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三国丘陵の自然を楽しむ会ブログ

福岡県筑紫野市と小郡市、それに佐賀県基山町にまたがる三国丘陵の里山の自然を楽しく観察する「三国丘陵の自然を楽しむ会」のブログです。
ジロボウエンゴサク
4月2日に地元の方からジロボウエンゴサクをいただきました。とても華奢な植物でしたが、コップに挿しておきました。
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花はすぐに終わってしまいましたが、根でもでればとそのままに。でも球根なので、根がでるはずもなく、花の終わった茎はどんどん腐っていきました。でも、なんと、これまたひょろんとした実ができていました。そして、その実が今日、水の中で少し弾けていました。本当は、クルリンとなるはずなのですが、元気がないのもしょうがありません。
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沢山できるはずの種はたった3個しかありませんでしたが、なんと、ちゃんと種になっていました。ファーブルで見てみました。なんてきれい! 黒いつやつや(とても細かな毛も点々と並んでいますが)の種が透明なティアラをかぶっているみたい。あるいは、天使の翼といってもいいのかも。
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この透明な部分、アリの好物のエライオソームです。アリが咥え易いような形をしているのかも。庭でもアリが運んでくれることを期待して、早速土の上におきました。

代表M

植物 | コメント(0) |permalink
びっくり!! 再びクロボシツツハムシ
先日クロボシツツハムシの交尾を載せていましたが、彼らは3日にわたって交尾を繰り返していました。
昆虫たちには、縄張りがありますので、同じ枝先で交尾したりしていれば、やはり同じ個体だろうと思った次第です。うちにはクロボシツツハムシがいますが、それでも、ヒメクロオトシブミのように数10頭もいるわけではありません。この目立つ体で、一度に目撃できた数はこの2頭です。交尾の合間に葉の縁をかじり、そしてまた交尾といった具合でした。

昨日朝、ペアはいなくなり、かわりに、♀だけがコナラの雌花付近でじっとしていました。翅が少し開こうとしているので、飛ぶんだろうと思ったのですが、動きません。横から見てみて、産卵中だったことがわかりました。後脚で卵を抱えています。そして、卵はすでに糞で覆われていました。翅が少し開きそうな感じだったのは、腹圧がかかっていたからだと思いました。
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では、卵が見える産卵の最初からと、カメラを構えていたところ、やはり出てきたのは糞で覆われた卵でした。びっくりです。体の中で糞に囲まれて卵がでてくるなんて、思ってもいませんでした。 産卵が終わると、後ろ脚で払うような感じで、卵は下に落下します。卵(糞に包まれた)の大きさは約2mm x 1mmのラグビーボールみたいです。だから、転がるとどこにいくかわかりません。
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中の卵がみたくて、少しカットしてみたら、パリッツと外側が割れました。結構乾いていて、しかもちゃんと中に空洞があって、つやつやの黄色い細長い卵がでてきました。
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どんな構造なのか想像してみました。


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昆虫(甲虫) | コメント(0) |permalink
やっぱりカブった!
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私も17日にヒメハギ撮ってました(^o^)
やっぱりこの時期はこれですよね!
ってこともないと思うんですが、同じような時期に似たようなものを見つけるというのはよくあるケース。
当たり前と言えば当たり前ですが、事前に何も話題にせずにたまたまというのがちょっと面白かったりするのでした。
ヒメハギ、本当に小さいんです。気付かずに上に座ってみたりします。
よく見るととても華やかなのでございます。

実は私の本題はツチハンミョウの成虫でした。
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先月だったか、幼虫の話題が出てましたよね。今年の幼虫はまだ幼虫だと思います(過変態という独特の変態らしいので「だと思う」としてみました)ので去年またはその前の年に生まれたやつらということになると思います。
上段3枚がメス、中下段4枚がオスです。
どちらも美しい金属的な深い青です。
これまでも毎年何回かはツチハンミョウ成虫に当たっていますが、今年初当たり、しかもこの日この場所で10頭以上は見たのです。過去最高1日3頭だったのが一気に記録更新。小さいのは体長20mm程度、大きいのは写真下段のオスで40mmくらいありました。オスでも20mmクラスがいたりメスも20-25mm程度といろんなサイズのがオスメス問わずいることに初めて気が付きました。
種類はおそらくすべてヒメツチハンミョウ。
翅は面影程度に残っているだけで飛べません。歩き回り専門です。これが結構速い。地面をしきりに気にしながら歩き回ります。たまに草を食べます。(下段右はワラビの旨そうなところを食っているところ)
飛べないもので捕まえるのは容易ですが、最後は猛毒分泌しますんで決して触るべからず!
昆虫の専門家も「なかなか成虫は見られんよ」と仰ってまして、これまでも私はとてもよく当たる方らしかったのですが、今回のようなことがあればもう「ツチハンミョウ当たり屋」を名乗っても良さそうです(笑)。
ん?ちょっと待てよ。ヒメツチハンミョウ?導入部はヒメハギ?
おー、「ヒメ繋がりやったんか!」
ってか、「ヒメツチハンミョウを先にたくさん見てヒメハギに後から気付いたために「ヒメ繋がりじゃ」とヒメハギ写真も撮っていたら、ちょうど代表Mさんのヒメハギ写真があったもので便乗した」というのがコトの顛末なのでございました。
おあとはよろしいですか?

○管理人M
昆虫(甲虫) | コメント(3) |permalink
季節が移っていきますね。
庭で小さなものを観察しました。
コナラの葉を食べていたアシナガオトシブミ、真っ赤でとってもきれいです。口元にしっかりとコナラの繊維がついています。
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小さな蜂が地面近くを飛んではとまりを繰り返していました。ヤドリコハナバチの一種?よくわかりません。ヤドリコハナバチとすれば、寄生するということでしょう。何でも、労働寄生というそうで、他のハナバチの仲間の巣穴で餌を盗んで食べて育つということらしいです。地面近くを飛んで何かを探しているということはハナバチの巣穴を探していたのかもしれません。
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この時期には、小さなヒメハギも咲いています。種にはアリの好物がくっついていて、アリに運ばせて分布を広げるそうです。庭に植えたわけではありませんので、そうやってこの花はうちにもやってきたのでしょう。
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ムシヒキアブの仲間も羽化していました。画像を見て、びっくり。お食事中だったようです。アブラムシでしょうかね、犠牲になったのは。
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観察会の時にも現れたクロボシツツハムシです。この仲間は、卵を糞で覆います。幼虫は糞でケースを作るのですが、この幼虫は地表で生活するとネットにありました。
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ふと見上げると、北側のお宅の屋根の少し上をサシバが南に向っていくところでした。小さな世界ばかり見ていたので、なかなかフォーカスが合わず、とらえた時にはかなり上昇した後でした。サシバが渡って、もう初夏なんだな~と感じた1日でした。
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代表M







自然観察全般 | コメント(0) |permalink
4月6日の観察会
桜が満開でしたね。N田さんの画像です。
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今回は、別の観察会もあっていたようなので、弥生の丘の方へは行かないことに。 ヨシノボリの溝沿いの疎林でも楽しいこといろいろです。ここ暖かそうとやってきたルリタテハ。W稲さんのコートからしばらく動きませんでした。
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シルバーグリーンのコナラの若葉、美しいですね。と見ていると、小さなボンボリみたいなものが。コナラの芽がタマバチが産卵したことによって、葉にならず、虫こぶとなった、ナラメフクレフクロフシ(楢の芽が膨れたもの)です。タマバチはすでに羽化脱出した後で、小さな丸い穴がありました。
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管理人さんが、とっても素敵な記事を書いてくださっていますが、まさにその通り。生き物たちにはいろんな繋がりがあって、それが断ち切られると、途端に姿が消えてしまいます。 この虫こぶを作ったタマバチだって、羽化した時期にコナラがなければ、命がつながらないことになります。あなたの周りに、ありませんか? そういえば、最近見なくなったな~という植物や生き物が。

観察会をするにあたっては、久留米のGさんや、管理人さんなど、下見をしてくださっています。今回久留米のGさんが見つけてくださったのが、ツチハンミョウの幼虫団子です。Gさんの画像で、3月26日のものです。
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ツチハンミョウの幼虫は、春、桜の咲く時期に、土の中に産卵された何千個という卵からいっせいに孵化。近場の植物の上にのっかって、ハナバチの土の中の巣に連れて行ってもらうのを待っているところです。最近の研究で、その地方の特定のハナバチの♀
のフェロモンに化学偽装した物質を出して、ハナバチの♂を待っているということがわかってきたようです。上手く、ハナバチの♂に飛び乗れたら、♀の交尾する時に、今度は♀に飛び移り、そして、巣穴に連れて行ってもらうそうです。すごいですよね。26日に見つかった幼虫団子は、観察会時にもありました。なかなか上手くいかないのでしょうね。何千匹と生まれても、上手くハナバチの巣にたどり着くのは、いったい何匹なのでしょう。本当に奥の深い世界です。こういった感動を味わいながらの観察です。
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N田さんは、見晴らし台のところで、帰り道に、ツチハンミョウの幼虫団子を見つけられたそうです。今まで見えなかったものが見えるようになるって、楽しいですね。

この日は、春の妖精、ツマキチョウも姿を見せてくれました。M原さんの画像です。
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参加された皆さん、画像をいただいた皆さん、ありがとうございました。
代表M




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