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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
「ウラオモテのない」蛾 !?
9月2日、久留米市の自宅の庭に、変わった飛び方の白いチョウ目の姿を見つけました。ちょうど咲きはじめたキバナコスモスにとまったので、網を片手にとびだしました。
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網ですくって、よく見ようと手に取ると、”死んだマネ”をしました。そしてそれは、初めて見る蛾でした。図鑑で、チョウ目ヒトリガ科モンシロモドキという、前翅長30mmほどの南方系の蛾とわかりました。昼間に飛ぶ蛾で、雰囲気がモンシロチョウに似ているためか、モンシロモドキとついたようです。

鹿児島大学の方の文献を読むと、「鹿児島での成虫の発生は5月下旬から10月中旬まで7回のピークが認められ、越冬態は幼虫又は蛹である可能性が考えられる。」とありました。 また、「幼虫の食草は、スイゼンジナ、サンシチソウ、レタス、など7種のキク科」だそうです。成虫は花の蜜を吸うようです。 宮崎在住の昆虫写真家のブログには、「飛来するが、少ない」とありました。

さっそく展翅をして、よくよくながめて見たところ翅の黒い斑紋は表も裏も同じで、表向きの腹端が黄色みがかってるのが違うくらいでした。下の画像は左が表で、右が裏です。
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台風の後なんかには、風に載せられた珍しい虫が飛来することもありますよ、今年は台風が多いようなので目を光らせておきましょう。

久留米のG
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ヒモミノガが羽化しました
皆さんは、ヒモミノガという虫をご存知ですか。 その名前のように、体長の何倍もの細長いミノを、吐糸と木のかじり屑や餌の地衣類をかじった細片でつくります。
そして、片方を樹皮に浅く穿孔した穴とつなげ、もう片方の端から頭を出して餌を探し、ミノの長さの範囲に餌が不足すると、穴に固定していた方を切り離して移動するのだそうです。
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館西の疎林でのミノ


5月の観察会のあと、ヒモミノガの幼虫を数匹と地衣類の付いた樹皮とを一緒に持ち帰り、シャーレで飼育してきました。
幼虫は、ミノから頭胸部だけを出して餌を食べています。 途中で、幼虫の全体が見たいと思いミノを片方から触りながら追い出すようにやってみたら、でてきました。いわゆるミノムシと比べると、小さくて硬そうな雰囲気ですね。
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採餌(飼育中) 幼虫全体(飼育中)


6月に入ったら羽化が見られるかなと思い、ちょいちょいシャーレを覗くようにしていました。そして7月8日、羽化した小さな蛾を見つけました。その後も数頭、羽化がみられました。このヒモミノガは、雄雌共に翅のある蛾になり、ミノから出ていくそうです。
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樹皮に止まる成虫(飼育中) 成虫の大きさ(飼育中)

羽化したあとを見ると、長かったミノが樹皮から5~6mm程と短くなっており、その先から蛹殻が半分くらい抜け出ています。今まで入っていた長いミノは、切り落とされたのか、餌として幼虫に食べられたのでしょうか?
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羽化した後の蛹の殻(飼育中)

現地で、地衣類の付いた幹に止まっている小さな蛾を探すのは至難の技でしょう。
疎林には、まだ幼虫のはいったミノも見られます、今なら長く飼育しなくても羽化が見られるかもしれませんよ。いかがですか。


久留米のG
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私は誰でしょう
1  幼虫の頭部を見ると、毛の生えたニャッキ―みたいです。
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2  蛹にも部分的に毛が生えています。
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3  蛹を頭部からアップするとオットセイかアザラシのように見えました。
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4  幼虫は広食性で、ほとんどの木や草の葉を食べます。
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5  年1回7~8月に、羽化します。卵越冬(卵の中で1齢幼虫になっている)です。

6  成虫の♂が、ヒラヒラと舞うように飛ぶところからついた名前です。

7  ドクガ科に属する蛾です。

答えは・・・・6月25日 画像追加しました。 ⇒ 続きを読む
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「シャクトリムシ」の飼育
3月15日、アシナガバチのいなくなった巣に止まっているシャクガの幼虫を、見つけました。ハチの巣の色に近い色をしていたので、保護色をねらっていたのかもしれません。
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幼虫図鑑などで検索したものの、なかなかたどり着きませんでした。
この幼虫は、色彩にばらつきが多いのだそうです。
食草もわかったので、ツツジの若葉を入れてやり、ハチの巣にも何かこだわりがあるのかもと思い、
一緒に入れておきました。
ついでに、ハチの巣の主もご紹介しておきます。
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数日は葉を食べていましたが、さわっても反応がないように動かなくなってしまいました。
そして3月30日には、幼虫が見当たらなくなりました。ハチの巣をそっとバラしつつ探してみたら、中に食い込んだ幼虫が見つかりました。

しばらくして蛹化したと思われますが、4月9日に巣を開いて、蛹化を確認しました。
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その後は毎朝、飼育容器を覗いていましたが、ようやく4月23日羽化しました。
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前翅の外縁がえぐられたようなのでエグリヅマ(抉り褄)エダシャクという和名がついているようです。ほぼ、日本全土に分布し、茶の樹の害虫としても知られ、年2回成虫が出現します。幼虫又は蛹で越冬するそうです。この幼虫はどこで冬を越していたのでしょうか。

久留米のG



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かくれんぼ連投
連投ですみません。
越冬中のチョウを見つけました~。
鳥もなかなか見つけられない「隠れ派」がいますが、昆虫にも隠れるのがいます。
どこにいるでしょうか?
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これもなかなかの難題ですよ~。

「えーい、これか?」と決めた方は「続きを読む」をクリックしてください!

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