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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
フェンスで冬越しの虫たち
九州歴史資料館の裏の散歩道添いに、金属製のフェンスが続いてます。
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1月6日の観察会でカメムシやテントウムシなどが見つかったので、補足として9日に出かけてみました。
金属製で風も素通しなのに、ちょっとしたすきまなどを利用して、意外と色々いましたので報告します。
当日(観察時刻ころ)の気象条件を、久留米のアメダスで見ておきましょう。
1月6日 晴れ 気温8.4℃ 風速1m
1月9日 曇  気温6.2℃ 西風4m

まず見つけたのがカメムシの仲間3種
・ツヤアオカメムシは、木の葉や枝などで越冬していますので、こんなところでも十分なのでしょう。
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・チャバネアオカメムシは、少し湿った落ち葉の中で越冬していると思ってたのに、 こんな寒いところで、しかも越冬中は体を茶色に変えているのに、そのままの色なのに驚きました。 
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・ウシカメムシ(1/6)は、数年前に桜のトンネルの杭をつなぐロープに止まっているのも見ています。角がかっこいいですよ。
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次に蛾の成虫がいましたが、種名がわかりませんでした。調べたらマエアカスカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)でした。幼虫はキンモクセイやネズミモチ、イボタノキなどを餌にしているそうです。冬にも千葉県以南のあちこちで見つかっている記録がありました。(比較的暖かい地域)
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また、冬にもよく見かける蛾の幼虫、ゴマフリドクガがゆっくり移動中でした。
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それから、よく木の名札の裏などに集団で越冬しているクロウリハムシが1頭風に吹かれていました。
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赤い星がたくさんあるテントウムシも1頭うろうろしていました(1/6)。黒地に赤星のテントウで、星が5つ以上あるのはナミテントウのようです。
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みなさんも、日が差して暖かいときに出かけてみると、冬でも意外なものが見つかるかもしれませんよ。
正月に体重が増えた方などは、是非運動ついでに観察をお奨めします。

久留米のG

 

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春の庭での新たな発見
24日朝、ビワの枯れ枝の近くを飛びまわる1頭のクマバチをみつけました。しばらく複数の枯れ枝をめぐり、止まっては飛んでようやく1本の枝に止まってかじり始めました。巣作りでしょう。脚立をそっと立てて、カメラを近づけても逃げません。
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撮影は出来ましたが、その後木が堅かったのか、私がうろついたのが気に入らなかったのか、いなくなりました。

昼近く、次第に暖かくなりチョウも飛び始めました。菜の花に小さめの白いチョウが纏わるように飛んできました。ツマキチョウの雌です。産卵しているようですが、動きが速くてピントが合う前に次へ移動してしまいます。飛んできそうな蕾に合わせて、ひたすら待ちました。小さな卵もみつかりました。
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カラスノエンドウの新芽にはアブラムシが来はじめています。カメラでアップしてみるといろいろな大きさのアブラムシがいるのがわかりました。
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ハナグモがクヌギの葉の上で獲物を捕まえていました。図鑑を見ると、このクモの腹部の模様は変異が大きく、無紋のものもいるそうです。
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水のたまった瓶(かめ)には、早くも数匹のボウフラが水中を上下していました。カメラを構えてボウフラが水面近くに来るのを待っている間に、今年の”初刺され”をしてしまいました。成虫もいたようです。(かゆ~い)
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久留米のG

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名札の下で冬越し中の昆虫たち
今日は、七十二候の五番目(第五候)「かすみ、はじめてたなびく」です。でも、今日の午後の”かすみ”にはPM2.5が若干混入していましたね。

冬になる前に樹木につけられた名札は、私たちには木の名前がわかって嬉しいものですが、昆虫たちには、越冬の場所として利用されています。
木の名札

3月6日の第七候「すごもりむし、とをひらく」(二十四節気の啓蟄)ころには、昆虫だけでなく蛇やカエルなど土に潜んでいたさまざまな生き物が、温もった土を啓(ひら)き這い出して来ます。その前にと思い、小郡市の九州歴史資料館周辺の観察に出かけてみました。

まず、ヨコヅナサシガメは幼虫たちが身を寄せあっていました。12月には、もう少したくさんいたのですが、すこし動き出したようです。
ヨコヅナサシガメ

次にみつけたのは、黒地に赤い星のナミテントウなど27頭にクサギカメムシとハムシの仲間が1頭づつの集団です。
テントウムシは、何百という集団をつくることも珍しくないようです。
ナミテントウなど1  ナミテントウなど

こちらのテントウムシは、ハムシたちと仲良く越冬中でした。右上に寒天みたいなのが縦長く写ってますが、クヌギカメムシの卵塊です。春先に幼虫がたくさん孵化してきます。
ハムシと一緒に

次は、大きな名札の下にポツンと1頭クサギカメムシがいました。
クサギカメムシ

木肌のすべすべした木には、名札がついていても、何もいないのがいくつもありました。
皆さんも、近くに名札がついた木があったらそっと覗いてみませんか。

久留米のG



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越冬
ヤツデの葉裏は、冬を過ごす昆虫にとって、大きな葉はもってこいのようですね。
たいていいるのがこの7mmほどのヨコバイ。遠目には赤い線が目立ちますが、クロスジホソサジヨコバイ。ネットには♀には赤い部分が無いと書いてありました。
クロスジホソサジヨコバイ

このヨコバイ、翅の丸い黒い紋が目玉のよう、そして、黒い線は脚のように見えます。頭は反対側ですが、間違いそうになります。それを知っているのかどうか、後ろからカメラを近づけてもまったく動きません。
クロ<br />スジホソサジヨコバイ2

別の葉には、頭部にまだ赤みがでていないものがいました。羽化からあまり時間がたっていないのでしょうか?こちらは少し小さくて5mmくらい。個体差なのでしょうね。
クロスジホソサジヨコバイ3

と、最初の葉に、影の薄いものがいました。遠目には抜け殻?と思ったのですが、画像でチャタテムシの仲間とわかりました。
チャタテムシの仲間

カメラを近づけるとゴソゴソ歩いて先ほどのヨコバイのそばに。
クロスジホソサジヨコバイとチャタテムシの仲間  ニアミス

どちらが、どちらを嫌がるのだろうと、そのまま撮っていると、2匹ともくるりと方向転換。行ってしまいました。
カメラ嫌

カメラ嫌だったようです。

代表M
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ナシミドリオオアブラムシ
庭のシャリンバイの葉裏のナシミドリオオアブラムシです。
10月12日には、ついていました。
ナシミドリオオアブラムシ20131012
有翅の成虫と翅無しの成虫もいるようです。有翅の成虫は、飛来したものかもしれませんが、小さな幼虫や無翅の成虫は、この葉で育ったことがわかります。

今日見てみたら、一番上が、羽化間もない有翅のメス、その下が、有翅の幼虫、その下2匹が無翅の成虫といった按配でした。
ナシミドリオオアブラムシ20131129
ここ数日は寒かったのですが、まだ翅有のものがこの葉で育っていることに少し驚きました。
夏の間、ナシなどでそだったものが、秋にシャリンバイなどに飛来するのですが、飛来したら、もう有翅のものは、秋には育たないとばかり思っていましたので。この有翅の成虫は、別の場所に飛んで行くのでしょうか?
それとも、ここで幼虫を産むのでしょうかね?
5月頃にはもちろん翅が生えて飛び去るのですが。

代表M
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