てしまうので、ビンなどに入れて布切れでふたをしてながめてください。
ハチをよくみたら、外に放してやってください。自然のバランスは、出来るだけくずさない方がいいと思いますので。

久留米のG

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スプリングエフェメラルつながり
久留米のGさんに便乗します。スプリングエフェメラルにもいろいろありまして、このアブもそれにあたります。
1003birodotsuriabu5507.jpg
ビロードツリアブというやつです。「ビロードのような毛を持つツリアブの仲間」という名ですが、ツリアブは「吊虻」で、ホバリング(滞空飛行)をする姿が吊られたように見えることから付いたらしい。
3月から4月頃、三国でもよく見られます。全国的にいるようです。ホバリングが印象的で、気付けば結構目について楽しいやつです。
ジェット機のようなカッコイイ色形で人畜無害(寄生されるハチの仲間は除いて)ということもあって私はいつも見ると嬉しくなってしまいます。
飛ぶ姿はすぐに気が付くようになりますが、止まるとなかなか見つけられず、この時期だけの特産品でもありますし、最初に写真が撮れるまでちょっと時間がかかりました。
今はパパッと見つけられるごとなりました。ということでこれまで撮った写真を並べてみます。(初のココロミ)

123
0803birodotsuriabu501pt.jpg1003birodotsuriabu5510.jpg1104birodotsuriabu520.jpg
456
1303birodotsuriabu0566.jpg1403birodotsuriabu5277.jpg1503birodotsuriabu1000.jpg

1. 2008年3月三国観察会でみんなで観察したときの写真
 (まともに写真が撮れた最初かもしれんです)
2. 2010年3月太宰府市で(上の写真も)
3. 2011年4月大野城市で
4. 2013年3月那珂川町で
5. 2014年3月福津市で
6. 2014年3月鳥取市で

2005年頃にその存在を知ってから、毎年どこかで何度か見てきましたが、こいつを撮ったのはほぼこれで全部。並べてみたら場所が全部違うことと、やっぱり3月か4月ということがわかり自分で勝手に面白がっています。

どの生き物も季節によって違った色形、形態、生態をしていてそれぞれに季節を感じることができますが、「毎年この時期だけしか出ない」というのはやっぱり特に気を惹かれるもんですね。
○管理人M
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