FC2ブログ

三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
庭のテントウムシ
管理人さんの雄大な空の記事から、またちまちましたもので、すみません。

テントウムシも成虫が多くなってきましたね。庭のテントウムシです。同じ種であっても、斑紋は個体差があって、なかなか面白いでしょう?
庭のテントウムシ
左上からナナホシテントウ、ナミテントウいろいろ、シロジュシホシテントウ紅型、
ダンダラテントウ(ハート型もいました。)、キイロテントウ、ヒメカメノコテントウ

庭のコナラでは、甘露の雨が降るくらい、アブラムシが大発生しています。そのおかげでテントウムシもいっぱいです。
キイロテントウはアラカシについてる菌を食べてくれています。「キイロテントウは益虫」と書いてあるページが多いのですが、でも、菌食の昆虫は、菌をばら撒く役もしているんじゃないかと思うので、本当にそうかな? とぼんやり考えています。

でこちらはテントウムシとは正反対の地味~な小さなゾウムシ、クロフヒゲナガゾウムシです。
クロフヒゲナガゾウムシ-19
結構すばやいのですが、なんとか撮れました。庭では何度か見たことがあります。身体の模様からすると、朽木なんかにいるんじゃないかなと想像します。たまたま下草に止まってくれたので、目だったのですが、すぐに落ち葉の上におりてしまい、わからなくなりました。
なんといっても、一押しはこの強そうなお顔です。
クロフヒゲナガゾウムシ-20

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
チャイロチョッキリ
庭のマテバシイに見慣れない食痕ができています。
見慣れない食痕-1 見慣れない食痕-2

そういえば、数日前から姿をちらっと見せている赤い甲虫がいます。そっとマクロコンデジを近づけると、パッと飛んで姿をくらまし画像を撮らせてくれません。そこで、望遠で撮ってやっと姿が確認できました。

ハムシかなんかと思っていたら、あれれ、口吻が長い。ゾウムシ? オトシブミ? いろいろ見ても見つかりません。そうだ、チョッキリかも、と検索かけるとわかりました。チャイロチョッキリというようです。
見慣れない甲虫-3 見慣れない甲虫-4

赤いのに何で、茶色? どうも標本にすると茶色くなるという記載があちこちに。このことで茶色となったのかもしれません。せっかく名前をつけるなら、生きている姿でつけて欲しいものです。

ホストはクリだそうで、でも何でマテバシイなんでしょう。庭にはもっと葉の薄いコナラもアラカシもあるのですが。でも、ネットに、クリにいなくなって今度はマテバシイに来ていたという記載がありましたので、マテバシイも好きなんでしょうね。

追加で記載します。
マテバシイを調べていて、ブナ科のクリ亜科に、クリ属とともにマテバシイ属があることを知りました。コナラは、ブナ科のコナラ亜科に、つまり、マテバシイはクリに近いということですね。虫はそれをちゃんと知っているということ、「なるほど」です。

庭から80mほどのところに栗林があります。そこで行ってみました。やはりいました。少なくとも3頭。クリにも同じような食痕がついていました。
チャイロチョッキリ-7 クリの食痕-5
産卵痕を見たかったのですが、見つかりませんでした。幼虫は葉潜りかもしれないというサイトも。見てみたいものです。

ところで、夕方庭をうろうろしていて、ふとズボンを見ると、うわあ、赤い虫が・・・・・くっついて脚をバタバタさせています。産卵管から粘液が糸のようにのびて、その中に丸い粒々が。卵のようです。いったい何で私のズボンにくっついてしまったのか・・・。翅に窪み、つまりどこかで私の足と何かではさんでしまって、その時に卵が出てしまったということのようです。気づかなかったとはいえ、可愛そうなことを。すごく後ろめたい気分です。もう駄目かもしれませんが、そっとマテバシイの葉にのせておきました。 
ズボンにくっついていた-8

庭に来ているものに♀がいたということは、マテバシイにも産卵するんでしょうか。
皆さんのそばの栗林やマテバシイにもいるかもしれませんよ。

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
イヌビワシギゾウムシ
桜のトンネルの登り始めてすぐのイヌビワにイヌビワシギゾウムシが産卵のための穴を開けていました。もう1匹いたのですが、すぐに逃げてしまいました。これは♂だったのかもしれません。
イヌビワシギゾウムシ

時間があまりなかったのですが、とりあえず動画をとることに。するとすぐに産卵を始めました。あら、もう終わり? でも、また口吻をつっこんでいます。
[広告] VPS


ハイイロチョッキリは穴を埋め戻していたのでそういうことかと思ったのですが、後で調べると、なんども産卵管を中に入れては、穴をあけ、を繰り返して最後に少し時間をかけて産卵するとのこと。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-a1ac.html
これでいいかな?と試していたのでしょうね。

ところで、その場では気づかなかったのですが、手前の花嚢の側面に数箇所何か刺されたような痕がありますね。これ、ひょっとしたら、シギゾウムシが餌をとるために、花嚢の横から口吻をつっこんだんではないでしょうか? 手前は食料、奥は、産卵用ということかも。

代表M
昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
虫も走り出しました!
「走るってドユコト?」と思いませんでしたかー?こゆことです。
1704himeosamushi7455.jpg
翅が退化して飛べない虫がいます。オサムシの仲間にはそういうのがたくさんいます。
で、写真はヒメオサムシだと思いますが、この時期道を走っているのをよく見かけるようになります。
1704himetsuchihanmyom07579.jpg 1704himetsuchihanmyom07611.jpg
そしてこちらも翅が退化して飛べないヒメツチハンミョウ(多分)。触覚の途中に大きな飾りのようなものがありますが、これが♂の特徴。青緑の深いメタリックというとても不思議で美しい昆虫です。
これも道や草地を走って(オサムシよりは遅いので歩いている感じかも)いるのを見かけるようになります。
ツチハンミョウの仲間はとても変わった生態を持っていて興味が尽きませんが、今回はスルーしますね。
ただ、このツチハンミョウの仲間は飛べないため歩き専門ですので手で捕まえるのは割と簡単なのですが、猛毒のカンタリジンを持っていますので、決して捕まえないようにしてください。触ったらすぐに毒が手に付くというわけでもありませんが、知らない相手は舐めてかからない方が良いですから。

ついでに今年初めて見たニホントカゲ。
1704nihontokage7615.jpg
昆虫が増えてくる今時期に活動が活発になるようになってます。

あれもこれも動きが活発になっていて見る方も忙しい、そして楽しい時期ですねー。
○管理人M
昆虫(甲虫) | コメント(2) |permalink
車に飛び込んできたベニヘリテントウ
3月19日午後4時ころ、観察を終えて館の裏の駐車場で車に乗り込んだら、窓に動くものを見つけました。指を濡らしそっとくっつけてみると、小さなテントウムシでした。
管ビンに移してよく見ると、黒い左右の翅の周囲に紅い縁取りがある、体長5mmほどの見慣れないテントウムシでした。

大阪市立自然史博物館の「大阪のテントウムシ」(2005.12)で検索すると、ベニヘリテントウ(テントウムシ科ヒラタテントウ亜科ベタリアテントウ族)だとわかりました。

このテントウムシは、本州、四国、九州の山地から平地まで広く分布し、樹林、林縁、果樹園などにいるようです。成虫も幼虫も、オオワラジカイガラムシ(ブナ科につく)をエサとしています。成虫越冬のようで、成虫は年中見られるようですが、オオワラジカイガラムシのたくさん現れる春には特に多く見られるそうです。

シャーレの中で動きが速かったので、冷凍庫に3分ほど入ってもらい動きを鈍らせてようやく写真が撮れました。
RIMG2443.jpg RIMG2444.jpg RIMG2445.jpg

皆さん、いろんな虫の動きが活発になってきましたよ、外に出て楽しく観察を始めましょう。そして、このブログにのせてください。
久留米のG



久留米のGさん、ベニヘリテントウの生態に関する記事をありがとうございました。
ベニヘリテントウは、私も何度か目撃していますが、単体でいることがほとんどでした。ただ、2014年5月17日に、おもしろいことにアカメガシワの蜜腺に、幼虫~成虫まで複数個体がおりまして、中には交尾しているものも目撃できました。アカメガシワの木はお見合いの場だったのかもしれません。(笑い)
2014年5月17日 ベニヘリテントウ幼虫P5170345 2014年5月17日ベニヘリテントウ交尾P5170351 ベニヘリテントウ 2014年5月17日P5170348

餌のオオワラジカイガラムシは、この日には目撃できませんでしたが、2013年5月13日に五郎山のクヌギの樹皮にいる雌成虫を見ています。ベニヘリテントウの幼虫とオオワラジカイガラムシ幼虫は良く似ているようですよ。
2013年5月13日五郎山オオワラジカイガラムシ

代表M



昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
| home | next