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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
キヌガサタケの生長の記録
6月21日の午後、高良大社近くの竹林にキヌガサタケの様子を見に行きました。 前日か当日朝に出たと思われるキヌガサタケが、同じ所から2本出ているのを見つけましたが、その側の地面に、小さな半球の幼菌が姿を現しているのが見えました。これが次の日の朝伸びあがってくるのだろうと思い、翌22日に早起きして出かけました。6時少し前に着きましたが、もう傘が頭を出しており、急いでカメラをセットしました。少しづつ伸びてくるのを、20分おきぐらいで記録してみましたので、ご覧ください。
なお、生態については2016年6月11日のブログで紹介されていますので、参照ください。

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久留米のG

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春のきのこ アミガサタケ
3月30日久留米市山川町の自宅の庭で、アミガサタケが出ているのを初めて見つけました。それも、なんと直径2m位の範囲に7本も・・・・、こんもりしてた庭木を3年ぶりに剪定した影響なのでしょうか。
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アミガサタケは、チャワンタケ目アミガサタケ科の食用キノコだそうです。日本では、食用の習慣はありません。ところが欧米、特にフランスでは”モリーユ”の名で親しまれフランス料理には第1級の食用キノコだそうです。

このキノコは春のキノコで、4月頃雑木林の地上や庭の木の下などに生え、分布は世界的だそうです。頭部と茎の2部からなり、頭部は淡い汚土色で、頭部は不規則な籠目状のくぼみがありもろい肉質で、内部は空洞が地上部全体に続いています。(日本大百科全書より) アミガサタケの仲間は、10種くらいの類似種(○○○○アミガサタケ)があるようで、よくも分けたものだと思いました。
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7本をよく見てみると、傘が細いのや、黒っぽいの等があり、ざっと計測したところ、地上高は7本平均72mm、最大頭部の直径は平均19mmでした。どこでもゆっくり見回すと、特に春先には何か発見がありそうですよ。お試しください。
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久留米のG


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ヨシノボリの溝の疎林に出現した「ヤマドリタケモドキ」のまとめ
9月22日にヨシノボリの溝の傍の疎林で見つけて、ブログに紹介した柄の太いキノコを画像で角先生に見てもらい、ヤマドリタケモドキであろうという回答をいただいていました。(詳細は9/25ブログ)
 その後、管理人Mさんが同じ場所で10月10日にやや小ぶりの同じようなキノコを見つけて、ブログに紹介なさいました。そこで、今度は先生に現物を見て同定してもらおうと思い、翌日届けました。

生えていた場所の10/11午前11時ころの写真です。
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左下 全体(柄や傘は、あちこち表面が虫などに食われています。)  中 傘の裏の管孔(いぐち科の仲間のひだに代わる部分) 右下  傘の表面
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その結果、「柄の全体に網目模様があり、ヤマドリタケモドキです。確かに柄がずんぐりとしていますが、これは比較的よく見られる形態だと思います。大きな変形はなく、この程度なら、他の菌類の感染によるものではないと思います。」とのお答えをいただきました。
 最初のキノコは、一段と太い一つの柄に大小二つの傘があり、角先生からも「もしかすると二本が癒着したのかもしれませんね。」とのコメントをいただいていました。
 管理人さんが再度発見されたことで、はっきりとヤマドリタケモドキだという結論に行きつけました。管理人さん、角先生ありがとうございました。

久留米のG
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柄が傘よりも大きく、”キノコデラックスとコキノコデラックス”みたいなキノコ
角先生にこのキノコ(9月23日記事の最後の写真のキノコ)の画像同定をお願いするにあたり、24日再度現地にて、すぐ隣のキノコなども撮影をしてきました。
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以下が先生の同定結果です。
「九歴のキノコは、傘の裏のひだがたくさんの小さな穴からなる管孔となっており、イグチの仲間のキノコです。その中でも傘や柄の色合い、特に柄の基部に至る網目模様からおそらくヤマドリタケモドキと思われます。分布域や環境などから考えてみても、筑後地方ではヤマドリタケは分布していないと思われるので、ヤマドリタケモドキが最も可能性が高いと思います。詳細は、ネットにたくさん出ていますので、調べてみてください。市内では、高良台で見られます。コナラやアカマツ林内で菌根をつくる菌根菌だったと思います。
キノコの柄が太くなっていますが、イグチの仲間ではしばしば見られます。特徴である柄の網目模様は明瞭なので、ヒポミケス菌(タケリタケ)のようなキノコ寄生菌によるものではないと思っていますが、キノコの柄が太くなる理由は私もよく知りません。調べてみてください。」

昨日見てかなり傷んできているようだったので、持ち帰り分解してみました。小さな傘がくっついてますが、早い時期に2本が合体して成長したので、柄が特に太いキノコになったのではないかと思い始めてます。
冷蔵してみて、観察会の日に見られる状態であれば持参します。
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最後にヤマドリタケモドキの解説を少し入れておきます。
「ヤマドリタケモドキ」
イグチ科イグチ属
 夏から秋にコナラやミズナラなどの広葉樹林やシラビソ林などの林内地上に発生する。ヨーロッパでは、このヤマドリタケモドキやヤマドリタケ、ススケヤマドリタケなどをとても珍重する。日本ではあまり人気が出ないが、フランス料理店やイタリヤ料理店にこのキノコを使ったメニューがある。
 傘は、初めまんじゅう形で表面は茶褐色になり、ビロード状の手触りがある。後に平らに開き、黄褐色になる。管孔(傘の裏にあるヒダを細かく仕切った無数の穴で、内側で胞子が作られる)の口は、初め白色、後に淡黄色。柄は淡灰褐色で表面には網目模様がある。(きのこ図鑑:農林水産技術情報協会より)

先生からも「もしかすると2本が癒着したのかもしれませんね。」とメールをいただきました。

久留米のG
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キヌガサタケ発見
6月6日午前7時頃、高良大社近くの竹林のわきでキヌガサタケ(高さ25cm)に出遭いました。でも、もう、少しくずれかけているようでした。
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世界大百科事典によると、「ヨーロッパを除くほとんど全世界に分布するスッポンタケ科のキノコ。また、全菌類中一番高等であり、また一番美しいものとされている。初めは、直径3~4cm位の卵型の袋に納まっているが、伸びると、上からかさ、マント、柄、つぼの4部分に分かれ、全体は蝋細工のようである。柄は、つぼから直出し、高さ10~20cmで純白色、中空で多数の多角形の小室からなる。かさは、鐘状で表面に大型の網目があり、強い匂いの粘液で覆われている。

このキノコの著しい特徴はマントであって、かさの内側の柄の上端に近いところから出て、マント状に広がりほとんど地面に接する。マントは、レース細工のような美しい多角形の網目がある。植物世界中で一番成長の速いのは、このマントの伸びる早さである。なお、中国ではチューションといい、粘液やつぼを除いて乾かした物が珍重され、スープにいれる。」などと記載されています。
かさの表面の粘液中では胞子が形成され、匂いで集められたハエなどにより運ばれるのだそうです。

その日の夕方、再度見に行ったらマントはなく柄も倒れ、全体が崩れてしまっていました。
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キヌガサタケは、主に竹林に発生するそうで、腐った竹材に二次的に寄生しているそうです。少し手入れの悪い竹林に、雨の後の早朝に行くと見つかるかもしれませんよ。(梅雨と秋雨の頃)

久留米のMICCHAN

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